3月11日の『大震災発生』以来…
東北各県の被災地はもとより、『日本』という【国そのもの】に落ち着きがなくなり 世間が騒がしい日々が続く昨今であります。
そんな中…
昨日の3月23日は 店主の娘の命日でありまして …
偶然にも昨日、お仕事が休みだった店主は 久しぶりに成田市の外れにあるお寺へ女将
と二人で『お墓参り』に行ってまいりました。
【世の中の大騒ぎ】とは まるで無縁じゃないか? と思うほど、いつもと全然変わらず 静かな境内に心の落ち着く
店主。
見た限り、お寺にもお墓にも地震による影響は殆ど無かった様子で 先ずは一安心。
どのお墓も 皆さまお墓参りに見えた様子で 色とりどりの供花が弱い北風にゆらゆら揺れ、明るい雰囲気に包まれておりました。
娘と義父の眠るお墓にも きれいな供花が供えられてて、足元には『お供えのいちご』をカラスが『失敬した跡』も、ちらほら…。(^。^;)
いちごを片付け、持参した花を先客のいる花受けに『ちょっと割り込み』させて貰い
線香の煙流れる中 しばし合掌…。
静かで心癒されるひとときでありました。
あれから10年…。
『時の流れは早いモンだなぁ~』としみじみすると同時に『だもの
店主だって歳喰うハズだわ
』と想うことしきりでして…。
娘はきっと…
【パパ。『お爺さん』みたいだね】とお墓の中で軽口叩いて笑っているに違いないな、きっと…。(≧ε≦)
【10年ひと昔】とはよく言ったモノですが
今の時代【3年経ったら『ひと昔』、7年経ったら『大昔』、10年経ったら『太古の昔』って言うんですよ】って教えてくれた会社の若い奴ら。ホンマかいな?(゜∇゜)
でも 確かに『言い得て妙』と言うべきか…
10年前 当時35歳だった店主は 身の回りの事は記憶にあるけれど
当時の『世相』とか『流行』とかは全~然記憶になくて たまにテレビでその時代の出来事を取り上げても 年号や西暦でようやく分かる始末
情けないモンですなぁ…
そう言えば お墓参りに行く前日の夜の事。
食事も終わって 【ボーッ】と過ごしている時に店主は『全~然気付かなかった?』つうか…【気配すら感じなかった
】のですが
どうも 我が家に【店主の娘と、女将
のお父さんとお婆ちゃん】が【団体さま】でお越しになっていたらしいんですな
(・◇・)いらっしゃいませ~。
【お三人さま】は終始ご機嫌だったご様子だったとは お墓参りでの女将談。
生きていれば14歳…中学生だなぁ~。店主的には『4歳』から成長が止まっているので 『中学生』になった娘の姿など想像すら出来ないのだけれど…
まぁ きっと絶対に間違いなく
( ̄∀ ̄)
【店主そっくりの美少女】であることは間違いないンだろうなぁ~ きっと
生きている者は…
お墓の前にいると『生きてきた時間の経過』を否応なしに感じる事になるものでして。
『亡くなった者』への想いと…『生きている』自分の生きざまと…。
様々な想いを重ね合わせ 、静かに手を合わせる時間に安らぎや癒しを感じる…。
娘がニコニコ笑っているような気がした
そんな、命日のお墓参りなのでありました…。
お寺の本堂前にある『白梅』は満開
春はもう『すぐそこ』まで来ています…。
皆さま 頑張りましょうね