物欲STYLE

気ままに物欲日記・・・

クロアチア x アルゼンチン

2006-03-03 23:45:04 | サッカー

      日刊スポーツ一面 クロアチア x アルゼンチン (Sigma 18-50mm F2.8 EX DC)



なんと、日刊スポーツでは一面扱いだ
他国の、しかもただの親善試合なのに・・・。

日本 x ボスニア・ヘルツェゴビナは、色々なところで語られているので、ワールドカップ本大会で日本と第二戦を戦うクロアチアを分析してみた。
親善試合とはいえ、ワールドカップ前の最後の国際Aマッチデーである。
場所はスイスのバーゼル、両国から見れば中立国だが、一応クロアチアのホーム扱いになっている。
なかなか面白い試合だった。

■前半
クロアチアは3-5-2、アルゼンチンは伝統の3-4-3でスタートした。
試合はいきなり動く。
前半3分、クロアチアの指令塔クラニチャールからのフリーキックはキーパーのアボンダンシエリがパンチングで弾くものの、デフェンスとぶつかってこぼれ、それをクロアチアのクラスニッチが押し込んで先制。

普通のチームならここで浮つくところだが、さすが試合巧者のアルゼンチン。
リケルメを中心として、しっかりとパスをつないでクロアチア陣内に攻め込んで行く。
特に凄かったのはメッシだ。最初は右サイドからのサイドアタックを実践していたのだが、パスをはたいて中に切れ込んで行く。更には中央から左サイドまでどんどん出て行った。

前半4分、バイタルエリアでパスを回すクロアチアディフェンス陣を激しいチェイシングでメッシがカットし、そのままドリブル開始。リケルメとのワンツーで抜け出したメッシがシュート、それをテベスが押し込んで、あっさりと同点に追い付く。

う~ん、凄いぜメッシ。今のメッシは誰にも止められないかもしれない。少なくともクロアチアで止めれる選手はいなかった。あと、ワンツーパスを出したリケルメも凄かった。「そこに出すのか?」という感じで、完全にクロアチアディフェンスの裏をかいたパスだった。

これで同点、更にアルゼンチンの攻勢は続く。
ショートパスを正確につないで、時にはリケルメの正確なロングフィード。強いぜアルゼンチン。メッシとテベス、更にはリケルメまでもが頻繁にポジションチェンジを繰り返して、クロアチアディフェンスを翻弄していた。

ボールポゼッションは完全にアルゼンチン、クロアチアはアルゼンチンの正確なパスワークに翻弄され続けて2点目を失う。
前半6分、2点目はまたもメッシ。前線での激しいチェイシングからボールを奪うと、そのまま中に切れ込んでいってシュート。これがキレイに決まって、メッシの代表初ゴールとなった。またまたやってくれた、凄いぜメッシ。オランダ代表ロッベンより凄いのでは?

アルゼンチンペースのままで試合は推移するものの、クロアチアは引いて守り、奪ってカウンターという展開になってきた。クロアチアの戦法は、基点となる2トップ(プルショとクラスニッチ)がボールを落としてサイドへ展開。そこから1対1を仕掛けてクロスを上げる、もしくはサイドでワンツーを駆使してペナルティエリアへ侵入してくる、という感じだ。

前半で特に目を引いたのは、クレスポのブレーキぶりだった。
前線で基点になるものの、オフサイドが多すぎた。ギリギリだと思うのだが、ことごとくオフサイドを取られまくった。審判との相性が悪かったかな。決定的なチャンスは少なくとも2回はあった。キーパーと1対1になったものの、ドリブルが少し流れて失敗したり、チェイシングから奪って一気にカウンターを仕掛けラストパスを送るものの、ラストパスが長くてメッシが追い付けないなど、前半はあと2点ぐらいは取れていた内容だった。


■後半
ところが後半、クロアチアの逆襲が始まる。
アルゼンチンのパスワークに翻弄され続けていた前半とはうって変わって、球際の当たりが激しくなった。
後半7分、ここまで今ひとつ前線で基点になりきれていなかったプルショだが、サイドをドリブルでえぐってセンタリング。これをスルナがヘッドで決めて同点。
このスルナという選手は要注意だ。左サイドの三都主は大丈夫かな?

