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思考内リゾート

夢見過ぎの『日傘』初体験男の感想

こんばんは、安井ふみです。
大阪南寄り住まいです。

日傘初体験しました。昨日の話ですが。

前にブログで『折り畳み日傘を購入したものの、いつまにか今ある折り畳み傘のうちのどれだったかわからなくなったまま、日傘として使っていないままでいる』と書きました。
でも今回その『日傘』のことではありません。

おととい夜勤出勤時には雨で、普通の黒い雨傘を差して出掛けたものの翌朝には、普通の少し雲の多い晴天の夏空。…でも九月なのに完全夏空。まだ午前なのにすっかり暑い。

駅からうちまでの8割近くは、影を作ってくれる建造物が何もなく、『直射日光ロード』が直線で続くのです。
傘は会社のロッカーにすでに二本を置き傘として入れてあり、昨夜差した傘は持って帰ることに決めていたのでふと、『そういや傘持っていたんだ、日傘専用に施されたものではなくても黒い傘は日光を遮ることはできる、完全遮断はできなくても』と、早速喜んで差してみました。
昨日使っていたのでちょっと日干しの意味合いも兼ねてですが。

それは『日傘初体験』、
厳密には日傘でなく、ただの雨傘なので『日傘疑似初体験』。

その感想はシンプルに語るなら、『日除けはできるけれど、涼しくなならないです』...ね。
もちろんこの時の傘はただの雨傘で、完全遮断を施した日傘とは感覚は違うでしょう。それでも、

…当たり前ですね、差し手を涼しくさせる冷房機能は全くないのですから。涼しくなりようがありませんわ。

私はどこか暑さもしのげると期待していたんです、愚かにも。
ただ現実、日を当たらずに済むだけです。

あらためて私、期待し過ぎの、夢見がちだったことに気が付きました。
そういうところはポジティブ思考と言えばそうなのでしょうが、“ただのお〇ヌケさん”とも言えないこともないですね…。

『実際日光を避けられるだけで、もう目的は果たしているではないか!』なのですが、
いつも私のネガティブ思考を発揮してしまうので、下からのモヤっとした熱気をあえて感じし過ぎて、そちらの暑さが気になって仕方なかったのでした。
傘を差したその空間だけやけに暑さが籠っているような不快感です。
(←あくまでも個人の感想です)

愚かな私は、『意外にも傘を差さない方がまだマシかも』と傘をずらしてみると、
普通に日光が熱く照らすだけ。
アメリカの西海岸なら何となく納得してしまうのでしょうが、ここは大阪。なんとなく全てが暑苦しい大阪。
なのでともかく、“これはこれで嫌”とすぐ傘を戻しましたとさ。やっぱり日除けがいいのねと自覚して。

結局、選択肢は二つ。
●下の熱を体感以上にもろに感じて歩き続けるか?
●焼き付けてくる日の光に気を取られて、熱さのことは二の次になって歩き続けるか?

実害としては紫外線のほうが大きいので、日光を遮る方を選ぶべきでしょうね。この閉鎖的もなんともで。

などと何も決められない私でした。

こんな自宅近くで近所の人も見ているかもと思うと、
この時『私も日傘デビューか。』と感慨深かったです。

『直射日光ロード』も終わりに差し掛かり、朝食買いにスーパーに寄ろうと道を外れた時後ろに見えたのたのは、なんと日傘を差した少し高齢の男性サラリーマンと、その後に続く日傘の女性。
自分も含めて『連続日傘歩き』をしていたことに気が付き、『これが当たり前の時代なんだな』とつくづく思った私の夏の光景でした。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

私の適当な見解なら、こんなに暑くならなければ(大阪の夏の最高常温35℃の5℃くらい低ければ)そんなに日の光も感じないものかなと思ったりもしましたよ。
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