「愛する人に。」石井ゆかり 著 より抜粋
♡複数の人の狭間
恋を「条件で選ぼう」としてしまう人は、
自分の傷つきやすい心を、
だれにもさわらせないように守っています。
そして、相手の「いいところ」を選び取ろうとしています。
これは、恋ではなく、お買い物のようなものです。
どちらもいい人なんだけれど、選べない、という場合、
この人は、恋愛はしていない、と言えます。
恋のときめきは、相手の「まだ見ぬ部分」に対して起こります。
そういう意味でのときめきは感じるかもしれませんが、
本質的な恋とは、この人は無縁のところにいたいのです。
こうなると、だれを選んだとしても、後で必ず後悔します。
何か人生における問題が起こったとき
「あっちにしておけば良かった」と嘆くことになるのです。
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劇的な陶酔だけを信じる人の恋。
かあっと燃え上がる刺激的な感情と興奮
その陶酔感はたしかに素晴らしいものです。
でも、同じ相手に対してずっとそれを感じ続けるのは、
とても難しいことです。
そんな、劇的な感情と興奮だけを望む人はどうしたらいいのか、
これは私にもわかりません。
恋愛を繰り返せるだけ繰り返せばいいのでしょうか。
そうしたらこの人は、
充実した人生を送ったと思えるのでしょうか。
そういう場合もあると思います。
一概に「それは虚しい、孤独な人生だ」などと
他人が決めつけることはできないと思います。
ただ、
一人の相手と、長い間建設的なパートナーシップを営む、
という静かでも変化に富んだ経験を、この人は積むことができません。
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