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無人島

2008年03月20日 | Weblog
というのは、一歩足を踏み入れたら無人島ではなくなるのだった。
呼び名とは難しいものだ。
高速道路が渋滞していれば低速道路になるのと同じ。
たいやきは餡もクリームも中は色々出来るが、たこ焼きはネーミングを間違えたか、中身を海老にしてしまえば、たこ焼きでなくなってしまうから、蛸しかいれられないという難しい問題がある。
傘はビニール傘があるならポリエステル傘とか日傘も布傘と呼ぶが正しい。それかビニールの方が雨見え傘と名前を変えるか。

私達も頭から足先まで無数の呼び名がついた中で代表の名前がある。
『こんにちは。いずさんの頭部にあるつち骨さん、故障していませんか?』
『ええ、お陰様で。そちらは元気ですか?ちゃんと二十秒一回りで血は巡っているかしら?』
『そうそう、指先皮膚層のルフィニがあなたの指先皮膚層クラウチに恋しちゃって。今度お見合いさせてもらえません?』
『いいですけど、69億番目の神経細胞ニューロンの故障がおさまればね』
『わたしの方もたんのうと肝臓の中が悪くて中身は大変です。おかげでたん汁が貯蔵されないんですから』
何の話だ、わからなくなった。ズレまくり。雨のせいかな。