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自転車とジャージと音楽と(終了)

2月28日で退職しました。記事はしばらく残しておきます。ありがとうございました。

職場恋愛

2004-11-09 00:26:09 | デイ日記
 昼休みに甘いものを食べつつ、ある職員の恋愛事情について話をしていました。下世話ですが、よくある話ですよね。私自身は両人が仕事さえきっちりしていたらどうでもいいのですが、休みの合わせ方が見る人が見ればまるわかりな状態なので、上から何か言われてもしょうがないし、ずっと合わせていれば、仕事場でも一緒、プライベートでも一緒で、片一方がしんどくなるのではないかという話になりました。

 自分の経験では仕事場の人と付き合うという経験はありません。若い男が多いバイト先を教えたのに何で、何もなく終わるのかと嘆かれたこともあります。仕事だけで精一杯だから余計なことを考える暇なんてないと言い訳しますが、(苦しいなあ)ご縁がなかったということにしましょう。ただ、学生時代とは違って、ここへ就職して1年ちょいが過ぎて、職場で過ごす時間が多くなると、そこにいた人を自然と好きになっていました。でも、自分の気持ちに気付いたのは、側で働いていた時ではなく、距離を置いてからです。距離を置いて、その大切さやいいところを改めて実感したのです。ずっと同じ場所でいたら、そのように想うことはなかったのかもしれません。失敗しないとわからないのかと厳しくいわれることがありますが、その通りで胸が痛いです。

 言い訳がましくなりますが、自分がきっちりやっていても、職場恋愛を公私混同と捉える人がいる以上やはり、同じようにしたいとは思えないです。今の自分では浮つかずにいられる自信がないし、お前もかと言われるとやりにくく、踏み出せないというところがあります。介護においても、相談員としても、勢いだけではなく、次のステップを探している今はこのままでいたほうがいいのではと、後輩君と今日話していて思ったのでした。彼は今日当直で、夜からうちのデイのシャワーを修理する業者さんを案内する為に、うちに状況を聞きにきました。仕事の話やいつもの悪口のたたきあいになってしまうのですが・・・・迷うことはないのなら、さっさとふられに行こうかな~なんてね。すっきりしない感情が覆ってます。

バスハイク

2004-11-06 21:16:21 | デイ日記
 晴天が続き、とっても暖かったので、今日はデイサービスの車で、某城の公園で行われている菊の展覧会を見に行くことになりました。もう一つのデイサービスが休みのため、リフト車が多く借りれたので、いつもなら小分けにしていくのですが、ほとんどの方が参加できるようになりました。昼食後に、皆にトイレに行ってもらい、車に乗り込んで行きました。

 なかなか外出の機会が持てない、もしくは困難な方が多いので、このような外出行事はとても喜んで貰えます。景色を見ながら、あれは~の建物ですね。山の紅葉が進んでますねとか、○○線が走ってますね。など、移り行く景色だけでも会話が盛り上がります。会話だけでなく、体調や、車に酔っていないか、トイレは大丈夫かなど細かい点への配慮も必要です。20分位して到着しました。土曜日の為か車が多く停まっていました。というか車の多さに土曜日だと実感する私でした。曜日の感覚が最近希薄になってます。

 菊は菊人形とまでは行きませんが、見ごたえがあり、手間がかかっていると感じるものが多く、やはり賞を頂いているものはつくりが違いました。携帯で写真をとっておけばよかったなあと少し後悔しています・・・。利用者さんも興味深く覗き込んだり、感嘆の声を上げられていました。しかし、一作品盗難があったようで、ダンボールにマジックで書かれた『良心があれば自首してください』という言葉が悲しかったです…。

 おやつもそこで食べたのですが、おやつに烏龍茶とクリームせんべいを持っていきました。お饅頭の方がお城には合うように思えましたが、日差しが少しきついくらいの暖かい気候には、熱いお茶よりも冷たいお茶がぴったりでした。秋の緩やかな風を感じながら、のんびりとした時間を過ごしました。外出行事は事故がないよう気遣うことも多いですが、いつもと違う雰囲気を感じることができるため、気候が良い時は続けたいですね。

