いっせいの林道歳時記Ⅱ

いっせいの林道歳時記からの移行ブログです。
オリンパスカメラで野鳥・風景・B級グルメなどを主に撮ってます。

四万温泉豊島屋

2024-06-12 22:03:22 | 旅行

四万温泉豊島屋桔梗の部屋付き露天風呂

OM SYSTEM OM-1
M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
Mマニュアルモード撮影
絞り F/2.8(開放)
シャッタースピード 1/60秒
ISO感度 500

焦点距離 7mm(換算14mm)

6/10 梅雨入りはしてないが本降りに近い雨が降る
当初の予定は新緑の谷川岳と残雪の一の倉沢を観たいと言うのが今回の旅行のメインテーマだった…
昼頃には晴れマークになると信じて谷川岳に進める。
途中上越線の土合駅に寄る。

日本一のもぐら駅の異名の通りのビジュアルだ
降りても戻って来れる体力が無いので上から見下ろすだけで退散した
それでも見る価値は間違いなくあるね!

谷川岳ロープウェイまで行ってみるが谷川岳の山容が見られるどころか周辺の山に雨雲が覆いかぶさり撤退を決意
梅雨明けに日帰りで来てもイイかな…

谷川岳インフォメーションセンターの駐車場に居た猿の家族
子ザルだけカメラ目線

 

宝川温泉汪泉閣にあったみなかみ温泉周辺案内チラシにお勧めのお店に「やぶそば」があった。
チラシを持ってくと10パーセント引きにも釣られた(笑)
温泉街特有の狭い路地に佇むロケーションだ
11:00の開店一番客で車は停めれた。

お勧めは「さんさい天そば」1,600円
天ぷらは二人でシェアするつもりだったので他に「せいろそば」を一枚

天ぷらのお品書き
よもぎは二個ありこまつなはかき揚げになっている
舞茸もでかいので二人でシェアは正解

そしてせいろそばの盛り方がえぐい!
並盛りの注文だけどどう見ても大盛りのビジュアルである(笑)
北海道幌加内産の蕎麦粉で打つと旦那が自慢げに話す
次の客が来ると奥さんと談笑
宝川温泉は混浴の盗撮で問題になって湯あみになったんだそうだ…
たまたま平日の開店時間に行ってスムーズに食べれたが週末は行列の出来るお店らしいね

「やぶそば」を辞して「道の駅みなかみ水紀行館」に立ち寄る。
ここでお土産買い物タイム
嫁が買い物している間ツバメが飛んでるのを見ていた
建屋の庇にツバメの巣がありヒナが餌を待っている
もういい加減デカくなったのでさっさと巣立ちしろよと思いたくなるくらいだ(笑)
親鳥は健気に虫などのエサを届けにくる
口を開けたもん勝ちな感じで右から二番目のヒナがエサをGetした瞬間を画角に収める事が出来た。

道の駅の前は利根川が流れていてこの辺りは諏訪峡と言う景勝地になっている
急流を下るラフティングのメッカでちょうどゴムボートが流れて来た
カメラを構えながら手を振ったら先導のスタッフも返してくれた
あいにくそのシーンは画角に入らなかったが笑顔が残った♬

道の駅から水上ICへ向かう途中に菓子工房おおとろ牛乳がある
以前は人気で行列の出来るお店だったが平日の昼下がりで他に一組の客だけ…
ブームは去った感じかな

妻は大人の珈琲ゼリー、筆者はハニーナッツを注文。
旨いけど800円は安くないね(笑)
でも一度は食べなくちゃ話は出来ないしね

我々の後はヒマになった店主はネコと戯れていた…

その後水上IC~月夜野ICまで一区間関越道に乗る
ナビ任せにしていたがてっきり沼田前橋方面だと思って居たらナビが新潟方面を案内している
そのまま言う通りに行ったら県道36号線と言う高規格道路があったのね
前後に車も無く3速4速で快適にドライブ出来た♪
秋鹿大影林道は行かなかったんか?って言うツッコミは無しで…

これまでのルートのほとんどをマニュアルモードのパドルシフトでギア選択して走っていたが中之条市街地から普通のDレンジでまったり走る。
四万温泉街の手前の秋鹿集落に景勝地の甌穴がある
山菜ツーリングで何度かバイクで訪れていたがミニ道の駅的に整地している
トイレも新しく建設されていたが美術品の彫刻などで飾っている
ちょっと凝り過ぎて年配客が使いづらいのではないか心配ではある。

四万川の水量は豊富だ
上流のダムで放水しているのか

いつの間にか雨も上がり日差しが入って四万Blueが輝く!

この画が撮れて谷川岳散策が出来なかった分を取り戻した感じだ!

階段を降りて水際までやってきた。
流れが白飛びしているがお構いなしだ!
四万ブルーをOLYMPUSブルーで描写する贅沢である

さあもう豊島屋にチェックインしちゃおう!

