トモちゃんといっしょ ~認知症の母と暮らして~ 中年プーのぐうたら日記(再会)

実家に戻って3年目。母は中期の認知症。今年から仕事をやめて中年プーに突入。誰にも言えない胸の内を綴ります。

魔術師、トモちゃん2

2018-05-26 11:41:04 | 日記

5月26日

トモちゃんは、地域の「いきいきサロン」に出かけました。

わたしは、唯一の楽しみの散歩を終え、休憩中。

PCに向かっています。

 

木曜日、中途半端に終わった記事(魔術師トモちゃんの通院)の続きを書こうと思います。

 

トモちゃんは魔術師はともいえるのですが、その訳は木曜日のブログをお読みいただくとして、

このところメデイアで何かと取り上げられている

「日大アメリカンフットボール反則事件」について、です。

 

全く別の視点から見つめると、トモちゃんととても似ているんですよね、

あの「監督」の記者会見での「言動」がね。

ある部分で「そっくり」でした。

 

正確な引用ではなく、意味で解釈していただければと思いますが、

「あの子の弱いところをもう少し何とかしたかった」

「こう言ったらもっと、よくなるだろう」

「もっと厳しくしたら(それに耐えて)伸びていってくれると思っていた」

 

特にこの最後に言葉など、

かつてトモちゃんがわたしに発し続けた言葉そのまんまで、驚いたのなんの。

 

「こう言えばもっと、良うならんかしらんと思って、もっともっと、って。

強い言葉で言ってまうんや」

 

こうして、親(監督)の子ども(選手)に対する言動がどんどんエスカレートしていくのです。

これが「支配の構造」そのまんまだということがわかります。

 

しかも最悪なことに、支配=愛情だとまるごと誤解している。

あるいは錯覚してしまった状態で、正しいと思い込んでいるんですね。

 


これがそもそも、悲劇的なことで、

世界中のあちこちで、男と女の間で、親と子の間で、監督と選手の間で、

強い国と弱い国の間で、

会社の上司と部下の間(日大の監督とコーチの関係がまさにコレですよね。

だから選手にも同じことするのです)。

 

 

「支配の構造」が延々と繰り返され続けているのですね。

こうした関係は戦争を産みやすくします。

戦争状態になっても、だれも反対できない構造になっていますから。

 

ですから時代的にも環境的にもトモちゃんが、

絶えずこういう状態に置かれ続けた人なのだろう、ということが想像でき、

そういうことを考慮しても、なお、残念な思いを抱き続けてきたわたしですが、

あの「日大監督とコーチの記者会見」を二人で見ていた時。

 

トモちゃんはこう言いました。

「あの人らぁは勝手やで。嘘ばっかついとる。ええこと言って自分を守っとるだけや」

 

お、おおおおおおおおおお!!!

 

おいおいおいおいおい、トモちゃん。

あたしゃ、そっくしそのまま、同じ言葉をあなた様にお返ししたいのです……

 

そういうことは、ちょっと身を引けばわかるんですね、トモちゃん。

あなたもそうだった。

 

そして今のあたしも、トモちゃんにとって良かれと思ってすることが、強圧的になるかも、

なっていることがあるかもしれません。

 

決して、物事がわからない人ではないのです。

あまりにも密着していた。物事が見えなかった。知らなさ過ぎた。

まあ、いろんなことが言えるでしょう。

 

ですが、あの会見を二人で見ていた時、トモちゃんがそんな言葉を発し、

わたしは言い返しませんでした。

 

もういいや、済んだことだ。

そう思うことにしたんです。

瞬間的に、そう思うことができたのです。

 

そして、言い返さなかったことで、やっと一段、大人になれたかなって……

そう思えた瞬間でした。

 

昔のことをすっかり棚上げにして正論を吐けるトモちゃんが、

またまた魔術師に見えてきました。

 

 

本日もお付き合いいただきありがとうございました。

 

 


魔術師トモちゃんの通院

2018-05-24 12:33:03 | 日記

5月24日

 

今日は病院。トモちゃんの受信日です。

午前中に検査をして午後から受診。そのあいだのお昼は、ランチを食べに出ています。

 

カメラを忘れました。

残念。このお店のAランチはとってもお値打ちでおいしいのです。

しかも量があって和食なのでヘルシーです。

 

