
ド派手な復帰戦となった。広島の新井貴浩内野手(38)が14日、紅白戦に初出場し初打席で本塁打を放った。
紅組の「五番・指名打者」で出場し、白組先発の野村祐輔投手(25)から左中間スタンドへ豪快な一発。天福球場に詰めかけた2500人のファンから大きな歓声を受けながらダイヤモンドを一周した。前日に「投手相手に打席に立って、自分がどのような反応をするか見てみたい」と話していたが、最高の結果となった。
ド派手な復帰戦となった。広島の新井貴浩内野手(38)が14日、紅白戦に初出場し初打席で本塁打を放った。
紅組の「五番・指名打者」で出場し、白組先発の野村祐輔投手(25)から左中間スタンドへ豪快な一発。天福球場に詰めかけた2500人のファンから大きな歓声を受けながらダイヤモンドを一周した。前日に「投手相手に打席に立って、自分がどのような反応をするか見てみたい」と話していたが、最高の結果となった。
オリックス春季キャンプ(14日、宮崎)広島から加入したバリントンが初めて打撃投手を務めた。打者2人に対して47球を投げ、安打性の当たりは3本。「ツーシームを低めに制球できていた。感覚は良かった」と白い歯を見せた。
中島やブランコらとともに、大型補強の一人として期待が寄せられる。「すでに5、6回ブルペンにも入っている。これからは実戦をこなしていって、シーズンを迎えたい」と充実感に満ちていた。(共同)
キャンプ日程へ
春夏合わせて甲子園で5度優勝している横浜高(神奈川)の野球部創部70周年記念祝賀会が15日、横浜市内のホテルで行われ、約600人が集まって行われた。同校OBのプロ野球選手は春季キャンプのため不在だったが、ロビーはソフトバンク・松坂大輔投手(34)、ヤクルト・成瀬善久投手(29)、ロッテ・涌井秀章投手(28)らからの祝い花でいっぱいになっていた。
日本高野連・高橋順二副会長らの祝辞の後、初出場だった1973年センバツでいきなり優勝した当時の4番で、初戦で伝説のサヨナラ本塁打を放った長崎誠氏(60)、1980年夏優勝時の胴上げ投手・川戸浩氏(52)らが思い出を語り、同じ神奈川県内でしのぎを削る東海大相模の門馬敬治監督(45)、桐光学園の野呂雅之監督(53)らが祝いのことばを述べた。
あいさつに立った渡辺元智監督(70)は、「光陰矢の如しで、私はこのうち50年指導に携わったが、優勝が激戦区神奈川で切磋琢磨したからきょうがある。勝利至上主義でなく、教育の一環としてやってきた。ことしも春夏優勝の夢をもう一度を目標にやっていかなければならない」と決意を強くした。
11日の練習を終えたソフトバンク工藤公康監督のインタビュー。
-紅白戦で初采配
工藤監督 紅白戦だよ。打者にはフリーで打たせているし、サインなんて出していない。
-ネット裏で両手を動かしブロックサインのようなものを出していた
工藤監督 間合いの練習。投手が投げた後に間ができるでしょ。その間にいろいろ触ってみた。明日(12日の紅白戦)もサインは出さない。
-両チーム無得点
工藤監督 今日は投手がよすぎた。みんな打者を攻めようとしていた。
-2番に中村、4番に柳田
工藤監督 いろんな打順を試している。可能性を伸ばしたい。選手がどこなら一番力を発揮しやすいか見ていければ。
-B組のブルペンで育成北方の隣で何十球もシャドーピッチングをしていた
工藤監督 自分のリズムをつかめば制球ができる。同じバランス、タイミングで投げればボール1個違わないところに投げられる。バラバラだといかない。体で覚えることが大事。
寡黙な選手会長が本音トーク!! 沖縄・宜野座でキャンプ中の阪神・上本博紀内野手(28)が8日、フリーアナウンサーの梅田淳氏(54)から直撃インタビューを受けた。熱さ(暑苦しさ!?)が売りの梅じゅんに導かれ、闘志を胸に秘めて戦う男が、心の内を熱くぶっちゃけてくれた。
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梅じゅん ウエポン、色紙に「勝つ!!」と書きましたね。まず、何に勝ちますか?
上本 全部です。全部勝てば報われる。何も言われない。負けて何か言われるのも嫌です。
梅じゅん 人生のなかでも、負けられない年を迎えましたね。
上本 はい。野球人生、短いですから。今年29歳になるんで。いま頑張らないと。
梅じゅん 飛躍した昨年、何が自分を変えたんでしょうか?
上本 特には…。(西岡さんが)開幕でけがをされて(注)、チャンスが巡ってきた。あれがなかったら自分の野球人生、ほぼ終わりだったでしょうし、すべて何があるかわからない。自分のやるべきことを、やるだけなんです。
(続けて)
けがばかりでずっと腐っていたんで…。けっこう開き直ったというか。野球人生が終わったら、野球だけじゃないと逃げ道を作ったら、すごく楽になった。野球は、やることはちゃんとやろう、自分のことだけやれば、良い悪いの結果は、あとからついてくると。
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梅じゅん 自分のことをやることで、考え方に広がりが出た。
上本 必要以上に周りを気にしすぎることが多くて。いろんなことに腹を立てていたり、精神的にしんどかったんで、昨年は淡々と。(さらに)結婚したことで、その分、ちゃんとやらないとと。本当に助けられていますし、結婚した年に悪かったら嫁さんが悪く言われるかもしれない。それが結構、プレッシャーでしたね。
梅じゅん ポジション争いに「勝つ!!」ためには何が必要?
上本 結果だけ。数字でしか答えがない。頑張っても結果が出なかったら意味ないです。
梅じゅん グリップの位置や打撃フォームを変えている。がむしゃらにやっていた昨年とは違う次元に入ったのかなと。変えた理由は?