言い間違い

2004-11-04 00:10:06 | デイ日記
 よく言い間違いをしてしまうのですが、本日もヒット作がでました。

 レクリエーションで風船バレーを始めていましたが、風船が空気いっぱいで大きくて、かなり滞空時間が長く、やりにくくなっていました。そこで、うちわを使ってバドミントンのようにすれば、やりやすいのではと思い、うちわを持ってきて利用者さんに渡して、うちわで風船を打ってもらいました。そうすると風船の回りがよかったので、「この方が良かったですね~。風船使って。・・・あれ?」「風船て!風船バレーってisoさんいったやん!」利用者から総ツッコミが入り、他の職員さんも「どうした?!」と笑いに包まれました・・・。
 
 何か疲れているわけでも、あせっているわけでもないのですが、ちょっとしたことを言い間違いやすくなっています。大事な時は間違えたくないですね。注意してます。和むので良かったです。

危険予測

2004-11-02 22:41:37 | デイ日記
 介護中の事故を起こさないように注意を配って介護をしているのですが、その意識の高さがどのくらいかは、自分がその場面に出会ってどのように対処するかをすぐに思いつくかだといえます。また、危険だと思うことへの気付きも大事です。

 事故にはならなかったのですが、自分の手の届くところに置いてある物をポケットに持ち帰る癖のある利用者さんがいて、ふと近くに置いてあった爪切りを自分のハンカチに包んで持って帰ろうとしていました。安全ガードがついていますが、刃物であることにかわりはなく、危険への対処が甘くなっていることに気付かされました。もし、刃物を振り回すような人がいれば、大変な事故になっていたかもしれません。お恥ずかしい話です。

 安全の為の対処がきちんと行われていることが、自分達を守ることにもなりますし、利用者家族との信頼となって現れます。何か行うときに、危険がないかと予測を立てて、その危険を取り除いて行うことが大事であることを実感しました。

11月になりました。

2004-11-01 21:52:34 | デイ日記
 このところ少し寝不足気味です。睡眠時間は8時間はほしいのですが、何かやってるといつの間にか5~6時間になってます。贅沢な環境でしょうか・・・。体がお布団を求めてます。
 
 さて、今日も無事終わりましたが、利用者さんの上着や、下着の替えが長袖になると、季節の変わり目をだとますます実感しております。入浴が始まる前に暖房を入れたり、風呂の温度を熱めにしたりと温めることが多くなりました。手作業も、ペットボトル製の編み機でレッグウォーマーを作ることも始めました。

 職員さんの中にはブルゾン(制服の)を着たり、カーディガンを着ておられますが、基本的に動くと暑いので、私は外へ送迎に行く時以外は半袖です。季節感を大事にする仕事なのに、季節感ないなあ・・・。

元気があれば何とかできる!

2004-10-31 01:51:12 | デイ日記
  もう夜中ですね…。うちのデイサービスでは、集団レクリエーションというものをおやつの前にやっておりまして、そのネタを日夜工夫しているわけです。カラオケや作業を楽しむ時間でもあるのですが、目が疲れたり、作ることに対しての意欲をもたれない利用者さんもおられるし、歌自体を知らなかったり、人前で歌うことに恥ずかしいと感じる方も多いので、皆で行うゲームなら技術もいらないわけで、気軽に参加できるのです。私自体も折り紙や手芸が苦手なので、言葉と元気を出すことでできるこのレクリエーションの方がやりやすいです。