 

とにかく、ご飯を終えて、これからまた病院に戻って検査の結果をきいて、

お薬をもらって、買い物をして帰ります。

 

書きたいことが昨日からたまっていますが、ひとまずこれにて。

あ、魔術師というのは昨日のトモちゃんのこと。

 

昨日、デイケアの出勤をいやがっていました。

体の具合が悪いから行かないと理屈をつけて。

 

ところがわたしが連絡ノートを書いて、ほったらかして出かけるときには、

ケロッ。

すっかり忘れて、何事もなかったように、すべてのつじつまが合っている。

 

これって、魔術師なんじゃない、と思った次第です。

では、また。夕方に。

 


落ち着いた一日

2018-05-21 22:45:38 | 日記

5月21日

ほぼ一週間ぶりの更新です。

なんだか、疲れています。

 

五月病でしょうか( ´艸`)

特に今日は、仕事で「やり切った」感がなく、残念です。

 

一方、トモちゃんの風邪はすっかり全快し、

いまでは風邪をひいたことも忘れているでしょう。

 

仕事の日は、帰宅が5時近くになります。

今日はトモちゃん、こんなおかずを作ってくれていました。

 

 

トモちゃんの作ってくれていたのは、

右奥にある、白い楕円のお皿の上の炒め物。

 

ピーマンと切り干し大根の炒め物、卵とじ風です。

 

切り干し大根は、今朝、

デイケアから帰ったモちゃんが煮物にしてくれるかなあ、と思って

テーブルに出しておきました。

 

それがピーマンとカップルになって炒め物になるとは思いませんでした(笑)。

だって、だって、

トモちゃんが「切り干し大根」を炒めたことなんて、

はじめてのこと。

 

新作料理です。

 

でもねえ、これがおいしかったんです。

いつもの辛い味付けではなく、

切り干し大根の甘みがよく出ていました。

 

横にあるのは、波乗りジョニーの豆腐。

わたしはこれに嵌っておりまして、

冷蔵庫にあるのを見つけるとトモちゃんもすぐに出してきます。

 

きゅうりの浅漬けも、朝、準備しておきました。

あとは、わかめとキノコとカボチャのお味噌汁と、焼きシャケ。

デザートは、リンゴを2切れ。

 

これが今夜のメニューです。

 

なんのカンので、楽しい夕ご飯でした。

 

食後、草ぼうぼうになった畑を一回りして、お風呂に入り、

太った三日月を眺めて、一日が終わろうとしています。

 

トモちゃんがデイケアで作った鯉のぼり。

今年は、こういう作品でした。

 

季節外れですが、まだ飾っています。

 

本日もお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 


これって愚痴?

2018-05-13 22:26:24 | 日記

5月13日 (本日2回目)

 

思うんです。

仕事についてから、4月はセーブしていましたが。

し5月に入って、帰宅が5時近くになることが多くなりました。

 

それに従い、トモちゃんの血糖値がどんどん高くなっています。

 

理由はわかっています。

わたしが帰ってこないから、夕方になると、何かを食べてしまうのです。

 

しなくてもいいのに、夕食の準備をしながら、何かをつまんでいます。

トモちゃんの作ってくれた訳の分かんないもの、

 

 

例えばこんなやつ。

お揚げとナスを、グリルで焼くつもりだったのね。

 

気持ちはわかるし、偉いね、トモちゃん。

だけど、IHのスイッチが入っとらん!!

 

これでは焼けませんぞ、わたしが帰ってくるまで、永遠に!

そんなこんなで、なんですが。

 

 

 

ところで、基本的に仕事は好きなので、トモちゃんといるより、

職場にいた方が面白くて、だんだん帰宅が遅くなっています。

 

で、血糖値を測るわけですが、これが高いと、わたし、

なぜか食欲がなくなくなりまして気分がすぐれません。

 

 

学習支援員をしていた時、結構しんどかったんですが、

あの時はまだ、自分の夢があった気がします。

 

支援員の仕事は好きだけど、将来はもっと別のことをしている自分を、

これは本来の自分じゃないぞ、みなたいなことを思っていました。

 

 

ところが最近、夢が全くないことに気が付きました。

未來の自分とか、トモちゃんのその後の自分とか、全く想像ができないのです。

 

