頂 日本平大音楽祭２００９

肌寒い雨が降る金曜日。
明日は若干の雨が残るが、その後、日曜まで天気は回復しそうだ。
気温も、夏日になりそうな気配。
：http://www.jma.go.jp/jp/week/327.html

芝生広場は、気持ちよく乾いてくれるだろうか。
草いきれが青々と、気持ちのよい空気を提供してくれるかもしれない。

天気がよくなれば、富士山と三保半島に伊豆半島、駿河湾、清水港をのぞむ、あの頂に、今年も音楽祭が繰り広げられる。

日本平ホテルの芝生広場では、お馴染みテレビドラマ「華麗なる一族」のロケが行われ、
夏には花火大会に開放され、心地よい空間で楽しませてくれる。

ここを会場に、二日間の音楽イベントが開催される。

会場が広いので、子どもたちが遊べたり、キャンプサイトを設けたり、飲食や雑貨のブース、
ろうそくやエコバッグ、マイ箸などのワークショップ体験ブースなどが用意される。

ステージも、３箇所。

昨年は、あっち、こっちと移動しながら楽しかった。
狙っているアーティストを待って、早くから動かずに、一つのステージに陣取るファンもいた。
楽しみ方は、さまざま、気まま。
踊ったり、寝転んだり、遠くから、間近から。

芝生広場は、音楽に満たされた、幸せな空間になる。



◎参加アーティスト
http://www.itadaki-bbb.com/artist

◎タイムテーブル　３ステージの進行表
http://www.itadaki-bbb.com/artist/timetable



舞台装置や照明効果の仕掛けられない野外ステージで、音楽を持ち込んでくる参加アーティストは、いずれ劣らぬ実力派ぞろい。

のみならず、この音楽祭のオモシロさは、運営の仕方や、考え方にもある。

会場には、マイカップやマイ箸の持参を薦め、日が落ちるころはキャンドルタイムを設け、
駐車場代金には、何人乗ってきたかで金額が異なるチャージがつく。

人が大勢集まるのは、楽しい。
しかしその後が惨憺たる有様になるのは、悲しい。

集いが美しくあるために、一人一人がちょっとづつ、当たり前のことを気をつける。

ついでに、できることもやってみる。

環境を声に出して注意喚起しなければならなくなったのも、
一人一人が、きっと、ちょっとづつ、いい加減にしてきたからだ。
ちょっとづつは、本当に、根気よく降り積もる。

３箇所のうち、２箇所のステージでは、当然ながら電気を使う。
この音楽祭では、発電を廃油のバイオディーゼル発電でまかなう。
出店ブースの電気も、そうだ。

家庭にある廃油を回収もするので、天ぷら油があったら、ペットボトルなどに入れて、会場へ持って行こう。

もう一箇所は、太陽光発電を用い、ティピーを応用するらしい。
これは一体どういったステージができるのか、興味がある。



◎頂プロジェクト
http://www.itadaki-bbb.com/project

◎頂ガイド　会場案内・出展ブース案内
http://www.itadaki-bbb.com/guide



６月６日７日、午前９時３０分に開場する。
遊びながら、野外ライブの始まるのを心待ちにする。
会場は、入退場自由。
夜までの、一日の空間の変化も、楽しい。
ゆったりと過ごせる空間と、時間と、音楽。

こういうのを、贅沢と言うのだろうと思う。


◎頂　日本平大音楽祭２００９
http://www.itadaki-bbb.com/

なんとも