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2012年12月26日水曜

2012年12月26日 | 東北地方太平洋沖地震

 

津波の発生をいち早く捉えるため、東北の沖合300キロ余りに気象庁が設置した、
新しい海底津波計の運用が、25日から始まりました。

東北の沖合や海外など、地震が発生する場所によっては、
津波を沿岸で捉えるよりも早く検知できる可能性があり、
気象庁は津波からの避難の呼びかけに役立てることにしています。

新しい海底津波計は、気象庁がことし10月に、船で東北の太平洋沖、およそ320キロと380キロ、
日本海溝の東側の海底に2台設置しました。
仕組みは、水圧で津波の高さを測り、海面に浮かべたブイに積んである
衛星通信装置でデータを送るというもので、25日から運用が始まりました。

気象庁によりますと、これにより、東北や北海道など太平洋沖では、
日本海溝付近で起きる地震など、地震が発生する場所によっては、
津波を沿岸で捉えるよりも10分から20分程度早く検知できる可能性があるということです。
また、南米チリ沖で起きる地震など、海外の地震で発生する津波にも役立つということです。
津波をより早く捉えるため、国内にはこれまでに、北海道の釧路沖100キロ、
千葉県の房総半島沖30キロ、高知県の沖合70キロなど、35か所の沖合に
ケーブル式の海底津波計が設置されていますが、これで沖合の観測点は合わせて37か所になります。
気象庁は、津波の情報に盛り込んで、避難の呼びかけに役立てることにしています。

 

*東日本大震災の余震以外は青 23時5分

 

26日20時44分頃 新潟県中越地方 M3.8 震度2
26日16時20分頃 千葉県東方沖 M3.6 震度1
26日12時09分頃 福島県浜通り M2.6 震度1
26日11時31分頃 宮城県沖 M3.5 震度1
26日04時59分頃 岩手県沖 M4.2 震度3
26日03時44分頃 岐阜県美濃中西部 M3.3 震度1
26日02時09分頃 東海道南方沖 M5.1 震度1
( 北緯32.0度、東経138.2度)で震源の深さは約390km
26日00時58分頃 空知地方中部 M2.2 震度1

 

 



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