

気分一新で会心演技=浅田真、鬼門のSPで高得点-全日本フィギュア |
|
浅田真央の笑顔がはじけた。「お客さんがスタンディング・オベーションをしてくれたから」。72.92点の高得点をたたき出し、2連覇へ最高のスタートを切った。
今季、一度も成功させていなかった冒頭の3回転フリップ-3回転ループの連続ジャンプを鮮やかに決めた。直後の3回転ルッツは着氷でエッジがやや引っ掛かったが、ミスらしいミスはそれだけ。昨季の世界選手権で金妍児(韓国)が出した国際大会のSP歴代最高得点をも上回る得点をマーク。国内大会の採点の甘さを割り引く必要はあるが、素晴らしい演技だったのは確かだ。
今季はSP冒頭の連続ジャンプが成功せず、自由で何とか巻き返す試合ばかり。「最初の日米対抗でミスして、それを引きずってしまって。マイナス思考になってしまった」。GP2勝を挙げたとはいえ、追い込まれた思いはあった。
気分を一新するため、この日はいつもの青い衣装から白を基調としたものに変えた。「何か目に見えるものから変えようと。(姉の)舞の衣装を奪って、成功しました」。悩める天才スケーターが、ようやく会心の演技と笑顔を取り戻した。
俳優のオダギリジョーさん(31)と女優の香椎由宇(かしい・ゆう)さん(20)が27日、結婚することを明らかにして、記者会見を開いた。
(会見場は東京・恵比寿のウェスティンホテル東京。オダギリさんは黒っぽいスーツに白いシャツ、黒ネクタイ。香椎さんは白いブラウスにグレーのパンツルック。2人は、約100人の報道陣の前で、立ったままあいさつした)
オダギリ「えー、このたび、オダギリジョーと香椎由宇が結婚することになりまして、年の瀬の忙しい時期に私ごとで集まっていただいて、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。えーと、ぼくも香椎の方もこういう場に慣れていませんし、面白いこともいえないし、ほんとに不慣れなもので…。答えにつまったり、とてもいい笑顔がだせるような2人ではないのですが、お手柔らかにお願いします」
今年3月の世界選手権で銀メダルの高橋は目立ったミスはなく、2位の小塚崇彦(トヨタ自動車)に12・73点の大差をつけた。中庭健介(パピオク)が3位、昨年3位の南里康晴(中村学園大)が4位につけた。
アイスダンス(出場1組)規定のキャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)は30・13点。
27日は男子フリー、安藤美姫(トヨタ自動車)浅田真央(愛知・中京大中京高)らが出場する女子SPなどを行う。
来年の世界選手権の代表枠は男女各3人で、先のグランプリ(GP)ファイナル2位の高橋と浅田真は事実上、代表に決まっている。
今日は高校駅伝を見た。優勝は仙台育英。2位は佐久長聖でした。東京代表の拓大一高は29位で大健闘でした。
全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社、日本陸上競技連盟、全国高校体育連盟、京都府、京都市、両教委主催)は23日、京都市の西京極陸上競技場を発着点とするコースで行われた。第58回の男子はトラック勝負となり、仙台育英(宮城)が佐久長聖(長野)をかわして、2時間3分55秒で2年ぶり7回目の優勝を果たした。3位には西脇工(兵庫)が入った。