施政方針演説

2010年01月29日 | 主張
施政方針演説にのぞんだ。

今までの施政方針演説と変わった趣を表現したい気持ちは理解するが、あまりにも情緒的で具体性のない演説であった。

特に、ガンジーの七つの社会的大罪について、ひとつひとつ読み上げるその中の「労働なき富」は、自ら毎月1500万円を実母から受け取る鳩山総理が国民に対して話をするのは、いかにも世間離れしており、まさに「ブラックショーク」と受け止められても仕方がないのではなかろうか。

まだ、景気の二番底から脱出したとは言えず、国民は今後の国の方向性を期待していただろうに、具体的な政策、たとえば、経済・外交・雇用など、国民生活に身近な問題に答えることなく終始したことは、残念の一言につきる。


いよいよ来週から、衆・参における代表質問、予算委員会と続いていくが、それぞれの立場で具体的な審議が深まることを私自身、予算を精査していきたい。