渓流に春を求めて・・・・・

まだ春というには少し肌寒い4月初旬

でも陽が差し込むいい日和。


車を２時間とばして目的のU川へ

BGMはYMO初期のベスト盤

時折口笛を吹きながらウキウキ気分が止まらない。

急ぎ身支度を済ませて一目散に河原へ

まだまだ雪が残る河原

そこには新しくはない足跡が一人分だけ残っている

ラッキー！
これはチャンス！


丁度良さそうな、緩めの流れを発見。

川を見ると、何かがモアモアと大量にハッチしています。

大量のユスリカのハッチです。

これは良い感じ！と波紋を探しますが、探せども探せどもライズはなし。

こういう場合どうなんでしょう？

水面下のビューパなんかを補食している可能性が高いのかなと思いつつも、

ドライ派の僕は、

アピール力高めのクロカワゲラパターンを結んでキャスト。

すぐに顔を出してくれたヤマメは

大きくはないけど、ふっくらとした体型のヒレがピンとした綺麗なヤマメ。




秋頃にまた顔を見せてくれよ。と思いつつ元の流れにリリース


今度は、速い流れの脇の緩い場所

流れが巻き返しており、

川底にはヤマメが潜むには丁度良さそうな大きめの底石が入っていて、絶好のポイントです。

とりあえず、フライを流しちゃおうと軽い気持ちでキャスト

上手い具合に、巻き返しの流れに乗って核心部へ差掛かった時でした。

出た！！

サイズは結構な良型
魚体を半分くらい乗り出して出てきた。

ロッドを軽く合わせるが、スカッと空をきってしまった。

あうっ！！
精神的に痛恨のダメージ！！

あの出方からすると、フライを見切ったぽい

おそらく、この日一番のヤマメだった感じ
逃した魚は大きかったと良く言うけど、まあ良くある事ですね（ガッカリ）


当然、見えた魚体に未練たらたらで同じ場所でリベンジを計る。

結果、顔を見せてくれたのは

敢えて言うなら、普通～のヤマメ

先程のナイスバディ子はお休みしちゃったみたい。



とりあえず、気を取り直して、どんどん釣り上がっていく事に

程々にロッドを曲げてくれるヤマメ達。





手頃な底石の入っている早い流れの脇の緩い場所を発見！

かなり有望そうなポイント。

緩い水面では、ユスリカがモアモアしているが、ライズなし。

と言う事は、ユスリカよりはアピール力の大きいクロカワでOKかなと思い、

迷わずキャスト！

僕の腕では、中々長い距離が流せない。

数投後、速い流れの底からスーっとヤマメが浮いて来て

フライを静かに食わえて反転

今度は、しっかりとフッキングが決まりローリングを繰り返した後

僕のランディングネットに納まってくれました。

８寸に少しだけ足りない位の、まだサビの残るヤマメ。





理想的な出方をしてくれると、やはり満足感が違う

釣れるまでのプロセスって本当に大切だ。

いつか、この様な理想的な形で尺ヤマメが出るのを心待ちにしている。

まだまだ初心者に毛の生えた様な僕に、そんな日は何時かやってくるのだろうか？

今年こそ、きっと・・・・・・













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