ちなみに四万温泉に宿泊するのは昭和の頃、学生時代のOB会で来て以来なのだ。
山菜ツーリングなどで毎年のように来ていた時期もあるが日帰りだし、個人的にちゃんと泊まるのは初めてである。宝川温泉も同様だけどね。

ちなみに上流側から見た豊島屋の看板(翌日の朝の散歩で撮影)
中之条から来るとコレが見えないので通り過ぎる確率高し

甌穴からすぐに四万温泉街となる。
やまぐち館のほぼ隣だと予習していたが入口をスルーしてしまい温泉街を一周
あるあるだね(笑)
結局昨日と同じ14:30過ぎにチェックイン
ごらんのように道は狭くてコンパクトカーのスイフトでもバックで玄関に駐車するシチュエーションである
それが解かってるので宿の従業員が飛んできて誘導をしてくれた。
更にその下につばたや、山田屋と二軒宿がある事に驚かされた。
豊島屋を含めてこの辺りの宿は駐車場は別のスペースに移動となる。

ココもじゃらんで予約【豊島屋の人気NO.1】群馬の旨み・山の幸の恵みにこだわり抜く!地産地消をモットーに≪里山懐石≫
  部屋タイプ:パノラマ感が人気の源泉掛流し露天風呂付和室
  28,380円×2名=56,460円+入湯税
  初めて露天風呂付の部屋を予約したのは嫁の還暦祝いでちと贅沢をしたのである。
  積善館とか四万たむらも候補にあったがエレベーターのない小さな宿に泊まりたかったのと四万川の流れのロケーションを重視した結果である。

部屋は「桔梗」上流側に「椿」があるフロアだ。
部屋キーは二個
その内一個は貴重品金庫の鍵が付いている

TOPの画像にあるように湯舟に窓はなく解放されている抜群のロケーションだ
露天風呂にありがちなお湯がぬるいか心配だったが杞憂に終わった
かけ流しの湯量が少なく見えるがそこそこ熱く調整されている
ちなみに宝川温泉は源泉に水を入れて温度調節をしているので結果源泉は若干薄まる。

(豊島屋HPよりスクリーンショット)
ココは源泉を一旦タンクに集めて四万川の水で冷やして流すらしく薄まらないのだそうだ。

フロントが三階でその真上の四階の部屋が「桔梗」だ
対岸の新緑と四万川のブルーのロケーションでグレードはかなり高く顧客満足度は高得点だろうな。
もっと高級な部屋もあるみたいだがこの辺りの価格帯が限界(笑)

(じゃらん画像)
先ずは大浴場の薬王の湯に浸かる
どうやら一番客で誰も居ない♬
洗い場は三つだからそんなに広くなくこじんまりとしている
露天は四万川がすぐ前で塩原の明賀屋にせまる感じで雰囲気は抜群
二番目入ってきた客も感動していて「高いけど仕方ないですね」と談笑した。
ちなみにこの時間帯は男性側が上流で22:00で男女入れ替わるシステムだ

風呂上がりのビールは自販機が館内に無く(後で解かったがフロント脇に小さな冷蔵庫があり売ってた
部屋の冷蔵庫の瓶ビールを呑んじゃおうか迷ったが嫁が散歩に行くと言うので缶ビールが買えたら頼むと言っておいた。
果たして豊島屋の隣の下流側にヤマザキデイリーコンビニがあったのだ(笑)

まったりした後、部屋の露天風呂に浸かり18:00から夕食
昨夜と同じ半個室
たぶん日本客オンリーでインバウンド客は無しっぽい
全部で十室だと聞いていて食事をしている客が7組くらいだったかな…

前菜の見栄えは凝ってるが料理が凄く小さい
よくココまで小さく出来るな

嫁の還暦祝いなので白ワインを頼んだ

馬刺しだけは美味かった♪
でも小さい(笑)

グラスワインが空いたので地元麦焼酎の「ぐんまちゃん」をロックで追加

メインとおぼしき焼き物は鶏肉
こんだけ?

赤だし味噌汁は二口でなくなる

デザートの果物もよくココまで小さく切れるな(笑)

筆者の育ちが悪いのか体裁の良い料理を高級な皿に並べてくれるのは結構だ
従業員の手際もよく笑いも取ったりで洗練されている
だがボリューム感がまったく足りない
前日の宝川温泉汪泉閣の上州牛が美味かったのでその落差も手伝って残念感が先に来てしまった印象だ
客室、温泉のグレードは最高なのだがココで一気に顧客満足度は低下した
簡単に言うと馬刺しは5、6枚ドカンと皿に盛って出して焼き物を上州牛にすれば何てこと無かったのだ(笑)
コレは筆者の個人的感想なのでスルーしていただきたい。

