飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

山でよくある危険な場面の対処法

2009-05-22 02:38:37 | 山登りのたしなみ
『山行レポ』

ブロガーにとっては、山登りをした余韻を味わいながら、再びその思い出に浸ることの出来る至福の時。より印象深く刻まれる事もあれば、新たな事実に気がつく事もあります。

ただ、遅筆な自分としては、他のブロガーさんと山行に行くと、一番最後にレポを書く機会が多くなるのも事実。サイテイメンバーで申しますと、小太り親方さんがウィットに富んだ大人の山行を魅せれば、sanaeさんがこれぞ山行報告といった素晴らしい内容を魅せる。まゆ太さんが笑いを交えて新たな視点を魅せれば、heppocoさんがステキな写真とモデルで魅せる

・・・で、困るわけですよ。

これで普通に書いたとしても五番煎じ。出涸らしのコーヒーのような内容に、未熟な写真では、お腹一杯状態の皆さんの別腹に届くことはとても難儀なこと。エンターティナーが揃いぶみなこのメンバーにあっては、各人の角度からのレポを見ながら思い出に浸れる反面、書くとなるとプロに挑む素人のような心境になってしまうのです。

ということで、今回は、山ノボラー向けの実践講座にしてみました。


=====
棒ノ嶺に向かうメンバー一行。
有間ダムを右手に見ながら、久しぶりの再会に話が弾みます。
そして、ようやく登山口に到着したところで、


senae:「あんまり覚えていないんだけど、ここから登るの二回目よね」


トツちゃん:「・・・いや、初めてだろ」


senae:「え~? 奥多摩側からしか行った事なかったっけ?! 来たでしょう」


トツちゃん:「いや」


senae:「え~、来たって」


トツちゃん:「・・・・別のオトコと来たんじゃないの」(フン)


・・・え~、誰もが一度は経験する危険な場面ですね。
楽しい雰囲気も一瞬で凍りつく局面です。相手が本当にド忘れてしているということもあるため、安易に乗っかって地雷を踏まないように、真実はどちらかを見極めなければなりませんが、どちらも疑心暗鬼に陥ると薄氷の上を歩くが如く、言動の探り合いが続いたりして、大層ギクシャクしてしまいます。特に映画館や料理屋での会話で、このようなことは起こりがちです。映画館でこれをやってしまったら、教育的指導程度で済む場合は多いですが、旅行先でやってしまったら、その後の長い道のりを考えると致命的ですのでご注意下さい。



さて、今回の舞台は山。山登りの場合はどうなのかというと、




senae:「トツちゃん以外と、行ってるわけ無いじゃない~」


そうです。映画や料理屋とは違い、山登りは、そう簡単に出来るものでは有りません。だからこそ、多くを語らず、貴方(貴女)だけなのよアピールは、最善の回答といえるのです。後は相手が「じゃあ、やっぱり行ったこと無いんだな」/「じゃあ、もしかしたら行ったのかもな」などと勝手に解釈をしてくれることでしょう。
この場も、そんな模範解答のお陰で、凍った空気も一瞬にして雪解けを迎えることとなりましたし、そのセリフを喜んだトツちゃんは、家でカレーを作り出したりと素敵な結末になったとか、ならないとか。
=====

オフ山行を多く繰り広げられている皆様、コラボで数多く山に登られている皆様、くれぐれもご注意下さいませ。



※ このシチュエーションは、あくまでもフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです。
似ている名前に心当たりがあったとしても、自分の心の中だけにとどめておいて、温かく見守ってあげてください。ふふふっ。

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22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
若かりし頃・・・ (河童)
2009-05-22 07:39:14

>映画館でこれをやってしまったら、

 この映画を観た事を言えずに、
何度も同じ映画を観た経験があります。
分かります… (かいねこ)
2009-05-22 07:47:29
>河童さん

映画は一人で見に行くものと考えていた悲し…若かりし頃。そんなこともありましたね(しみじみ)。
…あ、河童さんは、同じ映画に何人もでしたか(爆)。
地雷 (小太り親方)
2009-05-22 12:47:30
>多くを語らず、貴方(貴女)だけなのよアピール


普通はやけに汗かいて多弁になってしまうところを、ぐぐっと抑えて『多くを語らず・・・』
いやいや、なかなか出来ない大人の対応ですなぁ。リアリティに溢れた教訓、勉強になります。
オトコは黙ってヱビスビール(←違うって) (かいねこ)
2009-05-22 13:08:47
>小太り親方さん

すみません…こんな記事になってしまいました(汗)。まだ、御本人の了解を頂いていませんし…あ、フィクションでしたっけ(笑)。

「あ、あれだよ、あれ。二年前の冬に行っただろ。あ~、もしかすると違う尾根と勘違いしているのかも知れないなぁ。ん、もしかすると、あの時は、オフ会だったかな。自分もちょっと勘違いしてるかもしれないなぁ…はっはっは」
↑追い詰められたら、こんなですよね(汗)。
事故らないように、冷静な判断が大切です。気をつけましょうね、親方さんも(笑)。
↑ ってことは・・・。 (さるや)
2009-05-22 17:06:29
男はみんな 「 事故車 」 だって 考え方であってますか?先輩 ヾ(´▽`) 
なにせ・・・あまり 経験がないもんで・・・。
事故車 (かいねこ)
2009-05-22 21:14:20
>さるやさん

いやいや、そんな事ありませんて。ただ疑われると、何となくドギマギしてしまうものなのですよ。そこをどっしり構えて対応が出来るかもどうかが、ステキな大人かどうかということなのでしょうね。
では何故、ドギマギするのかといえば…心暗い部分がある…訳では無くて、責められると弱いんでしょうね、悲しいかな。
↑ はい \( ̄□ ̄;)!! (河童)
2009-05-22 21:23:44
そっ、そのとオリデスヨ

サ・ル・ヤ・・サ・・・ン・・・・・。
うへぇ (かいねこ)
2009-05-22 21:26:44
>河童さん

ダメですよ~。
皆さんコメントし辛くなるじゃないですか(笑)。
Unknown (アランチャ)
2009-05-23 16:58:05
>ダメですよ~。
ということで、河童さんに「指導」(笑)
指導の内容は、tochikoさんにお任せする、ということで、いかがなものでしょうか。(^^ゞ
単純に (トシちゃん)
2009-05-24 21:44:11
sanaeがアルツハイマーになりかかっているだけですよ(笑)
自分は完全になっちゃっていますが・・、
ほらっ! よく言うでしょ
年取ると昔の事はよく覚えているが、最近の事は思い出せないって!!

アッ フィクションでしたね!

>男はみんな 「 事故車 」 だって・・
>そっ、そのとオリデスヨ サ・ル・ヤ・・サ・・・ ン・・・・・。
いやいや さるやさん、河童さん みたいに純情な人ばかりではないですよ~!
男は「修理車」で女が「事故車」の場合も多いのでは・・。

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