これで完全に波に乗ったクロアチア。どんどんと前に出てきた。
逆にアルゼンチンはボールの取られ方が悪くなって、クロアチアの効果的なカウンターに晒され出した。そんな中でも、指令塔クラニチャールは、はっきり言ってよくなかったし、消えている時間が長かった。
リケルメが凄かっただけに、余計にクラニチャールの存在が今イチに見えた。
ただ、フリーキックとコーナーキックの精度だけはよかったが・・・。
クラニチャールよりもモドリッチの方が全然よかった。解説の原さんも絶賛だった。A代表初招集初先発らしいが、堂々としたプレーぶりだった。パスも鋭かったし当たりも激しかった。

同点になった後半7分から後半25分すぎぐらいまではクロアチアペースで進んだ。
だが、アルゼンチンもリケルメを中心として、しっかりとマイボールをキープして前線に供給しようと頑張ってた。
後半も30分に差し掛かってくると、一進一退の攻防になってくる。ここが勝負どころだと感じさせた。どちらも引き分け狙いではなく、勝ちに来ているようだ。

この時間帯のプルショは切れていた。前半は今イチだったのに、同点アシストをしてからというもの、1対1でもボールを失わず、アルゼンチンにとって危険な存在であり続けた。
クロアチアディフェンスも、最初に2点を奪われた時は「ん?」と思ったが、やっぱり固い。
特に最終ラインは強いし高いので、アルゼンチンのセンタリングを跳ね返していた。
最終ラインだけではなく、時間を掛けるとフォワード以外の全員が守備に戻ってくるという徹底ぶりだ。
さすがのアルゼンチンも、クロアチアディフェンスが戻ってスペースを埋めると攻撃が停滞気味になった。

このまま同点で試合終了かと思われたその時、レコからのコーナーキックをシミッチが肩なのか背中なのかわからないがとにかくアルゼンチンゴールへ押し込んだ。
これで3-2、クロアチアが勝ってしまった。


■感想
クロアチアは強い・・・。
相手が格上のアルゼンチンだったからなのか、ボスニア・ヘルツェゴビナが日本戦で見せたような細かいパスワークは、クロアチアにはあまり見られず、引いてカウンター戦術だったが、それが効いていた。
前半は、正直あまりクロアチアに見るべき所はなかったが、後半になってリケルメやテベスにも激しく当たってボールを奪っていた。奪ってからのカウンターは速くて正確だ。
アルゼンチンは不運だった。レフリングでアウェー扱いを受けていた感じだ。

三都主はスルナや、サイドに流れた時のプルショを止められるだろうか?
サイドアタックが多かったクロアチアだが、サイドに弱点を抱える日本代表はかなりヤバいのでは?

最後に、日本と2-2で引き分けたボスニア・ヘルツェゴビナ代表キャプテンであるバルバレスの日本戦終了後のコメントを紹介しよう。
「日本はもっとスキルを上げた方がいい。クロアチアは俺達より強いよ。」




チェルシー x バルセロナ

2006-02-24 00:47:12 | サッカー

               チェルシー x バルセロナ エトーの決勝点



とうとう欧州CLが再開された。
チェルシー x バルセロナがどうしても観たくて、頑張って明け方に起きた

アジアカップ予選の日本 x インドも同日にあったのだが、この試合を観ずにチェルシー x バルセロナに備えようかと思ったほどだ(笑)
結局は両方観たけどね。

結果は2-1でアウェーのバルセロナが勝った。
試合内容はめちゃめちゃ面白かった。眠かったのに、段々と目が冴えたほどだ。
特に感心したのは、攻守の切り替えのスピードだ。球離れもスゲー速い。
この試合の前に日本 x インドを観ているだけに、余計に速く感じた。

