開幕してた

2007-04-01 14:27:47 | 野球
こないだキャンプ・オープン戦総括(野手編)を書いたので次は投手編を書こうとしたけど、いつの間にやら開幕していました。
いまさら総括してもしょうがないので、今シーズンの順位などを予想してみます。

と、その前にやっぱりちょっとだけ投手の総括をしときます。
まずいえるのは、野手に比べてかなり平均年齢が低いということ。
先発ではオープン戦で結果を残した、今季23歳になる長峰と、
24歳になる佐藤亮の両左腕が、ローテに入ってくるようです。
どちらも球威があるタイプではないですが、長峰はスリークウォーターのフォームから、
ちょっとスライドする(?)クセのあるストレートで打たせてとるタイプ。
佐藤は変化球(カーブがいい)とキレのあるストレートで打たせてとるタイプ。

どちらも低めにボールを集めてなんぼという感じピッチャーですが、
現時点では長峰のほうがそれができているという印象です。
佐藤はオープン戦のときのままのコントロールではシーズンに入るとちょっときついかも。

川上、山本昌、朝倉、長峰、佐藤亮、中田とこんな感じでまわしてくと思いますが、
誰か不調だったり故障しても吉見、故障中の平井、小笠原、ルーキーの浅尾、
今は中継ぎやっているグラセスキなどなど控えも万全。
僕の予想では、川上、山本昌、朝倉以外は今挙げた投手を中心に、
調子のいい人が入れ替わりで先発するかたちになると思います。

4,5月は6連戦が多いですが、これだけ先発の駒がそろっているチームは他になく、
スタートダッシュもありうるかもしれません。

一方の中継ぎ陣はやや不安。
高橋聡、鈴木がいまいち結果を残せず、中里も開幕一軍に入っていません。
セットアッパー候補だった中里が一軍に入っていなかったので故障かと心配したけど、
ファームで投げているようなので故障ではなさそう。

当面はオープン戦で防御率0.00の小林と復調の岡本と両外国人投手に頼らざるを得ない状況です。
岡本以外は経験が少ないという点が不安要因です。
高橋、鈴木、中里が一皮剥けてくれればその不安も払拭されるんですが・・・
でもまあ、なんとかなるでしょう。

抑えは言うまでもなく岩瀬。
今年も頑張ってください。

野手と違い投手は新しい顔がたくさん見られると思います。
若手、中堅、ベテランのバランスも良いので今後5,6年は安泰でしょう。
長くなったけど投手陣の総括はこんなもんです。

ようやく順位予想をします。
1位中日
2位阪神
3位広島
4位ジャイアンツ
5位ヤクルト
6位横浜

1位中日は簡単に決まりました。
野手の層の厚さにやや不安はあるものの、沢井が打つほうで成長したのがかなり大きい。
内野のどこでも守れて、足もあり、打てるようになったので層の薄さもかなり解消されたと思います。
投手陣はさっき書いたように層が厚いし、総合力から見ても中日の1位は順当でしょう。

2位阪神はここ数年の優勝争いで、勝ち方を覚えている点が大きい。
打撃陣にあまり迫力を感じないのと、先発投手に故障者が多いのがマイナス要因。
勢いに乗り出すと怖いけど、トータルで見ると得点力がない気がします。

3位広島は希望です。
とはいえ打力で言えばセリーグでもトップクラスなので、
先発投手しだいでは夢ではないと思います。

4位巨人は戦力的にはAクラスだと思うけど、
去年もそんなこと言って全然ダメだったので今年も同じでしょう。
妙に機動力や走塁にこだわっているようですが、そういうチームじゃないと思います。
中日のような緻密な野球を目指しているのかもしれないけど、
メンバー的にそういう野球ができるメンバーだとは思えません。
機動力を意識しすぎて、から回りしそう。
それから投手陣も不安。

5位ヤクルトはこの2試合を見て評価が下がりました。
多少戦力ダウンしても、そのたび新しい選手が出てきて穴を埋めてきたヤクルトですが、
石井、五十嵐が怪我、岩村、ラロッカが移籍した今季はさすがに厳しそう。
打撃陣は3人の外国人頼みですが、リグスはさすがに去年ほどの活躍はできないだろうし、
ラミレスも徐々に衰えている感があります。
新外国人のガイエルは結構打ちそうだけど、守備が大いに不安。
あの守備なら打つほうでウッズ並みの活躍してくれないと割に合いません。
投手陣も中継ぎが弱すぎ。
初戦の勝っている状況で投げたのが木田、佐藤、花田ですから、駒不足な感は否めません。

6位横浜は戦力的にちょっと厳しいでしょう。

やっぱり中日だけ頭ひとつ抜けてます。
これといった故障者もなく、不安要因が一番少ないです。
現時点でリーグ優勝に最も近いチームだといって間違いないでしょう!


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