萩尾望都さんの『11人いる!』を復刻版で読みました。
今読んでもとても良かった❗️
萩尾さんの初期のSFです。
この後に多くのSF漫画を描いています。
『11人いる!』の記事に『銀の三角』とレイ・ブラットベリー原作のものがお好きというコメントをいただきました。ありがとうございます。
そうそう、私も好きだったと思って読み返してみました。
『銀の三角』はすっかり内容を忘れていましたが、本格SFになっていて、結構難解でした。時間軸と空間軸が色々と入り組んでいて、なかなか大変(笑)
でも、読み応えがあり、かつ幻想的でした。
『11人いる!』で描かれた萩尾さんの独特の世界がさらに進化した感じ。
私は本格SFよりも『11人いる!』のような現実より?の方が読みやすいかなと思いました。
『ウは宇宙船のウ』はブラッドベリーの同名の短編集が原作のSFショートストーリーです。この原作もとても好きだったな〜。
萩尾さんの漫画の方が少しソフトな感じになっているように感じましたが、その分読み易くなっていると思います。
ブラッドベリーには『スはスペースのス』という本もあり、これも好きだったのを思い出しました。
私の本棚の中では、漫画部門では大島弓子、萩尾望都のお二人のスペースが大きいけど、最近はあまり読み返していないので夏の再読シリーズに加えようかなと思いましたです。
新しい本を読みたい時期、再読したい時期、図書館に通う時期と色々と波があるんだなと思うようになりました。どうも今は本を片付けながら再読する時期に入ったようです。流れのままにやっていくのが一番と思える歳になりました(笑)
毎年夏の暑い時期は外に出たくなくなって、新型コロナの前から夏はますますオタク生活してます。読書の秋ならぬ読書の夏!今年はどんな感じになるかしら?