J’sてんてんてまり

はじまりは黎明期。今は、記憶と記録。

見て食べて遊んで

2006年09月29日 | 今回のお知らせ
静かで涼やかな夜。

秋は夜と朝に深まってくる。

腰を落ち着けて楽しめる時期、なるほど、さもありなん。

静岡市出身の映画監督、山本起也の「ツヒノスミカ」が、東京ポレポレ東中野で、明日より公開。
今回も、上映後にトークショウなどイベント多彩。山本監督からお知らせがきた。
ゲストは、下記の如く。
上映/13:00 17:10 21:10(上映時間80分)

9/30(土)13:00終了後 女優の斉藤とも子さん
10/1(日)13:00終了後「ツヒノスミカ」音楽の谷川賢作 さん
10/2(月)21:10終了後 林海象さん(「夢見るように眠りたい」「探偵事務所5」)のトーク
10/3(火)21:10終了後 成田裕介さん(「あぶない刑事FOREVER」「バカヤロー!2」」)
10/4(水)21:10終了後 高橋伴明さん (「TATTOO(刺青)あり」「光の雨」「火火」)
10/5(木)21:10終了後 福岡芳穂さん(「愛してよ」「空が、近い」)
10/7(土)13:00終了後 伊藤俊也さん(「女囚さそり」「誘拐報道」「プライド運命の瞬間)
10/9(月)13:00終了後 佐藤真さん(「阿賀に生きる」「エドワード・サイード」)

問い合わせ/ポレポレ東中野(03-3371-0088)
いせフィルム(03-3406-9455)


また、地元静岡の上映会での評判がすこぶる良く、再上映の声が高まり、これに応えて
11/18(土)静岡市民文化会館中ホールにて上映会の予定だそうだ。

91歳のばあちゃんの、存在感たるや、すごし。



昨夜と今夜はニューシネマパラダイス。
映画館でどんな思いが充満したろう。

今年も七間町映画祭。
http://www.cine-7.com/

土曜日の明晩と、日曜夜はスティーブ・マックィーンの「大脱走」をニュープリントで。
10月2日月曜日は、カンヌ映画祭グランプリを取った、’65英国映画「ナック」
最終日10月3日は人形劇のR-18指定「チーム★アメリカ ワールドポリス」

映画館街に連なる商店街をそぞろ歩く楽しみを絶やさずに、古くからの顧客を現在に継ぐ繁華街の粋な計らい。

いずれの日も、映画館の通常上映の後、最終の夜8時からの回のみ。



同じ七間町で、10月7,8日の土日、WORLD MUSIC BAZARがある。

ストリートショウのステージは、21組の参加。

出演者の顔ぶれを見ると、ネパール舞踊、オーストラリア楽器イダキ演奏、ブラジル・カポイエラ、
ハワイアン・ウクレレ、ラテン・バンド、アイリッシュ・バンド、フラメンコ・ギター、
バリ島・ケチャック、ボリビア・バンド、二胡、ボサノバ、津軽三味線、沖縄三線、サンバ、
パラグアイ・アルパ、ブラジル・ショーロ、フランス・ミュゼット、ペルー・フォルクローレ、
ああ、世界の音楽と食べ物のお祭りというだけある。

楽しそうだ。



その10月7,8日、七間町と呉服町、紺屋町には、静岡市のローカル・フードの屋台が並ぶ。

最近富に注目の「しぞーかおでん」の出店だ。

静岡おでん祭りが開催され、ウチのおでんこそ一番、と、29件が味自慢。

牛筋や、モツ、たまごにジャガイモ、練り製品、こんにゃくや昆布、
そして、忘れてならない黒はんぺん。

黒くて底の見えないだしを張ったおでん鍋に、どの具も串に刺されて、仲良く浸かっている。
おさらに取ったら、だし粉と青海苔をパラパラッとかけるのをお忘れなく。
お好みで、ネリカラシも大人のお味。

時々味噌だれも、味のリズムに欠かせない。

戦後の混乱期、市民の腹を温かく満たしたしぞーかおでん。

しぞーかおでんは、いっぱい飲み屋さんだけでなく、駄菓子屋にも、海の家にも、どこにでもある。
冬の食べ物ではない。一年中、おやつであり、おかずであり、酒の肴。

やっぱりウチのおでんが最高に旨いけど、この日ばかりは、串を手にそぞろ歩いて
おでん探検、してみるか。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