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世界の中の極々小さな断片

田舎暮らしの日常と地元を走るローカル線を短いエッセイと写真で綴る。
※ブログのタイトルが変わりました。

喧噪を逃れひとり静かな小径を歩く

2018-05-28 10:18:03 | 日記
















































































































































































































































全国に17ヵ所ある国営公園。
国営公園とはレクリエーションの空間、
良好な都市景観の形成、
都市環境の改善、
都市の防災性の向上、
生物多様性の確保、
豊かな地域づくりを目的に
国が維持管理を行う都市公園として、
国土交通大臣が設置する公園および緑地である。

その中でも東京都立川の「昭和記念公園」や
埼玉県の「武蔵丘陵森林公園」
東京都有明の「東京臨界広域防災公園」
茨城県の「常陸海浜公園」などが有名であるが
今回訪れた「国営越後丘陵公園」は
新潟県の長岡市にニュータウン構想のもと拓かれた400haの面積に広がる
17の国営公園の中でも3番目の広さを誇る公園である。

公園内は幾つかのエリアに分かれ
休日ともなると広大な緑の敷地で自由に家族ずれで賑わうエリアを避け
豊かな自然を観察しながら静かな里山エリアを散策するコースを歩いてみた。

メインの賑やかなエリアとは対照的に
散策する人も少なくスレ違う人もない中
明るい木漏れ日と爽やかに流れる風に吹かれ
綺麗に手入れをされた里山の小径を歩いた。

このエリア内にひっそりと佇む古民家があり
家の中には昔の里山の生活を偲ばせる民具なども置かれ
囲炉裏にでは火も焚かれ緩やかに立ちのぼる煙と匂いが
ひと時まるで昔子どもの頃に親戚の田舎家で過ごした時に
タイムスリップしたかの様に感じられた。

「国営越後丘陵公園」では季節ごとに様々なイベントが企画され
緑や花を楽しんだりイルミネーションできらびやかで幻想的な催しもあるが
たまには、こんな静かな小径をひとり歩いてみるのもよいかもしれない。










Posted by I.Tachi at May 28, 2018
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