 アイデアとしてはありきたりなものですが、うちで盛り上がったものを2つ紹介します。まず、お店屋さんゲームです。準備物はホワイトボードとマイク(声量に自身のある方はいりませんね。)です。これは、利用者さんを二つのチームに分け、チームごとに○○屋として、花なら花の名前、八百屋なら野菜の名前をチームで交代に言ってもらいます。数多くその名前が出た方が勝ちです。その名前が出るごとに、それにまつわる話を利用者さんから聞いたりすることができ、その人のことを深く知ることが出来たり、普段無口な方が饒舌になるなど違う表情を見ることが出来ました。司会の職員が話題を与えることで、いろいろな方向に広げることができるレクリエーションです。

 もう一つは、箱の中身はなんだろなです。準備物はボールと、手を入れられる大き目の空き箱、そして中に入れる物です。これは、円形に座り、童謡のかごめかごめを歌ってボールを隣に回します。そして、この歌の最後のフレーズ『後ろの正面だーれ』の時にボールを持った人が箱の中に手を入れる権利を得られます。最初に、他の利用者に中身を見せ、次に当たった利用者に箱の中に手を入れてもらいます。そして当ててもらうというバラエティ番組でよくあるものですが、ヒントを出したり、動くものが入っているかのようにあおったりと盛り上げ方で変わってくると思います。ボール回しを行ったのは、皆に平等に当たるようにするポージングです。最初やりたい人~と声をかけたのですが、遠慮しはる人が多いので、ドキドキ感を与えるようにしました。

 さて、このような集団で行うレクリエーションで必要なのは、人を引き付ける力のあることや丁寧にわかりやすい説明ができることだと考えますが、何よりも、利用者の方を元気にさせる雰囲気作りでしょう。そのためには、元気良く!多少内容がしょぼくても、元気で乗り切ることが大事です。また、うちで何か出来たら紹介したいです。

手を離して Bye bye girl

2004-10-28 22:22:20 | デイ日記
 ↑はスパイラルライフの名曲『CHEEKY』からです。メロディも切ないし、AIRこと車谷氏の声が儚くていいです。

 それはさておいて、ある利用者さんの話になるのですが、午後になると『帰してください』と何度も繰り返し言われる方がおられます。そのような方は珍しくはないのですが、大きな声で何度も言うため、先週にも書いたのですが、不快な気持ちになる利用者さんもおられますし、雰囲気も悪くなってしまいます。職員が横に着くと、おとなしくなるのですが、離れるとまた同じことを繰り返します。レクで色塗りなどの作業を行うとおとなしくしておられるのですが、あまり長く続けると、混乱する為難しいです。体格も良く、歩行が不安定なので、立ち上がりも常に補助が必要です。いろいろと要求があるのですが、手を離そうとしないのが辛いです・・・。とにかく何かといえば手をつかんだまま、離そうとしません。不安の表れと言えば表れで、もっと症状がでないように努力すべきことなのですが、うまくいっておらず、その方が送迎に出発してから、職員も利用者さんもほっとしておられるという現状です。元気でおられた頃は、地位の高い職業についておられた為か、上から物を言うような言い方をしています。だから他の利用者も、いいように思わないのかもしれません。

 その利用者さんが嫌いだとは思いません。むしろうまくなじんでほしいと思います。その方法を模索していますが、その前に、楽しんでおられる他の利用者さんが離れていかないようにいろいろと考えていかなくてはなりません。後輩君が異動になってから、集団で楽しむゲームレクが乏しくなっております・・・。任せっぱなしだったツケが今きています。がんばらなくちゃ。

誰の為の会議?

