Issei-man & Anjyu-hime

issei & anjyu,s Growth diary

『東京島』。

2013-05-15 | パパの読書
前回、面白かったので、今回も引き続き桐野夏生作品。


桐野夏生(キリノナツキ)と呼んでましたが、(キリノナツオ)だったんですね・・。
恥ずかしい。。。



『東京島』著:桐野夏生


先週のLA出張、飛行機14時間乗ってる間に完読。


清子は暴風雨により、孤島に流れついた。夫との酔狂な世界一周クルーズの最中のこと。その後、日本の若者、謎めいた中国人が漂着する。三十一人、その全てが男だ。救出の見込みは依然なく、夫・隆も喪った。だが、たったひとりのおんなには違いない。求められ争われ、清子は女王の喜びに震える・・・。東京島と名づけられた小宇宙に産み落とされた、新たな創世記。谷崎潤一郎賞受賞作。