■じしん・TSUNAMI・台風…~災害時における外国人支援~

2011-12-18 13:30:00 | ★EVENT

 

■じしん・TSUNAMI・台風…~災害時における外国人支援~(和泉市国際シンポジウム)

 

 

 

 3がつの ひがしにほんじしん では、たくさんの ひと が、しんだり、けがをしたり、いえを ながされたり しました。また、げんしりょく はつでんしょ の じこ によって、ひっこし しなければ ならなかった ひと もたくさんいます。

 にほんじん の ひがいが おおきかった のは もちろんですが、にほん に すんでいる がいこくのひと も また、ことば が つうじなかったり、むずかしかったり して、とても こまっている はずです。

 この しんぽじうむ では、1995ねんの はんしんあわじ の じしん を きっかけに、いろんな くに の ことば で らじお ほうそう を はじめた ひょうごけん の 「FMわぃわぃ」 の ひと の はなし を きかせて もらいます。そして、じしん・つなみ・たいふう といった、さいがい の とき、 がいこく の ひと に たいして、どんな たすけが あれば いいか、かんがえて いきたいと おもっています。

 みなさん、ぜひ きてください。

 

 自然災害などが起きたときには、外国の人たちは難しい専門的な日本語の情報が分かりにくく、被害をさらに大きく受けることになってしまいます。このシンポジウムでは、阪神淡路大震災のときから、地域のFMラジオ放送で、外国語で情報を流し始めることで、外国人支援に携わったゲストパネラーからの体験談や、在住外国人市民から思いを聴き、災害時において、隣人としてできる外国人支援を考えていきます。

 

 

 

<内容>東日本大震災発生時に外国人支援に携わったゲストパネラーからの体験談や、在住外国人市民から思いを聴き、災害時において、隣人としてできる外国人支援を考える。

<日時>平成23年(2011年)12月18日(日)午後1時30分から午後3時30分頃

<場所>和泉シティプラザ南棟3階学習室4(泉北高速鉄道「和泉中央」駅近く)

<定員>先着100人

<参加費>無料

<申込み>※申込は参加者数把握のためにしています。連絡なしでも当日ご参加いただけます。お気軽にご来場ください。

11月7日(月)から定員に達するまで、電話、FAX、Eメールにて、『国際交流シンポジウム参加希望』と明記の上、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、参加人数(4人まで)を記入し、人権国際課まで

<企画運営>いずみワールド・フェスティバル実行委員会

<主催・問>和泉市人権国際課

電話:0725-99-8115(直通)FAX:0725-45-3128

Eメール:jinkokuアットcity.osaka-izumi.lg.jp

 

 

<ゲストパネラー>

大城ロクサナ(おおしろ・ろそくさな/Roxana Oshiro)さん

・ペルー出身。

・兵庫ラテンコミュニティ代表。

・「FMわぃわぃ」スタッフ。(10ヶ国語で情報発信する地域コミュニテぃラジオ局)

・「FM COCOLO(ココロ)」パーソナリティ

 

 

<会場情報>

和泉シティプラザ

http://www.izumicityplaza.or.jp/

http://www.izumicityplaza.or.jp/access/index.html

 

 

<企画運営>

いずみワールド・フェスティバル実行委員会

http://blog.goo.ne.jp/iwf

 


<新聞記事>災害専門用語:英訳します「仮設」「警戒区域」 京大研究者ら、無料ネットサービス

2011-12-13 22:22:22 | Weblog

新聞記事を紹介します。

 

http://mainichi.jp/universalon/clipping/archive/news/2011/09/26/20110926ddf001040014000c.html

より転載

 

 

災害専門用語:英訳します「仮設」「警戒区域」 京大研究者ら、無料ネットサービス

 

 

稲葉利江子特定講師

 ◇?の災害専門用語

 日本語の分からない外国人でも東日本大震災や放射線に関する情報が得られるようにと、京都大の研究者らが無料の自動英訳サービスをインターネット上で提供している。災害や原発などに関する専門用語や固有名詞を1万語以上登録し、「従来の自動翻訳サービスよりも正しく訳せる」と好評だ。

 

 このサイトは京都大大学院情報学研究科の稲葉利江子・特定講師(異文化コラボレーション)らが開設した「京大翻訳!」(http://www.s-coop.net/smarttrans.html)。京大の留学生のために今年2月、大学周辺の地名の入った文章や講義の履修方法などを英中韓の3カ国語に訳せるサービスとしてスタートさせた。その直後に東日本大震災が起きた。

 

 震災後、京大には外国人研究者や学生、海外の研究者から「何が起きているか知りたくても日本語のニュースが分からない」という訴えが相次ぎ寄せられた。災害への不安が影響したのか、卒業式を終えた留学生が予定を早めて母国へ帰ることもあったという。

 

 従来の翻訳サイトなどでは「仮設」「警戒区域」「耐震性」などの防災用語、「格納容器」などの原子力専門用語のほか、「福島第1原発」や「~小学校」などの固有名詞の翻訳が課題だった。

 

 そこで、稲葉特定講師らはアジア防災センター(神戸市)の協力を得て、新聞や国際機関が使う用語と訳を「京大翻訳!」に登録する作業を始めた。新聞に出てくる言葉なら、ほぼ英語で把握できるように改善した。将来は中国語などにもサービスを広げる予定という。

 

 東日本大震災では多くの外国人被災者が出て、サポートが課題になった。

 

 稲葉特定講師は「海外で災害に遭い、言葉が分からないと不安は増す。在住外国人の助けになり、放射線や被災地の状況を海外に伝えることにつながれば」と話している。【林田七恵】

 

毎日新聞 2011年9月26日 大阪夕刊