2004-10-23 17:12:12 | デイ日記
 2ヶ月ぶりの連休です。ついでに昨日父上も退院してまいりました。ほんまに体に気をつけてほしいです。お疲れさまです。

 さて、昨日デイサービス(うちの法人には2つあります)の交流会議があったのですが、やたらと長くて疲労度3倍増しで、帰ってきて昼前まで寝てしまいました…。長くなったのは私の責任でもありますが…。今回は立ち入り監査に備えて、書類の整頓と言う名目で、お互いのデイサービスの書類を揃えて、形式を統一しようという試みだったのですが、施設のトップの方がいらっしゃって、時々話がずれにずれて目的の半分しか果たせずに終わりました。

 お互いにとっていい結果を残せるように話し合う会議なのですが、書類の形式においては、上の方のほうが、どのようにしたらいいのかが詳しいわけです。だからどうしても話の仕方が偏ってしまうのですが、実際に書類を記入したり、見るのは職員なのですから、職員同士の意見が必要です。もっと、主体的に意見を出さなくてはならないのですが、思い浮かばないし、場に入れない…。他に出席した職員もそんな感じで、周りと引っ付いて話す程度です。相方の相談員は宿直の為に途中で退いたし。その横にいた後輩君は宿直明けで死にかけてるし。意味あるのかなあと、書記としてメモを取りながら思いました。もっと自分達が前に出なきゃ意味のないものになると危機感を感じました。へっぽこだし、パートさんに介護方法をダメ出しされることも多い私ですが、より良くしていく為に、意見を出していこうと思います。会議が終わった後で、あれがどうとかこれがどうとかってパートさんがいうのは許されても、私が言うのは違いますよね。

 誰の為の会議?私達のためです。利用者さんのためです。そう考えたらいけるかな。

青空

2004-10-21 23:30:16 | デイ日記
 台風が過ぎ去り、昼からは澄んだ青空が広がっていました。利用者の帰りの送迎に出た時は、本当に昨日とは全く違う表情だと感じました。

 今日の利用者で精神状態がすごく不安定になった方がいて、他の利用者さんに不快な思いをさせてしまったので、その方をなんとか落ち着かせようと職員が皆苦労し、疲労度が大きいです。その他にまた失敗をしてしまい、凹んでいました。そんな中で見た青空でした。

 最近少しネガティブな感情ばかりがでてしまうのですが、仕事をするなかで振り返っていると、自分の落ち着きのなさとか、弱いところとか、すべて乗り越えていきたい、落ち着いて丁寧にしたいのに、とかもがいている毎日でありますが、嵐を吹き飛ばせるようにしたいです。心にいつも青い空を持って生きたいです。

鋭さ

2004-10-20 00:49:39 | デイ日記
 ブログを覗いてはいるのですが、少し更新が滞りがちです。書きたいことはあるのですが、じっくり向かい合う時間がとれません…。また、デイ交流会議がある為、とまりがちになるかも知れません。

 さて、今日(と言うか昨日ですね。)利用者さんの眼が鋭いなあと思うことがありました。まあ顔には出やすいのですが、事務室で主任に少し注意を受けた後にホールへ戻り、ある利用者さんがそっと私に近づいてきて、「この仕事続けなさいよ。どこに行ったって、人間関係が変わるだけで同じ仕事よ。」と囁きました。まあ、仕事辞めようとまでは思いませんでしたが、自分の間抜けな失敗で、また主任を困らせたなあと思うと凹んだわけでした。ただ、利用者に見抜かれるほどだったのかと思うと恥ずかしいことだとは思いました。楽しい演技者に徹しなくてはならないのですが、まだまだそれになりきれていないことを見抜かれたことにも気付き、人生経験を積んだ方なのだなあと実感したわけです。

 その他にも、「この間もう一つのデイサービスに友達が来ているから見に行ったのね。でも、そこで思ったんだけど、病院とかに比べて、この仕事は気を使わなくてはいいみたいね。だって、その人を怒らさないように接すればいいんじゃない?」絶対そんなことはない!ので、「なんて言ってたのですか?」と尋ねましたら、カラスが白いと話していた方がいて、きっぱりと言い放ったらしいです。その職員は否定せずに白いねえと話していたそうです。思いやりだと思うのですが、怒らせないようにすればいいと考えて接しているように見えたことはまずいなあと思ったと同時に、人の気持ちに怠慢にできないなあと厳しさを感じました。