今回入院した病院は県立の医療センターでした。
紹介の患者さんを診る病院なので、地域医療の中核病院と言えると思います。
整形外科には人工関節センターがあり、股関節と膝関節の人口股関節の手術はそれぞれ違う専門の先生がされています。症例数も多く有名なので、ここに患者さんが集まってきているように思います。私もその一人ですが。
同室だった方のお二人は島根県から手術を受けにきていました。
また、普通の整形外科の骨折などの手術ももちろん行われているので、病棟はいっぱいでした。
病棟のベットは満杯で、看護師さんも補助員さんもとても忙しそうでした。
でも、皆さんいつも笑顔で優しくお世話してくれました。
本当にありがたかったな。
私自身は、最初の2〜3日は色々と介助してもらい、その後はだんだん自分でできるようになりました。
でも、もっと高齢の方や手術の種類によってはトイレや移動、小さな事でも介助が必要な場合も多いようでしたが、いつも丁寧にされていました。
今回、日本の保険制度は本当に素晴らしいなと改めて思った入院生活でした。
皆さんがこんなに質の良い医療を受けられる国はそうそうないと思います。
料金も高額医療費制度があるので、所得によって決められた数万円から十数万円までの間でのお支払いですみます。
どんなにすごい手術をしても、どんなに高いお薬を使っても、保険医療の範囲であればそれでいいってすごい事だと思います。
県立病院なので、部屋などは古い感じでしたが、その分個室も安い!
しかも、すぐに押し出されてしまって4人部屋に移りました😅
今回は4日間個室だったかな。
3300円✖️4日分。
土曜日に退院だったので、会計が出ないからお支払いは次回の診察の時でいいですと言われました。なので、まだ詳細は分かりませんが、掛け捨て出かけてた任意保険の分で個室代を払おうと思っていたのに、ちょっとしかいらなかった😅
そして、今日は地元の病院で予約したリハビリをしてもらいました。
張っている筋肉を揉み解してもらったので、ありがたかった!
施術してくれた理学療法士さんが術後10日で退院して14日目にリハビリに来た人は初めてですと言っていました。
近隣の病院でも、入院時期は様々なようです。
早く退院できたら嬉しい人と、入院してたほうが安心な人がいるかもしれませんが、私は早く退院できて良かったな😊
入院中に読んだ本

我ながら、統一感がありませんが、時間だけはあったベットの上での慰めになりました。特に『黒牢城』は戦国時代の武将である荒木村重と黒田官兵衛のお話ですが、独自の視点で描かれた一種のミステリーになっていて面白かったです。
フレディーみかこさんの書くイギリスのリアル(右の2冊)を読むと、さらに日本の保険制度の素晴らしさを感じたのでした。