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海外盤3D-Blu-ray日本語化計画&映画情報とか

3D映画の海外版3D-BDを日本語(字幕・吹替)で視聴する方法の解説、国内外の映画情報やその他の趣味も書くかもしれない

3D SBS動画+ATMOS音声 MKVファイル作成

2020年09月06日 10時11分13秒 | AV機器・パソコン・ソフト

ここまで来たら3D SBS(サイド・バイ・サイド)動画+ATMOS 7.1.4ch 音声の「音と映像のリアル3D」を実現しようとMKVコンテナ化しようと悪戦苦闘しておりましたが・・・やっとできました。

まずはパソコンの設定。最初、Power DVDでDolby Atmosを再生しようとすると2.0chになって再生できませんでした。原因はWindows10の設定でした。

 

Windowsのサウンドの設定で、デフォルトは「立体音響」が"OFF"になっているため 設定を変えないと2.0chでしか音が出ません。 「立体音響」で"Dolby Atmos for Home Theater"を選択すると、ソフト「Dolby Access」をインストールする様 指示されますので、インストールするとPower DVDでも7.1.4chが再生できました。

 

Power DVDのデフォルト設定では「音声」>「その他の音声設定」>「出力モード」が「PCM(Power DVDでデコード」になっているので「デコードされていないハイディフィニション音声」を選択してください。

 

次にMKVコンテナの件。これは過去ログに出てきたMKVToolNixを使用し、「3D SBS動画+ATMOS 7.1.4ch音声」をコンパイルするだけなのですが、その実現にはATMOS 7.1.4ch音声の調達がで必須です。これは例の定番ソフトで作成可能です。「例の定番ソフト」の詳しい事は書けません(アク禁になりますので)。質問にもお答えできませんのであしからず。

最初、どうやっても音声が「Dolby TrueHD 7.1」になってしまうのでうまくいかないなぁと思っておりましたが、どうやらPower DVD側の情報表示でAtmos7.1.4は「Dolby TrueHD 7.1」と表示されてしまう様です。AVレシーバー側で見ると「Dolby Atmos」の7.1.4ch表記となっておりました。うまくいってたのですね。

 

残る問題は最近のAtmos音声入りソフトはほぼUHDに限られることです。一般的なパソコン用BDドライブではそもそもUHDソフトが読み込めません。

また「例の定番ソフト」ではUHDも対応しておりますが、使用できるUHD/BDドライブは非常に限定されております。ウチのパソコンはUHDドライブ搭載でしたが「例の定番ソフト」では使用不可でした。また、最近のBlu-rayにはAtmos音声はほとんど入っておりません。

「3D +ATMOS」の市販3D Blu-rayソフトって、 ATMOS市販ソフト第1弾の「ネイチャー」の他は、ほとんどないかと思っておりましたが調べてみると結構ありました。

手持ちのソフトで3D Blu-rayにDolby Atmosが入っているタイトルは「エベレスト」「ゴースト・イン・ザ・シェル」「ターミネーター:新起動/ジェニシス」「トランスフォーマー/ロストエイジ 」「ネイチャー」「パシフィック・リム: アップライジング」「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」「マッドマックス 怒りのデスロード」「ペット」「ミニオンズ」「ミュータントタートルズ」「ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>」「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」の合計13本。
2D Blu-rayにのみDolby Atmosが入っているタイトルは合計18本、4K UHDにのみDolbyAtmosが入っているタイトルは合計26本。あわせて57タイトルでした。結構ありますね。

残念ながら一番「3D +ATMOS」を体験したかった「ゼロ・グラビティー」2D&3DセットにはAtmosは入っておりません。別途限定発売の2D Blu-rayにのみ入ってます。UHDなら買うのですが、2D Blu-rayに5,500円はちょっと・・・。

そもそも3D動画って2D動画の1.5~1.7倍の容量があります。Atmos音声も7~8GB近くあるように感じます。Blu-rayの容量は最大50GB。UHDには3D規格がありませんので「3D +ATMOS」はBlu-rayに収録するしかないですが、容量の関係で無駄なコンテンツ・音声を極力削除しないと入りません。

そのため最近の3D Blu-rayには「3D +ATMOS」のものがほとんどないのです。Atmosが普及し始めた頃なら物珍しさで入れておりましたが、今では特典映像などを削ってまでATMOSをBlu-rayに入れないのです。基本的に「Atmosが欲しいならUHD」へと誘導されているようです。

 

また、もう一つの問題はAtmos音声はほとんどの場合、原語(=英語)しかない事ですね。3D映像+英語Atmos音声+日本語字幕の構成となってしまいます。3D映像と字幕って相性はすごく悪いですから。

 


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2 コメント

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私の環境では再生できてるようです (Diablo)
2020-09-07 21:16:51
こんばんわ

家のPCはAtomsを再生出来ているように思うのですが、気のせいでしょうか?
例えばhttps://www.dolby.com/jp/ja/guide/test-tones.html
これとか。
ここの9.1.6を落としてトップスピーカーの音を再生した時にファントムで聞こえる位置が家の設定では前より聞こえます。フロントハイトでの設置のせいかなと思ってます。
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7.1.4ch化 (itou-take)
2020-09-08 00:56:13
Diabloさんこんばんは。

||家のPCはAtomsを再生出来ているように思うのですが、気のせいでしょうか?

PCがクラッシュする前の環境ではどうあがいても7.1chまでしか音が出なかったので、ググってみると「Windows10は7.1chまで」の記事にたどり着いたので、そう言うものかと思っていました。
再インストール後の現在、確認するとデフォルトでは2.1chの様なので、ソフトをインストールすることにより Power DVDで7.1.4chを再生できました。ありがとうございます。

ただし、3D-SBS+7.1.4ch.mkv を作るにはもう一つハードルを越えないとダメ見たいです。ここには書けない例のソフトでAtmos動画ファイルを作ると、すべて7.1ch化してしまいます。
もう少し方法を探してみます。
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