ルアンパバン2日目(サバイデー)
一旦井上さんと別れ、街の中心に戻る。ルアンパバンは世界遺産に登録されて
以来、かなり観光地化が進んでおり、街のいたるところにツアーデスクがある。
そのうちの1つに入りツアーを申し込むことに。入った先はカナダ人オーナーが
仕切る、主にカヤッキングやカヌーのツアーを催行しているところ。そこで日帰
りのカヤッキングツアーを申し込んだ。
このオーナー、ラオスに初めて来たのが6年前で、最初に来た時にラオスの
魅力にとりつかれてしまい、3年前に現地の人と結婚して、ビジネスを始めたと
か。その前には3年英語の先生として日本にいたらしい。それなのに、である。
『あなたはどこの出身ですか』と聞かれ、
『日本だけど』と答えると、めちゃめちゃ驚いた様子で、しかも日本語で、
『日本人ですか!!?見えませんねー』って。
『じゃあ何人に見えたの』って聞いたら、なんと、シンガポール人かなあって。
あながち間違ってもないか...って違う!
でも、かなり話をした後でも日本人と思われなったったということは、だいぶ
日本語なまりの英語から脱却できているということなのかも。でもシンガポール
人に間違えられたってことはシングリッシュ?いやいや勘弁してください。
ともかく、明日の集合は8時、ちょっと遠出してのカヤッキングツアーである。
その後、まだ時間があったので近くでマッサージを受けることに。
ラオスもタイ並かそれよりもマッサージが安い。だいたいどこでも1時間全身
で$5くらいなので毎日でも行ってしまいそう。(実際その日から3日続けて通っ
たが)
マッサージが終った時間がちょうど井上さんとの待ち合わせの15分前だった
のでそのまま向かうことに。
プーシーホテルというその界隈では一番大きなホテルのロビー待ち合わせた。
しかし、井上さん、いっこうにあらわれず外で待つこと15分。何か起こったの
かなあと心配になったその矢先、陽気な関西弁のおっちゃんがホテルの中から
出てきた。どうやら井上さんはホテルの中で待ったいらしたらしい。確かに、
ロビーはホテルの中だった
井上さんのたっての希望で屋台へ行くことに。焼き鳥と焼魚を食べながら
ビール、という酒飲みにはたまらない組合せの屋台を発見。外国人と現地人で
ごったがえした裏路地でテーブルも椅子も木でできたグラグラした、いかにも
バックパッカーです、という人達が集う所で2人でかなりの量の焼き鳥と大き
な魚を丸一匹注文し、ビアラオで乾杯。
この井上さん、自分がバックパッカーであちこちリュック背負って貧乏旅行
してます、って言いさえしなければ決してわからない感じの方だ。でも聞けば
かなりのサバイバルを体験しているようで、自分が行ったことのない、という
よりそこに旅行で行く人がいたのか、という秘境をわたり歩いているようだ。
キルギスとかコートジボアールとか。ま、ラオスもいってみればそういった
秘境に入ってしまうのかもしれないが。
とにかく普段、普通の人から聞くような話はそこでは一切なく自分がしてきた
旅が彼の話の前ではあまりにありふれた普通のもののようにしか感じられなく
なってしまったから恐ろしいものだ。
自分の妻が聞いたら激怒するかもしれないが、こういう人もいるんだから、
自分もこれから先一人で、もっとあちこち行ってみたくなってしまった。
ほどなくして、井上さんが先に酔っ払ってきてしまったようでその場を立つ
ことに。ちょと千鳥足になっているようでホテルまで送っていくことに。
途中、昨日もいったナイトマーケットによって冷やかしに。ここは大阪人の
出番である。井上さん、とにかく値切る、値切る。$22で売り出している者を
$7からスタートして結局最後は$9で買っていた。ここまで下がるとは....自分
ならせいぜい$15くらいが限度だろうな。まだまだ甘い。
井上さんのゲストハウスは川沿いのとても静かな所で、そして、とても古い。
さすがバックパッカーさん。部屋も見せていただいたが、いや、素晴らしい。
自分も見習わなければ、となぜか感心してしまった。
明日の朝にはもうルアンパバンを発つということで移動が全体の7割を占めて
いるという凄まじい旅をしている井上さん。またいずこかの秘境でお会いできる
ことを楽しみにしています。くれぐれも気をつけて。
続く
一旦井上さんと別れ、街の中心に戻る。ルアンパバンは世界遺産に登録されて
以来、かなり観光地化が進んでおり、街のいたるところにツアーデスクがある。
そのうちの1つに入りツアーを申し込むことに。入った先はカナダ人オーナーが
仕切る、主にカヤッキングやカヌーのツアーを催行しているところ。そこで日帰
りのカヤッキングツアーを申し込んだ。
このオーナー、ラオスに初めて来たのが6年前で、最初に来た時にラオスの
魅力にとりつかれてしまい、3年前に現地の人と結婚して、ビジネスを始めたと
か。その前には3年英語の先生として日本にいたらしい。それなのに、である。
『あなたはどこの出身ですか』と聞かれ、
『日本だけど』と答えると、めちゃめちゃ驚いた様子で、しかも日本語で、
『日本人ですか!!?見えませんねー』って。
『じゃあ何人に見えたの』って聞いたら、なんと、シンガポール人かなあって。
あながち間違ってもないか...って違う!