上本 昨年、バットを短く持ったきっかけは、とにかく人に「バットを長く持ってもお前みたいな小さな体じゃ…」と言われていて。だからやけくそいうか。腐っていた部分もあったんで、嫌みのように短く持ってやったんです。そしたら…。
梅じゅん 偶然の産物ですか!
上本 そんな感じです。やけくそで。いま長く持っているのは、昨年短く持っている映像を見て、すごく不細工に見えたので…。
梅じゅん そんなことないですよ。ただ素人考えでは、数字を残したんだから、そのままいけばいいのにって。
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上本 短く持つとバットも軽くなる。そこから長く持つことはできないですが、長く持ってて、短く持つことはできる。だから今はしっかり長く持ってバットも重く感じてやればいいと。
梅じゅん シーズンでは元に戻ることも。
上本 全然あります。(ただ)バットが短いとベース寄りに立つので、死球を食らう確率が上がる。そういうリスクもあるので、ちょっと離れて打てるようになるのが一番いいかな、と。
梅じゅん ファンにもメッセージを。
上本 僕自身、話したり、パフォーマンスで盛り上げることはできないですが、その分、野球の結果でしっかりやりたい。勝つことが一番喜んでもらえると思う。それでしか恩返しができないと思うので、そこを目指してやっていきます。
梅じゅん 二塁争いの結論に、今からドキドキしています。勝ち取ってください!
上本 神様しか知らないです。僕はやることをやるだけ。ダメなら仕方ない。自分の実力がなかった。やることをやったら、後悔はありません。
梅じゅん 僕は、金本(知憲)さん、新井(貴浩)さん、上本さんと、流れを感じるものがある。みんな「覚悟」を強調していた。
上本 金本さんとか新井さんらは、ずっと見てきて、本当に野球にすべてを注いでいる。僕が同じような覚悟というのは失礼。あそこまでの覚悟はできていないと思います。そういう意味ではまだまだですね。
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梅じゅん リラックス方法は?
上本 本当にないです。周りの情報とかに左右されず、自分のやることだけしっかりやる。気分転換もオフにしっかりできたので。野球をやっている間は特に気分転換はいらないですね。
梅じゅん 昨オフに気分転換になった一番のことは?
上本 嫁さんと一緒に過ごせたのがよかったです。活躍していないオフと活躍したオフは、違うと思いますんで。
梅じゅん 控えめに言う方ですけど、本当は誰よりも「ここは負けない」とかある。
上本 振り返ってみれば、本当に昔から、不安とか弱気とかそればかりでやってきたので。(広陵)高校の甲子園のときも毎日、「試合がある。どうしよ。どうしよ」みたいな。逆に(早稲田)大学のときにちょっと、調子に乗った感じがあったと思うんですけど、そのときは全然よくなかった。だからビビりながらやる方が多分、合っていると思います。
梅じゅん 今後もこのスタイル。
上本 そうですね。野球選手っていろいろあると思うんです。自分は小さいときから、黙々とやって、鳥谷さんみたいなタイプの人が憧れだった。それを信じて、誰に何を言われても、自分はそれがいいと思っているので。
梅じゅん 己のスタイルを貫けることが上本スタイル。
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上本 自分がいいと思ってやるのが一番いいと思っていますし。それで応援してくれる人がいたら、ありがたいですし、変な話、自分のことが嫌いだったら、野次ってもらっていいので、自分は自分でやっていけたらいいと思います。
梅じゅん 周囲から何を言われようと、気にしない。
上本 それは昨年“無視する”という能力を身につけたんで。今まで、気になって気になって仕方なかった部分もあったんですが、それを流せるようになりましたね。
(注) 開幕3戦目だった昨年3月30日の巨人戦(東京D)。阪神の二回二死一、二塁の守りで、打球を追った二塁・西岡と、右翼・福留が激しく交錯。試合は25分間中断され、西岡は救急車で東京都内の病院へ。「鼻骨骨折と左肩鎖関節脱臼」で長期離脱した。途中出場した上本は、中堅へシーズン初安打となる本塁打を放つと、4月1日の中日戦から「1番・二塁」に定着した。
★取材後記
僕はいろいろな人と対談をしてきた。そのなかで彼はイチロー型というか、そんなタイプのように見える。独特な表現者。簡単には口を割らない。話すなら、ちゃんとわかってくれよ、聞いてれよ、と-。
彼は「1年、1年」と言っていたけど、僕には今年が上本選手の“元年”だと思っている。金本も「プロとして完全にレギュラーをつかんで、3年続けないといけない」と口にしていたし、「赤星、藤本にも言ったんや」と話していた。彼も、そういう考えがあるんだと思う。これから、チームの中心を担っていく選手。頑張ってほしい。今年、二塁に定着して、来年のキャンプでもう一回、対談をやりたいね。 (フリーアナウンサー)
★西岡と一騎打ち
昨年、西岡の開幕直後の大けがで128試合先発出場した上本が二塁争いの一番手。リハビリを終えた西岡も本来のポジション奪回に意欲を見せ、一騎打ちの様相。昨年主に1番を打ち、・276、7本塁打、38打点、20盗塁の成績を残した上本だが、守備ではリーグワーストの17失策を記録しており、攻守ともにレベルアップすることが二塁死守の条件になる。
梅田淳 うめだ・じゅん
1961年(昭和36年)1月10日、岐阜市生まれ、54歳。日本大学芸術学部放送学科を卒業後、83年に関西テレビに入社。ハイテンションのアナウンサーとして人気に。03年には阪神優勝の実況を務める。04年3月末に関西テレビを退社。フリーとなる。現在はバラエティー、スポーツリポーターなど活動的に番組に参加している。