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医療経営士のブログ

医療経営士1級の勉強、事務長職の仕事、日々のできごと…を

医療経営士1級の勉強⑸ 問題集にひと工夫

2024-03-21 | 医療経営士の勉強

こんにちは、昨日は一気に冬に戻って寒かったですね。

冷たい強風でした!

今日は、昨日の続きで、同じテーマや似た分野でグループ化し、まとめていく方法をお話しましょう。

この作業は面倒なので、必要でない方も、たくさんいらっしゃると思います。

実際、超お忙しい方や、これらの問題について充分な知識がある方には、全く必要ないでしょう。

 

ただ私は、とにかく問題集を簡略化して、少ない枚数にすることで、

「自分でもやれる!」という可能性と自信を持ちたかった、少しでもやる気アップへと繋げたかったのです。

短文記述形式の場合、問題だけを一覧表にすると、なんと両面印刷で1枚だけになっちゃいますから!

いい感じでしょう~。

 

        「問題のみの一覧表」の一部

 

その方法は、「長先生の問題集」(Web)の問題のみを、Wordの表にひたすらコピペしていきます。

自分の視点で、同じテーマや似ている分野の問題をグループ化しながら…。

これがとっても面倒なのですが、

私の場合、この両面1枚の「問題のみの一覧表」が、最初から最後までの学習で非常に重宝したのは事実です。

 

さらに「問題のみの一覧表」の次に、「my問題集」も作成しました。 

それは、少しでもページ数を少なくし、ボリュームを圧縮するという同様の目的のもと、

テーマ、問題文、解答例、解説文をコピペして、コンパクトにまとめた「my問題集」なのです。

   

        「my問題集」の一部

 

何度も繰り返しますが、「問題のみの一覧表」「my問題集」など、わざわざ作成しなくても、

本当は「長先生の問題集」をそのまま利用するのが、最も簡単です。

左側を「問題」、右側を「解答例と解説」となるように、両面印刷するとお伝えしましたが、

その左側の「問題」部分の下は、空白が多いのでとても便利です。

重要語句や資料などを自分で書き加えることができて、独自の問題集ができるでしょう。

   

今日は「コンパクトに縮小」をテーマにお話しました。

しかし、簡略化・縮小と言っても、フォントまで小さくはできません。 

文字が見えにくくなっちゃいますからね~! 逆に拡大です!

悲しいかな…。


医療経営士1級の勉強⑷ 傾向を知る

2024-03-20 | 医療経営士の勉強

こんにちは、医療経営士の勉強の続きを…。

               

             珍しい「いちご」いただきました、甘~いです、元気出ました~!

 

まずは「傾向と対策」!

懐かしいですね~、昔そんな問題集がありました。今でもあるのかしら?

何を勉強すればいいか、「傾向」を知るために、

長先生の問題集にある、1次の短文記述形式問題・論文記述形式問題を、テーマや分野ごとにまとめていきました。

 

問題集は短文記述形式50問(1問が50字~100字程度)、論文記述形式40問(1問が400字程度)からなっていました。

今、問題集を見ると110問ですが、私が購入した3月はまだ90問でした。

残念ながら、1ヵ月のうじうじ期間のために、新刊を逃してしまった?

いや、それとは違いますね、気を取り直して…。

 

問題集を開いて、左側が「問題」、右側が「解答例と解説」になるように印刷します。

右側「解答例」のページ上には、その問題のテーマ・重要語句が書かれています。

例えば、「地域包括ケアシステム」「急性期病院の外来」…など。

まず、それらを、同じテーマや似た分野でグループ化し、まとめていきます。

 

例えば、短文記述形式の問題の中に

  問5「バランススコアカード(BSC)の…」

  問23「BSCと…」

  問26「BSC4つ…」

  問37「バランスト・スコアカード(BSC)」

というのがありますので、これら4問を、共通課題「バランススコアカード(BSC)」としてまとめます。

 

少々面倒なのですが、この作業で、理解すべきテーマや分野がぎゅっと縮小され、

短文記述形式であれば、50問が3分の2,あるいは半分近くまでに絞られてくる感じになります。

この作業で、1次試験の傾向がわかってくると思います。

 

その作業方法については、また明日。


医療経営士1級の勉強⑶ 決意して、まずは…

2024-03-19 | 医療経営士の勉強

こんにちは。

昨年の今頃は、1級を受験しようかどうか、迷っていた時期です。

「長先生の問題集」を購入したところ、「わあ~、これはやっぱり大変だ~」と、なかなか決心がつかないのです。

どこから手を付ければいいか、あるいはポイント絞ってやる方法など、

教授してくださったり、相談できる方がいれば、もっと早く決断できたのでしょうが…。

結局、4月半ばぐらいまで、「どうしようか…」と本気になれず、うじうじ過ごしていました。

   * 長 英一郎先生の『医療経営士1級 問題集』は必須です   星5つ☆☆☆☆☆ 

     今のところ他に1級の問題集はありませんから!

 

「今年頑張ろう!」と決断したきっかけは、コロナが5類になったことと、

一番には、診療報酬改定が2024年なので、改定前に受験すべきだと思ったことです。

 

まずは試験概要や内容をきちんと知ることから。

日本医療経営実践協会の「1級試験の実施概要」(Webで)

長 英一郎先生の『医療経営士1級 問題集』の「第一次試験の概要」 (具体的な問題例や解き方提示あり)

を読んで、一次試験をイメージする。

何をどう習得せねばならないのか、戦略を立てることからスタートしました!