なりたいイメージでさえ、微塵も浮かんできません。

 

なんだか、ひたすら、不毛な(そうでもないか)

有償ボランティアに近い仕事を懸命にこなしているだけで、

その「小さなしあわせ」に満足しきっていて、

それ以上をまったく望んでいない自分に驚きます。

 

で「これはほんとの自分じゃない」という感じは全くなくて、

ホントもなくウソもなく、ただただ「今の仕事」を懸命にこなしていく。

 

それが「今のわたし」なんから、そんな現在に没頭しています。

この感覚は一体何なのでしょう。

 

 

こちらは、今日、母の日だったので、トモちゃんと食べた、

フルーツタルトです。

 

おいしかったです。でも血糖値は高いのよ、240だった( ^ω^)・・・

昨日からずーっと、パジャマを着たまんまのトモちゃんとお茶碗が、

奥の方に写っています。

 

お昼ご飯の後に食べたんだっけ。

わたしはご飯はちょこっとで( ^ω^)・・・ケーキだけ

 

おやすみなさい。

本日もお付き合いいただきありがとうございました。


久々にハニューさんのこと

2018-05-13 14:56:01 | 羽生選手とスケート

5月13日

 

今日は、母の日。

 

ケーキを買ってきました。

イチゴのタルトです。

 

トモちゃんの風邪はまあまあです。

相変わらず黄緑色の鼻は出ますが、治りつつあるのでしょう。

 

 

 

それはさておき、久々のハニューさんの記事です。

 

 「五輪連覇を達成した瞬間のリンクで、私が目撃した全てのこと」

という文春オンラインの記事が目につきました。

 

 

宇都宮尚子氏の記事ですが、「えっ?」という箇所があり、

一言いいたくなりました。

 

 

この人は一体何が言いたいのか、わからないです。

 

わたし風に彼女の記事を要約すれば、

  <平昌オリンピックでは観客が少なく、フィギュアスケートの人気も

  下がり気味の中で、ケガを押しての羽生結弦の優勝だった……>

 

そんな風に読めました。

 

この記事の片隅に、そこはかとない悪意を感じて驚きました( ´艸`)

今頃になって、なぜこのような記事が出るのか。

 

宇都宮氏は、これまで正確な記事を書かれていました。

むしろ真実を暴く者として、

事実を積み上げた誠実な記事を書かれていた。

 

それは羽生ファンにとってはありがたく、

かつて、平昌で二連覇を果たす前までは。

良ければよいで、悪ければ悪いで上げ足取りの記事の出る羽生選手の、

数少ない味方、のような位置づけでした。

 

たとえば。

ボストンワールドで羽生選手が素晴らしい演技をし、

フリーで乱れて優勝を逃したことについて。

 

    シュプール(2016 8月号)

 

後になって知らされていることになるのですが、

SPの後、羽生選手は足が腫れあがってしまうほどのケガに見舞われた。

 

さらに、フリーの日は、

部屋の鍵が開かなくなって会場行きのバスに乗り遅れたこと、

練習時間が間違って伝えられていて、調整が狂ってしまったなど。

 

様々なアクシデントが重なっていたことが知らされています。

 

 

それなのに、今回。

平昌オリンピックの本番が終わっても止まない羽生選手フィーバーに

水を差すような記事を出すのはなぜなのでしょう。

 

 

たとえば、ガラガラの観客と言えば、

平昌オリンピック、フィギュアスケートの団体戦こそ触れるべきです。

 

 

  平昌フィギュアスケート団体戦

 

この映像の、51秒あたりや1分35秒あたりをご覧になるとわかります。

ガラガラです。

 

 

オリンピックで、フィギュアスケートの団体戦を観るのは初めてでしたが、

あんなに白けた試合もありませんでした。


正直、男子はつまらなかった。

日本選手団の中にも、いやな雰囲気が感じられました。



 

選手の演技そのものも、観客にも、「何か」が欠けてていた。

良かったのはアイスダンスと女子でした。

そして盛り上がっていたのはマスコミ・マスメディアだけでした。

 

 

もしも「わたしが見た人気のないフィギュアスケートのすべて」を言うなら、

この団体戦についてこそ、声を大にして語るべきでしょう。

 

 

 

