仕事に燃える若社長のブログ

イワマジャパンライフ(有)代表、岩間竜一(通称ドラゴン)の仕事に燃える日々を書き綴るブログです。

菜の花マラソン完走で失ったもの

2012年01月20日 16時13分28秒 | 遊び
 先日人生2度目のフルマラソンに参加してきました。指宿菜の花マラソンは、アップダウンの超激しい難コース有名ですが当日行き当たりばったり&睡眠ほぼゼロで臨みました。人生初のマラソンは、18年ほど前で、前半飛ばしすぎで途中リタイヤという結果でした。その体験をすっかり忘れて、その日も前半快調に飛ばし、20キロ地点では2時間切りに成功!BUT!25キロ地点ぐらいから体に異変が!まず腰に痛み! 体重80キロを支えられなくなったのか?それとも、お尻が出っ張った私のフォームのせい?(よく高校時代に、ウンコ引っかぶり走法と呼ばれていた。引っかぶりとは、鹿児島弁で漏らすことを言う)そして、左足にも痛み!
おじいちゃん、おばあちゃんにも抜かれるのにも、スッカリ慣れ1キロ5分のペースから後半1キロ8分ペース、走っては歩きの繰り返し、笑顔は微塵もなし。ただ頑張る理由は保険会社仲間3人(23歳・32歳・37歳)に勝ちたい!そして、その3人が「岩間さん、マジは速くて、負けちゃったよ」と、後日会社で、みんなに報告、そして、「岩間さんかっこいい」と言われたいから!
しかし
 30キロ地点  焼きそばの列にならんでしまい、15分のロス。
 35キロ地点  ここからずっと上り坂、すでに1キロ10分ペース。えんどう豆のスープが最高
 38キロ地点、 ついに友人37歳に並ばれてしまう。そこから付かず離れず。「相手も、足を引きずっているから、
         どこかで抜いてやろうか」と思う半面「このまま離されたら今までの頑張りが報われない」
         その葛藤の末、最後の力を振り絞って横に並び「一緒に ゴールしないか?」と提案。
 42キロ地点  「最後ラストスパートをこいつがしたら?」と少し心配しながらの並走。

 42.194キロ地点  ばれない程度こっそり、半歩先にゴール。(0.01秒の勝利)

今まで、人生で、どんな辛いときも「鹿児島実業サッカー部の練習や下宿生活の辛さに比べたらたいしたことない!」
                「高校生活の経験は、一生の宝」
                「今後人生でこれ以上の辛さはない」
が自分を支える魂みたいなものでした。しかし、
「ぶっちゃけ、菜の花の方が数倍きつかったです。」            

今後、辛いことがあったとき、「鹿実に比べたら」と素直に言えなくなった代償は大きいような気がします。