IVORY Materials Shop ブログ

こんにちは。IVORYではお人形服製作に使用する、程よいスケールの手芸用品を扱うWEBショップを運営しています。

型紙を久々にご用意しました♪

2010-05-28 11:37:46 | 作品見本紹介♪
久々に型紙新作です

こちらは「プリンセスラインワンピ」です☆

衿はスクエアでレースが乗っています。
袖は袖山ギャザーのマトンスリーブに袖口カフス付き。
接ぎ合わせるパーツが多いのですが、意外とさらっと
作れて見栄えがまあまあ。
ボンネットとあわせるとちょっとゴージャスです♪

生地の柄は、黒無地に手編みのレースとバラのプリント
が入っています。

大柄で使いづらそうな柄でしたが、とってもかわいかったので
なんとかこのかわいい柄をうまいこと使えないものかっ
とトライしてみました

そういう場合には、生地の柄がどこにどうでると効果的か、
型紙を1枚1枚置いてみて計算してカットしていきます。

ピンクのバラの位置もそんなわけでこのように配置しました。





こちらは「アンティーク風ワンピ」です☆

前身ごろにレースとループ付きブレードを縫いつけ、
レースの亜ループを利用してサテンリボンを編みこんで
いるので、シンプルななラインの割にはちょっと豪華に
見えてます
バラのプリント柄が写真に写っていなくて残念っ



たまにはちょっと型紙の話でもしてみますね

型紙を作るときには、このようなところにポイントをおいて
います。

1:効率よく、省ける手間があるなら省く

昔のジェニー誌の受け売りですが、たとえば前後身ごろの
肩をつなげて、肩縫いを省略するとか。

その際、前身ごろか後ろ身ごろのどちらかの生地の字の目が
ずれてしまうのですが、人間の服よりは影響は少ないので
目をつぶります。
肩幅が狭いデザインのお洋服には、肩を縫い合わせるよりは
すっきりきれいに仕上がります。

2:お洋服全体のシルエットがきれいにでつつも縫いやすい
 やさしいカーブを探す

特に衿ぐりと袖ぐりなのですが、お洋服の中で一番
 細やかな作業が必要な部分ではないかと思います。

だから、ここでつまづくともういやになっちゃいますので、縫いやすく
ないと☆

縫いづらいようなあまり急な狭いカーブにならないように、デザインを
そっち方面にもっていくようにしています。

袖山のカーブと身ごろの袖ぐりも、縫い合わせるために重ねたときに
なるべくカーブの加減が近いと縫いやすくなりますので、そのように
気をつけています。

「ミニ ワンピース・A」はその点では、細身の袖にしたかったがために
ちょっとそでぐりカーブがきついです(汗)。

衿も小さく詰まっているので、実はこの型紙はシンプルそうでも
作るのが難しいかもしれません。すみません

3:簡単に縫えたわりにはかわいくできる

1.2を踏まえたうえでたどり着くところは3です

ドール服に挑戦される方には

「わたしにもできたかわいくできたうれしい

と、まずは感激を味わって自身を付けてもらいたいのです。

慣れてきたら今度はどんどん、自分好みにアレンジして複雑な
ものに挑戦していただければと思っています。



「IVORYフリー型紙」は初心者さんを応援しております
これを踏み台にして、どんどんお洋服作りを楽しみながら
腕を磨いてくださいねっ

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