さらに、もう一つ。

ガラガラの会場でのオリンピックフィギュアスケートといえば、

ソチのオリンピックでしょう。

 

わたしは、このとき、東京にいましたが、テレビを見ていません。

テレビを持っていませんでした。

 

震災後のマスコミの報道に呆れて、テレビを破棄したからです。

新聞も取っていませんでした。

 

ですから羽生選手もほとんど知らなかったわけですが、

もちろんソチオリンピックの会場の様子を知る由もありません。

 

実家に戻ってからテレビを見るようになり、

羽生選手の存在を知るようになりました。

そこでソチの映像を見て、「あらまあ、お客さんが……」

少なかったことを知ったのです。

 

    ソチオリンピック フィギュアスケート

 

こちらの映像、1分24秒で止めてみると、明らかに、少ないです。

地元選手のプルシェンコが出場しているにもかかわらず、です。

  

さらに、こちらの映像も追加で示します。

プルシェンコ選手が欠場したあと、

羽生選手のFS「ロミオとジュリエット」です。

 

    ソチオリンピック フィギュアスケートFS羽生選手

 

 

これと比べたら平昌オリンピックなど、満員ですよ。

超盛り上がりも素晴らしいです。

 

どうしたら上記のような記事が書けるのかわかりませんが、

実際にカンヌンのオリンピック会場まで足を運ばれて書かれた記事です。

 

人間の記憶というのはどのようにでもなります。

感情、認識、思惑……でどのようにも変化します。

 

それはわたしのような庶民レベルでも、

東日本大震災の時、十分味わったことです。

 

 

もしかしたら宇都宮氏の中に、

羽生選手の優勝が素直に喜べない何かが芽生えたのかもしれません。

その理由はわかりませんし、そうでないかもしれませんが、

ふとそんな気がしました。

 

本日もお付き合いいただきありがとうございました。


猿の惑星

2018-05-08 22:58:35 | 認知症

5月8日

今日は、トモちゃんの2次元の夢の補足を書こうと思っていたのですが、

予定変更。

先ほど怒ったことを書こうと思います。

 

またまた、やっちまったんですけれど。

お風呂場で。

 

我が家の鬼門ですね、

お風呂と台所はね。

 

台所は「食った」「食わぬ」で包丁を振り回す騒ぎになります。

お風呂は、トモちゃんが温度調節できないくせに湯を入れたがる……

 

そのトモちゃん流のやり方は

①超熱いお湯にして、超ぬるいお湯にしてふろの湯をあふれさせる。

②残り湯に継ぎ足し湯をして、入浴剤をドバ入れし、オールわたしのせいにする。

 

このおかげで、口論が絶えません。

そこで、最近は絶対に選択の後に浴槽を洗っておきます。

残り湯継ぎ足しの②を防ぐことができます。

 

ところが、今夜は、突発的に①が起こってしまいました。

 

なぜ①が嫌かというと、このぬるい湯のせいでトモちゃんが風邪をひくからです。

数日前にも、知らぬ間に超ぬるい湯にして、長湯しており、

風邪が治らないのです。

 

今夜はです。

わたしの髪を染めたついでに、トモちゃんの髪も染めてあげたのです。

 

それはまあ、面倒だし、大変なんですよ。

言うことなんて聞きませんから。

 

近所の床屋さんが手ごろなお値段で染めて、カットしてくれるので、

そこに行くのですが、

とにかく。気が向かないと行きません。

 

自分で染めると言ってききません。

自分で染めるというのは、わたしが染めるということで……

 

やれやれやれやれ、自分のだけでも面倒なのに、面倒がマックス!!です。

仕方なく、トモちゃんも染めました。

一緒にお風呂に入ります。

 

ところがわたしが髪を洗っているうちに、水をじゃかじゃか入れていて、

知らぬ間にぬるーいお湯があふれるほどに。

 

今度はそれが「ぬるい」と言って、お湯をバンバン入れ始めます。

大量のぬるい湯に、継ぎ足ししても効果がありません。

湯船のお湯を使って、量を少なくしようと、救い出します。

 

すると、「なんや、なにするんや」と言って、大騒動に。

「ギャーッ」と奇声を発して、言語が通じません。

 

ついに湯おけをぶん投げ、「こんなとこ出てく」といつもの行動。

 