ダメ出しばっかじゃ申し訳ないのでココで違う話題
今回の予約のコメント欄に「妻の還暦祝いでおじゃまします」と書いた。
実は早速電話が掛かって来て「赤いちゃんちゃんこ御用意出来ますが如何しますか?」との事
ちょっと笑ってしまうが心遣いは嬉しいね
特別な事はしなくて結構ですと返事はしておいたが食事の時に女将から輪島塗の箸のプレゼントがあった。
コレはちょっと感動だね

日没後対岸の新緑がライトアップされる
部屋の明りを消してずっと見てられる
画角には入らないが下流のやまぐち館でもやってるようだ

結局夕食後2回部屋の露天に浸かり大浴場は行かなかった

部屋からの眺望
ライトアップと渓流の糸引きのバランスが良くスローシャッターで画に出来た
大浴場の灯りがこぼれているのもアクセントになっている。

朝食前に温泉街の散歩
四万川を遡上する

お約束の積善館
昼より夜だな…

スマートボールの店
映画『沈まぬ太陽』で香川照之が日航の不正を検察庁に送り自分は東尋坊に身を投げる。
その前に温泉街をふらつくシーンに使われていたのを鮮明に覚えている。

路地には被写体が埋もれている

朝の光に輝く四万川Blue

宿に戻って屋上からの眺望
もう少し新緑が若くても良いかな
GW過ぎの週くらいが狙い目か…

朝食は8:00と8:30があり朝ドラを見るので8:30からにした
さすがに三組しか居なかった。

大きな器に入ったイノシシ肉の入った猪汁が嬉しい!
やれば出来るじゃん(笑)
岩魚の干物のイイネ
コッチの方がよっぽど日本酒が呑みたくなる

料理長のこだわりで地産地消の食材で色々工夫してるのが解かる
夕食に肉系のボリュームがあれば言う事無しだったんだけどな~(まだ言うか?

豊島屋をチェックアウトして…奥四万湖のリアル四万ブルー
前二日間が雨混じりの天気だったが最後に見事な日差しが入り正にブルーが輝いたのある!


高根展望台から伊香保温泉街の眺望
イニシャルDよろしく“溝落し”で攻めたかったがエイペックスに雑草が生えて無理(笑)


最後の最後で谷川岳の残雪が見えた。
最近の旅行は肝心の時に雨でこんなのばっか(笑)


伊香保森林公園は野鳥撮影のメッカなんだけど惨敗(撮りたきゃ朝早く来い!
キビタキの囀りを聞くのみ…、

水沢うどんはご存じ大沢屋
一号店が休みで下の二号店(観光バスが入る大きい方)
平日なのにほぼ満車。でも客裁きも良く待ち無しで食べられた♬
注文は今どきのタッチパネルになっていた。口頭で注文も出来る。
一頃は並盛では少ないと感じた頃もあったが今は充分
舞茸天ぷらも二人で一個をシェアすれば間に合うのだ。

そのまま県道を下って駒寄パーキングから関越道に入り宇都宮に戻った。

出掛ける前に満タンにしたので走行距離423㌔
RMXで日帰りで草津温泉の近くまで山菜ツーリングした時より少ない(笑)
峠で前後に車がない時は少し踏んだが下りや郊外ではエコラン、高速は90㌔走行で17㌔/㍑走れば文句はない

次は秋かなぁ~


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4 コメント

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夕食はナマズとネギ焼きでした (bn)
2024-06-13 11:12:25
豊島屋、良い季節に泊まりましたね。ウチは2/10だったので戸の無い半露天が氷点下でした。
返信する
Re.ナマズとネギ焼き (いっせい)
2024-06-13 17:31:08
料理長は地産地消にこだわり過ぎですね(笑)
確かに厳冬期はきついっすね
雪景色だったら無理しても行くかな…
新緑が鮮やかでした♬
もう少し早めのGWの翌週辺りが緑が柔らくて狙い目かもね
返信する
Unknown (アナログ)
2024-06-13 21:16:35
四万温泉はいいですね〜。
湯♨️の違いが分かる男ではありませんが、一度行った事があり、何かいい感じでずっと入っていられる温泉だった記憶があります。また行きたいと思っていますがなかなか行けません😣
ツバメのひなの大きさには笑っちゃいました😊
仕事場が変わって時間が取れれはずでしたが、孫ちゃんの保育園、病院と嬉しい悲鳴の日々です🤣
返信する
Unknown (いっせい)
2024-06-13 22:00:11
アナログさん
若い頃は歓楽街のあるメジャーな温泉街が良かったのですが今は四万温泉のようなひなびたトコが好きですね。塩原や湯西川のように川が近いのが好きかもです。
温泉旅行と言っても野鳥が気になって望遠レンズ持ち込みです。機材の積み下ろしが余計ですが撮れた時の達成感がたまらないのです。
孫ちゃんの世話が出来るのも幸せだと思いますよ
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