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ミケマル的 本の虫な日々

『数字であそぼ』


 漫画『数字であそぼ』 絹田村子

  


1巻だけ読んでいたのですが、2〜10巻をTSUTAYAでレンタルして読みました。
この漫画は多分京大の理学部数学科をモデルにしたもの。
数学を勉強し、さらに研究するという理系の中の理系という感じのところです。
そこに映像的記憶力を持っていて秀才の誉高い横辺くんが入学。
記憶力がすごいために数学も公式や問題を覚えてきた横辺くんは初めての数学の授業で衝撃を受けて、つまずいてしまうのだった。

 すごく時間かかって立ち直るのだけど、それでも数学的思考には大苦戦。
横辺くんは数学にどう取り組むのか!?
そして、数学科の先生も友人となる学生もみんな変!
出てくる数学的知識は読んでても良くわかりませんが、数学的な考え方の片鱗だけはちょっとわかったようなわからないような(笑)
でも、わからなくてもお話は面白いので大丈夫。

 この漫画読んでたら、自分の好きな思考で生きればいいのよ、もうなんでもいいのよって気がしてくるのだった。
私は獣医という一般的には理系と思われる分野の大学でしたが、実は獣医学や医学は生物学の方なので理系という感じとはちょっと違うと思います。
私は女子校だったため理系に進む人が当時は少なくて、理系クラスに入っていたけれど、今考えると頭の作りは理系ではなかったのだった。

 結婚してから家人の頭の中は完全に理系だということがわかり、理系の人ってこういう人なのかと遅まきながら知ったのでした。
この漫画に出てくる「テストの時に公式を覚えてなくても、自分で公式を導き出して問題を解く」ということをやっていたそうな。
そんな人がいるとは思っても見なかった私は本当にびっくりしたのを覚えています。
人間って色々だな〜と感心したのだった。
数学的思考の人々の中で横辺くんが試行錯誤しつつ、色々な面白い事件が起こったりするのが気楽に楽しく読める漫画です。
10巻までレンタルしたけど、まだ続いているので、次も楽しみだな〜




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コメント一覧

iwa-mikemaru
@akisato-maman 数学は抜かしても、ここに出てくるちょっと(すごく)変だけど、そこがまたたまらない感じの面々がいいですよね!
akisato-maman
私も圧倒的に数学が苦手でした。
でもこの作品は面白いです。
数学部分はお話のエッセンスのひとつとして、青春群像劇として楽しんでいます。
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