岩崎千鶴トークルーム2

岩崎千鶴プロデュース『鶯谷ジュテーム』よろしくお願いします(^o^)

投手・西崎幸広

2010-11-01 18:02:22 | 日記
先日のドラフトで日本ハムがハンカチ王子斉藤くんの交渉権を獲得しましたね。

高校野球から大学まで話題の絶えない選手。プロでの活躍が期待されますね。

ドラフトでは様々なドラマが生まれます。希望する球団に指名されず社会人野球で活躍される選手も多いですね。逆指名の制度が出来たり、清原さん・桑田さんの時のように震撼させられるドラマは無くなりました。

過去にかなり夢中になり応援した選手が一人います。

86年(あれ?85年だっけ?)秋のドラフト会議でした。
当時、左ピッチャー獲得に色めき立っていた各球団は「亜細亜大学・阿波野投手」に注目し、多数の球団が彼を一位指名。近鉄バファローズ仰木監督が交渉権を得ました。なんとも、くじ運の強いお方(^^;)

阿波野選手は近鉄に入団。たしか新人王も彼だったはずですね。

このドラフト会議で日本ハムの高田監督も阿波野選手を指名しましたが、ハズレ。そして次に指名したのが「愛知工大・西崎幸広」です。

私は彼が大学野球で「尾張の奪三振マシン」と呼ばれている頃から着目していました。

細い体をしならせて投げる球の速い事!ビックリしました(・.・;)その姿の美しいこと…惚れ惚れしました(^o^)

『この子は絶対プロで大活躍する!』

と確信しました。そして見事に大学日本一になりましたp(^-^)q日米大学野球にも阿波野選手と一緒に参加しました。

同じパ・リーグでライバルとされ、勝ち星を競い合っていました。同じ球団の松浦、武田というような優秀なピッチャーとも切磋琢磨し、彼は一流と呼ばれる選手になりました。

この頃プロ野球選手もアイドル化され、スタイルもルックスも抜群の西崎選手はファッション雑誌にも取り上げられました。シーズンオフにはテレビのトーク番組やバラエティー番組にも顔を見せていました。

が、しかし…こういう風潮を極端に嫌う重鎮がいるんですよね~(-_-;)
そして、その重鎮が日本ハムの監督になりました。アイドル化された選手を嫌い試合に出さず、先発で投げて負けた試合だけをクローズアップ。監督と選手の波長が合わず、成績が上がらず戦力外通告が下されました。

これには腹たちましたね~(怒)人間、調子の良い時も悪い時もあるだろう!って(怒)

自由契約となってしまった西崎を拾ったのが当時の西部ライオンズ東尾監督でした。
しかし、西部ライオンズにも優秀なピッチャーは有り余るほどだったので彼の出番は無く数年後、プロ野球界から引退しました。

サッカー界でも監督の好き嫌いで選手を選抜し、誰もが知る優秀な選手が一線から外される事があります。加茂監督と○田選手、岡田監督と三○選手の話は有名ですよね。

上に立つ人によって自分の人生が左右されてしまうなんて…実力が物をいう世界のはずなのに…なんとも理不尽ですね。

西崎くん、後にも先にもあんなに力を入れて応援した選手は、いなかったですね。後援会にも入ってましたからね(^o^;

引退後は赤坂で「湖東」という、しゃぶしゃぶ屋さんを経営していると聞きましたが…実業家として頑張ってほしいですね(^-^)

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