伊藤けんじブログ LET IT BE~あるがままに~

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歩かされてしまう快適な歩行空間の整備という視点…

2015年01月20日 | 日記
本日、新潟県見附市
スマートウェルネスの取り組みについて、行政視察を行いました。
視察内容は、見附市健幸づくり推進計画について。
見附市は、「健康」から「健幸」へという考え方に基づき、歩いて暮らせるまちづくりへの転換を図った。
平成23年に、地域活性化総合特区指定を受ける。
高齢化率28.1%
見附市の介護認定率は、全国平均、県平均よりも低いとのこと。
見附市は、第4次見附市総合計画 後期基本計画(期間:H23年度~H27年度)の重点プロジェクトのひとつに「スマート ウエルネス みつけ」の推進を位置づけ、身体面の健康だけではなく、人々が生きがいを感じ、安心して豊かな生活を送れる状態を「健幸(けんこう)=ウエルネス」と呼び、まちづくりの中核に据えていこうという考えです。
 これまで進めてきた「食生活(食育)」「運動」「生きがい」「検診」の視点による健康づくり事業への参加を呼び掛けることに加え、健康に対しての関心がうすい市民でも自然と健康になれるようなハード整備や仕組みづくりなどを通じて総合的に「快適で健幸なまちづくり」(スマート ウエルネス みつけ)をすすめ、『日本一健康なまち』を目指したとのこと。
 直面する超高齢・人口減社会によって生じる様々な課題を克服するため、「健幸」をこれからのまちづくりの基本に据えた政策として、持続可能な新しい都市モデル「Smart Wellness City」を目指して、活動しているとのこと。
ポイントは、歩かされてしまう快適な歩行空間の整備、過度な車依存の脱却を可能にするための公共交通機関の再整備。
さらに、健康とまちづくりを関連させる分析システムとして、異なる保険者間の健診、医療レセプトデータ、介護保険のデータの一元化を実現。

所感
鈴鹿市においては、日常生活圏域の定義が、施策によって様々であり、統一性のない状況であることが、大きな問題であるということ。見附市のように、日常生活圏域を統一見解できなければ、このような推進ができないであろう。
やはり、歩かされるまちづくりというハード面も含めた取り組みが大きなポイントであると感じました。

以上、本日の視察報告です。

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