こりゃ、たまらん。裸で出て行かれては困ります。

だめよ、だめだめ。風邪もこじらせては大変です。

 

わたしも負けずに「ワーッ、ギャァオーッと奇声を発します。

こりゃ、まるで「サルの惑星」です。

 

いやはやいやはや。

何とかトモちゃんの髪を洗いあげ、逃げ出そうとするのを捕まえ、

体をふいて、髪を乾かし、なんとか収まりました。

 

昔のことわざにもあるように、水が合わないのかしら……なんて思いますが。

 

「すっぽん」の錠剤をのむときには、何事もなかったようにシラッとしています。

糖尿病に効くとかで、飲んでもらっています。高い健康食品です。

 

一旦、気持ちが収まれば、まるで潮が引くようにケロッとしており、

これは儀式のような、息抜き、ガス抜きの一環なのかもしれません。

 

それにしても……

穏やかに暮らすということが苦手なんですよね、トモちゃんは。

挑発に乗るわたしが悪い???

 

そりゃないぜ。

 

本日もお付き合いいただきありがとうございました。


二次元の夢

2018-05-07 19:47:16 | 日記

5月7日

連休明けです。

 

ながーい航海から陸に上がったような……

あるいは、夢とうつつの間をいまだ漂っているような、

不思議な感覚につつまれて1日を過ごしました。

 

わたしもトモちゃんも連休中は丸三日、ほとんど寝ていたのです。

 

おまけにトモちゃん、風邪が長引いていて、

今日のデイケアはお休みしました。

 

1時間の残業を終えて帰ってくると、

トモちゃんの夕食前の血糖値は258です。

 

恐らく何か食べているのでしょう。

こうなると、わたしの食欲がぐーんと萎えてしまいます。

 

何にも食べたくありません。

これって、逆依存でしょうか。

 

ところで……

 

スピリチュアル系のブログを見ると、

今の自分が楽しんでいることを、やればいいといいます。

 

ほんとうに介護が嫌で嫌でつらいのなら、トモちゃんなど、放り出せばいい。

トモちゃんの介護を選んでいるのは、自分です。

 

1分、1秒でもいい、心から楽しめることをみつけて打ち込めばいい。

そういいます。

 

 

また、トモちゃんとの介護に、

この世に出てきた意味がある、学びがある、ともいいます。

 

もしそもれが事実なら、

全く異なる価値観と価値観の間に、

虹のようなはかない架け橋を架けること。

 

トモちゃんを、人として、しあわせな人として送ること。

それがわたしの使命なのかと思っています。

 

 

それにしても、使命を果たした後、わたしはどうなるのでしょう。

 

わたしの人生って何よ? って思う時、

どれもこれも、何を選んできたかは、自己責任なのだと……

 

どんなにつまらないことも、いいことも、

残念なことも、悔しいことも、ほんの少しの楽しいことも、

「それは、あなたの責任」

「今までやってきたことは、そうなるように決まっていたの」

「だってそれはあなたが選んだことだもの。あなたが望んだことなのよ」

 

こういう理論です。

 

 

 

現実とは何か?

 

トモちゃんといっしょにいると、

トモちゃんの「ことば」にころっと騙されてしまいます。

 

今朝も、お薬を飲んだかどうかで、

「飲んどらんで、今飲むんや」というトモちゃんの言葉にすっかり、

騙されてしまいました。

 

実は、飲んでいたのです。

飲まないより、飲み過ぎの方が危ないので気を付けなければなりません。

ほんとうに、息が抜けません。

 

そこで思います。

 

現実とは何なのか、と。

 

トモちゃんの生きている現実。

それはわたしが生きている現実と全く違うことが多々あります。

 

「イエス」と「ノー」が全く逆転した世界。

そこにトモちゃんは生きています。

 

この逆転世界が生きづらくもあり、

楽しいかと言えば、

楽しいとは言えず、

何か発見があれば生きている意味も見いだせるかと思う今日この頃です。

 

 

とりとめもなくてすいません。

本日もお付き合いいただきありがとうございました。

 

 


詰まりを流す

2018-05-03 21:10:11 | 日記

5月3日

皆さんはどのような連休をお過ごしですか。

 

トモちゃんとわたしは、この1日、まるっとゴロゴロして過ごしています。

 