        

日本医療経営実践協会の「1級試験の実施概要」

第一次試験について

●時間

 短文記述形式:10:15〜11:45 (開場/9:30 ・着席/10:00 )

 論文記述形式:12:40〜14:10

●受験要件

 本会の行う「医療経営士2級」資格認定試験に既に合格し、本会に「医療経営士2級」正会員として

 登録されていること。

 ※2017年に実施した第5回「医療経営士1級」資格認定試験より、資格認定審査が廃止され、

  医療機関での勤務経験が不要となりました。

●出題形式

 筆記試験

 1、短文記述形式

 2、論文記述形式

●出題範囲及び時間

 1、短文記述形式(10題・90分)

 下記A、B、Cの3分野から出題する課題についてそれぞれ短文記述形式で解答する。

A「病院経営戦略論(Ⅰ)」

B「病院経営戦略論(Ⅱ)」

C「病院経営戦略論(Ⅲ)」

1.病院経営戦略論

1.医療ガバナンス

1.DPCによる戦略的病院経営

2.バランスト・スコアカード

2.医療品質経営

2.経営形態

3.クリニカルパス/地域医療連携

3.医療情報セキュリティ

  マネジメントシステム

3.医療コミュニケーション

4.医工連携

4.医療事故とクライシス・

  マネジメント

4.保険外診療/附帯業務

5.介護経営

  2.論文記述形式(2題・90分)

   出題テーマについて、論文記述形式で自身が考える病院の経営戦略及び実践手法を論じる。

第二次試験について

●出題形式

 面接試験(1、2、合わせて20分)

 1、口頭試問(プレゼンテーション形式)

 2、個人面接

●出題範囲

 1、口頭試問

   プレゼンテーション形式にて課題を説明する。

 2、個人面接

   「医療経営士1級」として相応しい能力及び人格を有しているかどうかを主な合否の基準とする。 

                            ー 一般社団法人 日本医療経営実践協会 HP よりー       

 

            ー長 英一郎先生の『医療経営士1級 問題集』よりー

      *  医療経営士1級の短文記述形式、長文記述形式の予想問題集です。

       「ダウンロードする」をクリックすることで、ファイルをダウンロードし、印刷できます。

       電子書籍なので、本は郵送されません。 PDFファイルをダウンロードし、印刷できます。

 

 

 


医療経営士1級を受験 私の強みと弱み

2024-03-18 | 医療経営士の勉強

こんにちは。

医療経営士には、医療機関はもちろんの事、コンサルタント、MR、医療機器メーカー、金融機関等、

さまざまな職種の方が挑戦されていると思います。

 

その中で、私の強みは、もちろん医療職に従事していること。

それは他職種の方よりは、医療事情に触れられてありがたい環境です。

しかし、実際の試験問題の対象となるのは、病院に関わる事がほとんど。

無床クリニックである当院での経験しかない私には、

有床の医院や病院については、あくまで想像しながらの学びです。

非常に理解しにくい点が、多々ありました。

これは、結構な弱みです!

 

           

       3級テキスト              2級テキスト             1級テキスト

 

さらに、同じ勉強をする人、ご教授して下さる方がいない。

2級、3級の時は、ポイントを教えて下さる勉強会がありましたので、

それぞれ1回は、参加させていただいていました。

レジメもいただけて、バッチリでした! ほんと感謝です。

1級は、そういうわけにいかない…。

 

また、2級取得(2016年)からの空白期間が長いため、

その間、診療報酬改定が4度も行われていて、知識が古くなってしまっている上に、

その当時覚えた古い情報さえも、すっかり忘れてしまっていること。

自慢じゃないですが、忘却が早い! 

つまりは、記憶力の低下が「最大の弱み」と言えるでしょう。

 

同い年の友人に、別の分野で挑戦し続けている友がいて、

「この歳で、こんなに勉強しなきゃいけないのは、なんで~?」

「これまで、人が当たり前にやってきたことを、私たちはやって来なかったからかなあ~?」

などと、励まし合いながら勉強していました。

 

ひょっとしたら、それが、何より「私の強み」だったかもしれません?!

 


「GRIT やり抜く力」Ⅱ

2024-03-17 | クリニック・事務長

こんにちは、一昨日の「GRIT やり抜く力」の続きです。

         

       アスファルトの割れ目から出ている「ド根性つくし」、見つけました~!

 

偉大な達成へと導く方程式は、「才能×努力=スキル ➡ スキル×努力=達成」とお伝えしました。

  努力しなければ、才能があっても宝の持ち腐れ

  努力しなければ、もっと上達するはずのスキルもそこで頭打ち

  努力しなければ、スキルを生かせず成果も出ない

 

才能は生まれつきだが、スキルはひたすら何百時間も何千時間もかけて、身につけるしかないのですね。

実は、その「努力できる力=やり抜く力」を調べる、「グリット・スケール」を作成されているのです!

最高スコアは5(やり抜く力が極めて強い)、最低は1(極めて弱い)で、

著者アンジェラさんは「スコア 4.6」だそう、さすがです!

 

         ―「GRIT やり抜く力」よりー

 

私もトライしてみましたよ。

なんと「スコア 2.6」と…、やっぱり…。

 

しかし、この「やり抜く力」には、伸ばせる方法があるそうです!

自身の内側から、外側から、さらに周囲に伸ばしてもらう方法、なども解説しています。

少し希望があるかもしれないですね~。

 

ちなみに、当院長にもトライしてもらいました。

結果は、「スコア 4.9」 驚異的! やっぱりすごい!

 

追伸  院長の、「人生で後悔などしたことがない」の続きで、

    「反省はするけど後悔はしない。後悔しても何の進歩もないから。」 

    だそうです。