TAKASHIの釣日誌

釣と言えばイシダイだけ。
還暦を過ぎても、磯に通います。
釣り雑感を綴ります。

四国 武者泊 鼻面岬ワレにてイシダイに挑戦

2011年10月11日 | 日記



 しばらく潮風に当っていないのでそろそろと思っていたら、10日の一日釣りなら行けそうといつものメンバーから嬉しい返事。日帰りでも大物の可能性のある四国へ行こうとなった。
 武者泊の山洋渡船さん(TEL0895-83-0330)にお世話に成る事に決め、9日午後5時高蓋を出発。途中、藤本釣具店(宇和島)にて小物とでかバン1箱と食わせ赤貝1袋を買って、ガンガセウニを調達。夜の11頃山洋さんに到着。ぐっすり休ませて頂く。
 早朝、5時45分出船。お客さんは我々3人とあと3人組の計6人。

 本日は、満潮が朝の6時でずーと一日中引き潮の釣りとなる。沖磯を希望された3人組を渡して、全速で地磯方面へターン、私は、引き潮ポイントの鼻面のワレに渡してもらう。海に向かって左側に成る高い方に上がる。右側の低い方は足場が狭く荷物を置く場所も斜面になっており難しいが、こちら側は、足場も良く広い。還暦を過ぎた私にはもってこいの場所だ。船の着いたところに荷物を置いて、先端に出てでかバンを撒いて釣り始める。

 竿はいつものように「がま石ゼットワン5m」、仕掛けもいつものとおり、2m根ズレワイアー37番、捨て錘10号で天秤仕掛け、針は黒針15号にて上層から探る。水温は25度とか。ウニを撒くとエサ取りの熱帯魚もどきとフグがてんこ盛りで寄ってくる。赤貝を使うのをあきらめる。潮は10号の錘でも流れない程度にゆっくりと動いている。今回はバフンウニも2kほど用意したので、バフンウニを試す。3投目で、根掛りしたように動かない。竿を持ち上げると何となく重たい感じで上がってくる。止めるとそのまま動かない。そのまま少しづつ上げると、なんとフグのでっかい奴が掛っているではないか。竿では如何にもならないので道糸を引っ張って上まであげる。先行きが少し不安。竿先へコツコツと小さく当るが軽い感じの当りだけ。でもウニは割っているので必ず大物が、と手持ちで投入を繰り返す。

 8時前ごろだったか、カウント14位でスースーと良い当たりが出た。少し持ち上げたらビューンと竿に乗ったので合わせを入れる。竿をためるとグーと引き込むので良い型かと思ったら可愛いイシガキが宙を舞った。いよいよ、これからと張り切って竿を振りましたがそれきり中層では強い当たりが出ません。本命の深場カウント23に入れるとカツンかツンと少し強い当たりが出る。これはも貰わなくては、とエサを入れますがなかなか食い込みません。イライラしているうちに、何故か本潮が強くなって左から右へ流れ始めました。錘を25号に変えて打ち返しますが、そのうちどこかへ行ったのか当らなくなりました。
 流れ無くなったら、今度は全く動きません。バフンウニの中を吸い取るだけの当たりが多くなりました。11時ごろまで手持ちで頑張りましたが、あきらめてピトンを打ってガンガセウニで置き竿です。ガンガセにするとコンコンと良く当りますが、竿を引き込むような当たりは出ず終い。2時半納竿で鼻面を後にしました。

 上がってみると、地蔵鼻に上がったS君がイシダイ1匹とイシガキ2匹釣っていました。沖磯に上がった3人組もイシダイの53センチを釣っておられました。少し、反省です。