地方でも行われている、「第4級アマチュア無線技士」の養成課程講習会。
今回は、当地・宮崎市の日本赤十字社宮崎県支部の会議室を会場として行われています。
この資格は、アマチュア無線の中では「初級ハム」と言われています。
今回の最少年齢者の小学1年生の女の子・・現在7歳・・・
まだ、漢字はたくさんは習っていないし、知らないと思う。
それでも、一生懸命にハム免許(アマチュア無線免許の事です)を取ろうとしている頑張り屋さんです。
たくさんの大人の中に混じって、知らない漢字との格闘のようです。
彼女の高校生のお姉さんは、すでに免許は取得していて漢字の読み方などを教えてくれていたらしい。
画像の最前列左側の青色の女の子です
そこでの、彼女が電波法規の答えの見つけ方に拍手を贈りました。
その内の1例を・・・・・
問い:
電波法の目的とは?
答え:
「電波の公平かつ能率的な利用を確保することによって、公共の福祉を増進すること」
四者択一式の問題なので、正解が1つ選べればいいのだが、まだ小学1年生には、問題さえ読めないのです。
しかし、お姉さんとの特訓で感心したことがありました。その時の会話です。
:「この問題の答えはどれか判る??」
:「漢字が判らん・・・」
:「この電波法の目的はね・・・」
:「ちょっと待って・・・電波法・・・え~~っとね・・ちょっと待って・・」
:「教えてあげようか?」
:「思い出した~♪これはねぇ~『ハムハノネネ』だからぁ~『これ!』
・・・と正解を指差しました。
当たり~~~♪
:「ねぇ・・『ハムハノネネ』って何なの??」
:「ほらここに書いてあるわぁ~♪」
:ハムは判ったよ。で・・『ハノネネ』は何?」
やっと説明してもらって判りました~♪
『ハムハノネネ』とは・・・
「公共の福祉」・・・ここを見つけます。でも漢字は知りません。
公・・・上部と下部の「ハム」
共・・・下部の「ハ」
の・・・「ノ」
福・・・しめすへんの「ネ」
祉・・・しめすへんの「ネ」
「公共の福祉」を「ハムハノネネ」として見つけていました。
今では難しい漢字でも、こんなにして出会ううちに、ホントの読み方も覚えてしまう事でしょう。
終了試験に合格してしまえば、立派な「アマチュア無線技士」・・・
今は意味は判らなくても、合格すれば、これでも国家試験。
後でユックリと勉強できます。
明日(日曜日)は講習会の後、終了試験、合格することを心から祈るばかりです。
青少年が科学に対して興味と関心を一層高めてくれれば、それが
一番です
講師はJG6☆XO氏
そして、私的には、この方たちが更に「第3級アマチュア無線技士」の資格を取って、「モールス通信」を楽しんでくれればいいなぁ・・と密かに思っています。
何を今更、「モールス通信」・・・・・されど「モールス通信」なのです。
このレトロな通信方式ですけど、一度覚えたら、ホントにハマってしまいます~