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ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

鳥羽市内各地区での家族介護教室 

2011-11-25 11:24:10 | バリアフリー情報
こんにちは
NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。

きょうの鳥羽は晴天ですが、最高気温が13度と、
12月中旬の気候だそうです。
いよいよ、冬がやってきました。

さて、今日の話題は、遡る事10月26日(水)のお話し。

ワタクシが住む大明西町で、家族介護教室が開催されました。
主催は鳥羽市社会福祉協議会

当日は、職員やケアマネージャー、ヘルパーさんがお越しいただき、
大明西町公民館にて、介護教室を行いました。

まず、地区担当のケアマネさんから、
介護保険のしくみや、介護相談窓口についての説明。

そして、ヘルパーさんらによる介護実習を行いました。

座卓をベッドにみたてて、着替えやオムツ交換の実演&実習です。

着替えでは、体の向きを変えるのに、
介助する人が無駄な力を使わない、そして、
介助される側にも無理の無い方法を伝授。

実演の後は、近所の奥様同士で互いに復習。

なるほど~と思うことばかりでとても勉強になりました。


家族が高齢になり、生活が不自由になってくれば、
家族にとって精神的にも肉体的にも大きな負担となります。

しかし、現在では介護保険をうまく活用することにより、
様々なサービスが受けられるようになりました。

ヘルパーによる生活介助の他にも、
デイサービスに通ってリハビリを行ったり、
福祉用品のレンタルや購入費の補助などなど、
介護計画に基づき、その人に合ったサービスを受ける事により、
家族の負担も介護保険が無かった頃に比べるとかなり少なくなってきました。

実際、「介護度の重い方への介助は、電動介護ベッドがあってこそ!」
というお話しをヘルパーさんから伺いました。

リクライニングになったり、高さを自在に変えられる介護ベッドがあることにより、
一般のベッドでは不可能だった「起き上り」や「立ち上がり」ができるようになった方もいらっしゃることでしょう。
また、ヘルパーさんも着替えやオムツ交換など、
一般のベッドだと腰を痛めてしまうので、
高さをヘルパーさんが作業をしやすい高さに変えられ介護ベッドが必須だとおっしゃっていました。

現在では「電動介護ベッドがあってこその在宅介護」なんですね。

また、ケアマネさんのように、日頃から相談できる人が身近にいてくれるだけでも、
家族やご本人の心の支えになることでしょう。


しかし、ヘルパーさんはお手伝いさんではありません。

あくまで、利用者が今までの生活を維持する、または向上させるための手助けをするためであり、
それにより、高齢のため身体機能が衰えていても、
1日も長く健全な生活を自宅で送ることができるようにとくことが目的だそうです。


ふ~む。。大変勉強になりました。

鳥羽社協ではこういった介護教室を、各地区でも開催していらっりゃるとのこと。

鳥羽社協の皆さん、ありがとうございました!



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