でも、かなり話をした後でも日本人と思われなったったということは、だいぶ
日本語なまりの英語から脱却できているということなのかも。でもシンガポール
人に間違えられたってことはシングリッシュ?いやいや勘弁してください。
ともかく、明日の集合は8時、ちょっと遠出してのカヤッキングツアーである。
その後、まだ時間があったので近くでマッサージを受けることに。
ラオスもタイ並かそれよりもマッサージが安い。だいたいどこでも1時間全身
で$5くらいなので毎日でも行ってしまいそう。(実際その日から3日続けて通っ
たが)
マッサージが終った時間がちょうど井上さんとの待ち合わせの15分前だった
のでそのまま向かうことに。
プーシーホテルというその界隈では一番大きなホテルのロビー待ち合わせた。
しかし、井上さん、いっこうにあらわれず外で待つこと15分。何か起こったの
かなあと心配になったその矢先、陽気な関西弁のおっちゃんがホテルの中から
出てきた。どうやら井上さんはホテルの中で待ったいらしたらしい。確かに、
ロビーはホテルの中だった
井上さんのたっての希望で屋台へ行くことに。焼き鳥と焼魚を食べながら
ビール、という酒飲みにはたまらない組合せの屋台を発見。外国人と現地人で
ごったがえした裏路地でテーブルも椅子も木でできたグラグラした、いかにも
バックパッカーです、という人達が集う所で2人でかなりの量の焼き鳥と大き
な魚を丸一匹注文し、ビアラオで乾杯。
この井上さん、自分がバックパッカーであちこちリュック背負って貧乏旅行
してます、って言いさえしなければ決してわからない感じの方だ。でも聞けば
かなりのサバイバルを体験しているようで、自分が行ったことのない、という
よりそこに旅行で行く人がいたのか、という秘境をわたり歩いているようだ。
キルギスとかコートジボアールとか。ま、ラオスもいってみればそういった
秘境に入ってしまうのかもしれないが。
とにかく普段、普通の人から聞くような話はそこでは一切なく自分がしてきた
旅が彼の話の前ではあまりにありふれた普通のもののようにしか感じられなく
なってしまったから恐ろしいものだ。
自分の妻が聞いたら激怒するかもしれないが、こういう人もいるんだから、
自分もこれから先一人で、もっとあちこち行ってみたくなってしまった。
ほどなくして、井上さんが先に酔っ払ってきてしまったようでその場を立つ
ことに。ちょと千鳥足になっているようでホテルまで送っていくことに。
途中、昨日もいったナイトマーケットによって冷やかしに。ここは大阪人の
出番である。井上さん、とにかく値切る、値切る。$22で売り出している者を
$7からスタートして結局最後は$9で買っていた。ここまで下がるとは....自分
ならせいぜい$15くらいが限度だろうな。まだまだ甘い。
井上さんのゲストハウスは川沿いのとても静かな所で、そして、とても古い。
さすがバックパッカーさん。部屋も見せていただいたが、いや、素晴らしい。
自分も見習わなければ、となぜか感心してしまった。
明日の朝にはもうルアンパバンを発つということで移動が全体の7割を占めて
いるという凄まじい旅をしている井上さん。またいずこかの秘境でお会いできる
ことを楽しみにしています。くれぐれも気をつけて。
続く