いや~日本代表はひどいね(笑)
テンポの遅さ、判断の遅さ、球離れの遅さ、大丈夫かいな。
多分チェルシーあたりと試合をしたら、5-0ぐらいで負けると思う。
何もさせてもらえず、この前のアメリカ戦以上にチンチンにされるだろう。

それにしても、バルセロナのメッシは凄かった。あれで18歳なんだから末恐ろしい・・・。
チェルシーも10人になってからの方がよかった。
ホームであんなに攻められるチェルシーなんて、今まで見たことがない。

UEFAチャンピオンズリーグの試合は最高だ


2nd Legが待ちきれない


録画スパイラルだ・・・

2006-02-03 21:19:40 | サッカー


サッカー予約がとんでもないことになっている

以前、欧州サッカー予約で自分自身が録画に追い付いてないと書いたが、あれからさらにパワーアップした(笑)

欧州CLセットも申し込んだのだ(これまで欧州CLは契約していなかった)
なのでグループステージの試合を再放送しているのだが、これを観る必要が出てきた。
更に、アフリカ・ネーションズカップのベスト8以降の試合も始まった。
ということで、まとめると・・・

 ①欧州CLの試合(過去のグループステージは主にチェルシー中心)
 ②アフリカ・ネーションズカップの試合(ベスト8以降)
 ③各国リーグ戦(5~6カ国)
 ④日本代表(2月は4試合)

DVR-DT90で、今週分のサッカー予約の件数を確認すると14試合もある!!

1日に2試合は観ないとダメじゃないか・・・
もう無理だろ? 普通のサラリーマンなのに、1週間でこんなに観れるはずない。

予約を投入するだけでもかなりの時間を使ってるし、だんだん苦痛になってきた。
優先順位も2番目だし・・・。


CSI:科学捜査班も、やっと第2シーズンを観終えたところだ。
でも、第3シーズンが既に録画されていってる(笑)
3月には第4シーズンが放送予定だし、CSI:ニューヨーク、マイアミはいつ観るんだ?
サッカーの優先順位が1番になるのは、まだ遠い。


ああ・・・、録画スパイラルだ(笑)



セレッソ大阪からの贈り物

2006-01-29 15:35:50 | サッカー

             セレッソ大阪会員証 (Sigma 18-50mm F2.8 EX DC)



セレッソ大阪から、オフィシャルクラブ会員証が届いた。
今年度(2006年)は会員を継続するかどうしようかと悩んでいたら、
セレッソに先手を打たれた(笑)

まあ年会費3,000円でA席招待券が2枚付くので十分もとが取れるから
悩む必要はないのだが・・・。

去年の携帯ストラップはまだ使用していないので、今年のストラップと併せて
夫婦で一緒に携帯につけようか?と嫁をさそったら、「絶対イヤ!」と拒否された

今年のセレッソで一番の注目は、柿谷 曜一朗
プレーは見たことがないのだが、小野 伸二の再来らしい。
ほんまかいな?
ヴェルディから来た山田 卓也には特に注目していない。


ちなみにこの年会費、どこから引き落とされるのか全然わかってない(笑)


Jリーグ第26節(セレッソ x レッズ)

2005-10-02 22:33:17 | サッカー

          セレッソ大阪 x 浦和レッズ (Sigma 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM)



Jリーグ第26節の「セレッソ大阪 x 浦和レッズ」の観戦に行ってきた。
今回もタダ券があったので、A席(ホーム)で観た。
しかもレッズサポーターの近くで。

しかしレッズの応援は生ではじめて見たけど、人も多いし統制が取れてるな。
今まで見たアウェー席の中で一番人が入ってた。
一番盛り上がったガンバ大阪とのダービーマッチの時より、アウェー席は人が多かった。


