トモちゃんといっしょ ~認知症の母と暮らして~ 中年プーのぐうたら日記(再会)

実家に戻って3年目。母は中期の認知症。今年から仕事をやめて中年プーに突入。誰にも言えない胸の内を綴ります。

私は怒っている。GPF

2016-12-10 22:33:25 | 日記

12月10日  

フランスの国旗が「自由・平等・博愛」の精神を表していると知ったとき、自分の目指すものはこれだと思いました。

小学校から中学に入る頃のことです。

「自由・平等・博愛」とは、なんて素晴らしいのでしょう。

 

そんな理念を持つフランスという国はなんて素晴らしい国なのでしょう。

 

そんな国の港街マルセイユで、待ちに待った「フィギュアスケートGPF」の開催です。

2016年フィギュアスケートのTOP6、精鋭たちの美しく熱き戦い。

 

それなのに、あの、観客の少なさは、なんということでしょう。

男子シングル、7割入っているかどうか。女子は6割ほどでしょうか。

 

今年最後の大切な試合なのに、

選手に対し失礼ではないでしょうか。

 

観客が、選手にどれだけの力を与えていることか、それは計り知れないものがあります。

そうした選手と観客とがともに作り出すエネルギーがさらなる記録や素晴らしい演技を産むことにもなります。

 

とくに今回、羽生選手はそのことに再三、言及しています。

 

(ヤフーヘッドラインニュース 日刊スポーツ。【高場泉穂】より 引用)

「お客さんの歓声でプログラムが作られた。ライブです」。今季のSPは今年亡くなった米歌手プリンスの「レッツ・ゴー・クレイジー」。これまでジャンプと表現がかみ合わず苦戦してきたが、2週間前のNHK杯で「殻を破った」という。つかんだのは羽生の言葉で「コネクトすること」。観客との一体感を重視しながら滑る感覚だ。(引用 終わり)

 
 

フィギュアスケートのあの素晴らしい演技、芸術とスポーツの融合した素晴らしい試合を生で観ることのできる貴重な機会を失ったフランスの皆さんは、なんと気の毒なことか。

 

きっとフランスの方々の関心は、パパダキス組の出場するアイスダンスだけなのでしょう。

finale2016poster フランスのポスター

 

fainal2016j-poster  日本のポスター

 

国が違えばポスターもまるで違いますね。とても面白いです。

いくら日本でフィギュアスケートの人気が高いといっても、アイスダンスはヨーロッパほど浸透していないのも事実です。

しかし 私はとても心の狭い人間ですが、ここまで自国主義ではないつもりです。

 

本当にフランスの方々は、今回の素晴らしい演技の数々を見逃すことになって、一生の後悔をすることになるかもしれません。

明日のフリーの演技は、世界の至宝の演技を、わざわざ駆け付けた日本のファンと、テレビの前の日本人とロシア人と中国人と韓国人とイタリア人たちとで楽しく感動を分かち合うことにしましょう。

 

 

 

GO GO 羽生  LET‘S GO CRAZY   みんなのハートを熱くしろ!

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 


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