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そう言えば…

暑中見舞いは

そう言えば、

 

暑中見舞いの時期は、

二十四節気の「小暑」(7月7日頃)~立秋(8月7日頃)までらしい。

でも、季節のごあいさつですから、相手側の気候とかけ離れていては…

そこで、お相手がお住まいの地域の「梅雨明け」を目安にお届けするのが定説らしい。

そして、2022年の暑中見舞いは7月7日または梅雨明けから8月6日(立秋の前日)の期間に

届くように出すのが良いのだそうで、間に合いましたかね?

 

…とは言えこの絵、2004年の7月作だから18年も前のもの

この時期は、始めたばかりのレジの仕事がもう辛くて辛くて、、、

ミスばかりで落ち込む日々でした。

 

暑中見舞いを贈る習慣が生まれたのは、江戸時代に遡り

お盆に先祖の霊に供える品を持って里帰りをする習慣に由来

そこから「夏の挨拶状」→暑中見舞いという形が定着した…とのことです。

 

ちなみに、「お中元の起源」は中国の旧暦7月15日を「中元」と呼ぶことに由来

中国ではこの日を「罪を償う日」として神様に供物を捧げる日と言い伝えられてきましたが、

日本に伝来してからは、

日頃お世話になった方に「感謝の気持ち」を伝えるために

贈り物を渡すという習慣に変化したといいます。

 

「罪を償う」よりも「感謝の気持ち」って方がいいですよね、

枇杷の葉に包むような奥ゆかしさ

こういう日本人の表現って、私はとても好きです。

 

あ、そうそう、

この絵は思わぬお仕事にもつながりなりました。

私の絵としては珍しい(どこもふざけてない。)絵でしたので

この年刊行された地元タウン情報誌の表紙画を

このあと2年間担当することになった切っ掛けの絵です。

 

 

なにしろこの頃の私の絵と言えば

こんなんですもん。

当時主人が定期購読していた「ラピュタ」の表紙、日暮修先生の影響をまるかぶりで

浮かれてるったらありゃしない。

それにこの3年前の夏、自分の絵を展示したHPを作って頂きまして

絵描き仲間が増えて、自分の世界が広がって、

「大人になってもお絵描きしててもいいんだ」と思えた嬉しい夏でありました。

 

ネットで出会う仲間たちはまるで宇宙に煌めく星のように

不思議な引力でこんな田舎に住む私を照らし、吸い寄せ、魅了し、

時には勇気をくれる。

まるで宇宙遊泳している気分でした。

リポDが浮遊しているのはコレが当時の私の「救いの神」のガソリンだったから

まだネット料金高かったんで作業はもっぱら深夜

眠くて眠くて、けっこう疲れてたんだよね、、、

そのせいか当時のことはあまり思い出せないのだけれど

こんな感じで描いていました。

 

けっこう大きな絵でしたので、机の上こそパステルで真っ黒でしたが

心の中は「感謝の気持ち」でいっぱい。

この体力、どこへいったのかなぁ、、、

 


末筆になりましたが、今回の大雨へのご心配、

激励メッセージ・メールをこちらのブログにも沢山いただきました。

私の住む場所は新潟県ですが佐渡ヶ島ですので、降水帯からは逸れていて

時折、豪雨はありましたが災害にはならず家族ともども無事にしています。

ご心配頂きありがとうございました。

 

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