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ミケマル的 本の虫な日々

映画「夜明けのすべて」


 昨日はライブの疲れを癒していましたが、今日はワイカムシネマ(YCAM)に「夜明けのすべて」を観にいきました。
今日は初日で三宅監督のトークイベントがあるということで、たくさんの人が観に来ていました。

 この手作り感がワイカムシネマの良いところだな〜と








 ここは小規模の上映室なので15分前にチケットを対面で発売するシステムになっているのですが、いつもは全く余裕の15分です。
私もいつもの感じで併設の1階の図書館でのんびり本を見てから20分前くらいに2階に行ったら、びっくりの長蛇の列!
あら〜、これ入れるのかしら?と思いましたが大丈夫でした。
ただし、開始時間近くに来られた人は入れなかった方もいた模様でした。
補助椅子も出されていて、すごい盛況。

 この映画は見たいと思っていたけれど、山口では見ることができないなと諦めていたものだったので、嬉しかった。
以下ネタバレ少しありです。

PMS(月経前症候群)の女性(上白石萌音さん)とパニック障害になった男性(松村北斗さん)がお互いの生きにくさを持ちながら同じ会社で出会い、お互いの理解者になっていくというお話。
会社や元上司なども生きていく難しさを抱えていて、それでもそれぞれの光を見つけて生きているんだなというところも。
いい映画でした。

 映画後の三宅監督のお話で、実は三宅監督はだいぶ前にYCAMで活動されていた時期があったそうで、そのご縁もあって今回の登壇になったようです。
そして、YCAM での経験がこの映画での会社の成り立ちに生きていると語られていました。
また、宇部にあったプラネタリウムに行った時の経験が映画にも反映されているということで、山口とめちゃくちゃ縁があったのねと驚きました。
とてもフランクで配役のお話などもしてくださって、楽しかったです。

 主役のお二人の演技がとても自然で、お二人とも凄い役者さんだなと思って見ていました。
そのほかの方々も素晴らしくて、余韻のある演技や構成なので、見た人が色々と考える余地のある映画でした。

 終わった後にフリースペースで映画を語り合う茶話会があったので、そちらもなんとなく参加。
ワイカムのサポートスタッフのお仲間で顔見知りの方やスタッフの方、山口大学の学生さんや博多から来られた方などと映画について語り合ったのは楽しかった。
博多から来られた方は、もともと主役のお二人が両方とも推しだったそうで、何回も見たそうです。今回は監督の登壇があるってことでわざわざ来られたそう。
原作も読まれていて、深い考察をされていて感心しました。
大学生の方は娯楽映画しか見たことなかったので、初めてこういう映画を見て感動したと。

 映画も良かったし、その後の監督のお話、映画について感想を話し合ったのもとても興味深かったな〜。
同じ三宅監督の「ケイコ目を澄ませて」もここで上映されるので、来週見に行けたらいいなと思います。



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