それにしても最近のセレッソは、何かしらんけど強くなってる・・・。
レッズ相手に結構押し込んでいた。


「開始そうそう、モリシがヘッドで押し込んだ・・・」


「後半開始後ちょっとして、ファビーニョがミドル・・・」


「更に古橋の追加弾で3点目・・・」



ホームとはいえ、レッズ相手になんと3:0 



「マジかよ~、試合を支配してるし。」



嫁はんが呟く。
「なんか面白くない・・・、あんまり攻めてない」

そう、嫁さんの目当てはイライジャ・ウッドに似た「田中達也」の活躍なのだ!
確かに点は取った、オフサイドだったけど・・・

そのまま試合が終わるかと思ったが、1点返された。
でもレッズの反撃もそこまでで、そのまま3:1タイムアップ


これで8月から負けなしの5連勝
しかも単独の3位だ。


「ありえね~、開幕3連敗したチームとは思えない。」



今回も勝ったので試合後に歌う、
「POWER AND THE GLORY ~我がCEREZOに弥栄あれ!~
は本当に最高だった


そういえば、セレッソグッズに身を包んだおばちゃんが、
「POWER AND THE GLORY ~我がCEREZOに弥栄あれ!~
大声で熱唱してたな・・・。


息子も釘づけだったよ・・・



まさか再試合とは・・・

2005-09-07 23:58:30 | サッカー


9月3日に行われた、ドイツワールドカップアジア5位決定フレーオフ第1戦

ウズベキスタン x バーレーン
で、ウズベキスタンが勝利したにも関わらず、FIFAに審判の誤審を抗議した結果、
なんと再試合に・・・


「マジ!!!、なんでそうなるん?」

と目の玉が飛び出るぐらい驚いた。
う~ん、FIFAが試合を無効にするとは意外
しかも、その無効試合の審判は日本人だった・・・
勘弁してくれよ

FIFAがなぜ再試合にしたのかを考察してみた。
 ①主審の判定が、誰が見ても明白な誤審である
 ②W杯最終予選プレーオフという、極めて重要な試合である
 ③神聖不可侵な審判の権利にクレームを付けたウズベキスタンに対しての制裁
 ④両国にとって平等となる裁定を下したかった

理由として考えられるとしたら、こんなもんか。
③と④は矛盾しとるな・・・
明白な誤審だから再試合なのか?
もう一度やってウズベキスタンが確実に勝てるという保証はないし、勝ったとしてもバーレーンにアウェーゴールを与えて不利になるかもしれん。

再試合が10月になれば、バーレーンにアラー・フバイルが戻ってくるやもしれん。
ウズベキスタンにすれば、「やぶ蛇」もいいとこだな

いやいや、ウズベキスタンだけが貧乏くじを引いたことになるのか?

一体どうなるんやろ?
ウズベキスタンは猛抗議しとるみたいやけど、これで確定なのか?




Jリーグ第22節(セレッソ x ヴィッセル)

2005-09-04 01:09:52 | サッカー

            セレッソ大阪 x ヴィッセル神戸 (Sigma 18-50mm F2.8 EX DC)



Jリーグ第22節の「セレッソ大阪 x ヴィッセル神戸」の観戦に行ってきた。
いつもはSB席(バックスタンド)で観るのだが、久しぶりにA席(ホーム)で観た。

新聞屋がタダでチケットをくれたからね


最初は結構押されていたセレッソだったが、なんとかふんばり、なかなか両チームとも点が入らない。

「また、いつもの展開か・・・。」

後半になって、段々と挽回してきた矢先にヴィッセルに先制を許してしまった・・。
セレッソファンを自認している私だが、ヴィッセルに先制された時点で、


「今日はよくても同点どまりだな・・・」と思ってしまった・・・。

でも、古橋が同点弾、ファビーニョが逆転弾を決めて、
なんとセレッソが2:1で勝ってしまった。

うう・・・、セレッソファンの皆さん、ごめんなさい。私はファン失格です


いや~勝った試合後に歌う、
「POWER AND THE GLORY ~我がCEREZOに弥栄あれ!~
は本当に最高だ


勝ってよかったよ




             セレッソ大阪 を応援する息子 (Sigma 18-50mm F2.8 EX DC)