実用本を2冊読んだので、次は小説。
宮部みゆきさんの三島屋変調百物語の6巻目を読みました。
『黒武御神火御殿』
宮部みゆきさんの三島屋百物語シリーズはこの前の第5巻で聞き手であったおちかさんが交代するという意外な展開がありました。
それを踏まえて、この6巻では新たな聞き手富治郎さんがデビュー❗️
おちかさんと富治郎さんは男女の違いもあるけれど、性格も経験も全く違う二人なので、どうなるかしら?と思っていました。
と言っても、5巻を読んでからも期間があったので、おちかさんの雰囲気をだいぶ忘れていたという(笑)
富治郎さんは三島屋の次男坊でおちかさんの様な辛い体験が無い分、聞いたお話を受け止めるやり方も違って、今回はお手並み拝見って感じかしら。
おちかさんは聞いた物語が自分の中の物語と共鳴してしまう部分があったけれど、富治郎さんはそのまま物語を吸収している感じがして、重い感じが減ったかなと思います。
好き好きがあると思うけれど、私はこの感じも結構好きだなと思います。
さて、去年の12月に新宿紀伊國屋書店で買ったこの本達
この『黒武御神火御殿』で全部読了しました。
えらい❗️ と自分で言っときます(笑)
いつもまとめて買うと1、2冊は積読本になっちゃうので、全部一定期間で読んだって初めてかもしれません。
期待外れだった本がなかったのも素晴らしい❗️と自分で言っときます(笑)