風邪がなかなか治りません。

鼻が出るし、頭は痛いし(こちらはわたしの症状)

トモちゃんは、まだ咳が出ます。

 

気にしなければいいのですが、そういうわけにもいきません。

 

それに、

まだストーブを炊くと言います。

さすがに灯油を買う気になれず様子を見ているのですが、

朝は朝で、夕ご飯の時は夕ご飯で、

ストーブの前にかがみこんで、

火をつけ始めます。

 

うちの台所は北側にあって寒いと言えば寒いのですが、

もう17℃はあります。

ありますそれでも寒いと言います。

 

ストーブに対する条件反射なのかもしれません。

だったら、

ストーブを撤去してしまえばいいんですよね。

 

ところが、わたしにその気力がありません。

まだ、力が出ないのです。

 

たまった疲れをここで取り払ってしまいたいです。

 

本日もお付き合いいただきありがとうございました。

 


うーん、これは・・・あっという間に

2018-05-01 14:06:25 | 日記

5月1日

昨日、結構ナーバスな記事を書きました。

 

にもかかわらず、

朝になれば、トモちゃんと出かけています。

 

 

トモちゃんが風邪をひいたのは、

急に暑くなった土曜日(羽生選手の凱旋パレードの前日です)

スピリチュアルKさんの薦めで、芝桜を見ようと出かけたからです。

 

ところが芝桜の公園は見つからず、結局たどり着けませんでした。

 

そこで京都の借りは京都で返す、ではありませんが、

朝から出かけました。

 

こんな看板を見かけたので、モーニングを目当てに、入りました。

中は、地元のおばあちゃんの一団と、おじいさんがチラホラ。

おばあちゃんのにぎやかさに怖気づき、

ちょっと居心地がわるかったです。

 

 

そんなこんなしているうちに、

思いがけなく芝桜のある公園にたどり着きました。

 

Kさんのお話通り、結構きれい。

高いところにあるので、風が気持ちいいです。

 

 

 

 

そして、ここは、本来「さくらの公園」だったのです。

 

 

八重の桜がまだ咲いており、その豪華さと可憐さのコントラストに、

魅了されました。

 

 

 

 

こちらは、楊貴妃という八重桜。

美しいです。

 

 

うちに帰ってから、トモちゃんと少し話しました。

 

子育てのことです。

わたしは未熟児でした。

母子手帳を見ると、1790gとなっています。

 

トモちゃんの中では、1000gぐらいに誇張されて記憶されているのですが( ´艸`)

それはさておき。

 

わたしはトモちゃんから、いつも「大変だった、大変だった」という言葉しか

聞いたことがありません。恩を売られ続けてきました。

 

そこで、こう言ってみました。

 

「そりゃそうだけど、子育ての時期って、数年じゃない?

せいぜい十年かそこらへんでしょ。それにーー

子どもが育っていく過程は、とっても楽しいことだったと思いますよ」

 

さらに、ダメ押ししました。

「介護はさあ、弱っていく人を看るわけだから、それと比べたら全然違うよね」

 

トモちゃんは何も言わず、黙っていました。

そして話は全く別のことになりました。

 

 

ところが今朝のこと。

テレビに子どもの姿が映りました。

「わたしも、子育てのときはほんとに楽しかったでなあ」

 

これは( ^ω^)・・・? どゆこと?

 

た、楽しかったんですか? トモちゃん!! 子育て、ホントに楽しかった?

 

「夢中やったでなぁ、あっという間に過ぎてまった」

 

あっという間だったって? 夢中で、楽しかった???

そのセリフ、昨日わたしが言わなかったっけ???

おんなじやん!!

 

と思ったけれど。

 

そうなんです。

この手があったんですよ。

 

「意味の置き換え」です。

トモちゃんは、いつもわたしの言葉を横取りします。

 

だったらそんなトモちゃんの習性を活かし、

マイナスな意味づけしかできなくて不愉快な思いになったままの過去の出来事を、

わたしの言葉で「言い直してあげる」。

 

そうすることで過去を明るく意味付けしなおしてあげれば、

愚痴が治っていくのかもしれません。

 

明るいおばあさんに、

そして前向きなおばあさんに変っていけるのかもしれません。

 

ちょっとだけ、明るい未来に近づけるかも。

 

本日もお付き合いいただきありがとうございました。