本当に 華やかなのに 清楚で上品
という 一見矛盾した要素をあわせもつ芍薬
牡丹は 華やか過ぎて高慢ちきな感じがするし
百合の花は 寂しすぎたりどぎつすぎたり
なんだかにおいもツンツン冷たい感じ
ということで、私は芍薬が好き
もっとも 私の芍薬好きは比較的新しく
息子の始めての五月のお節句に
何気なく買い求めた切花の芍薬のつぼみが
花瓶の中で 見事に咲いていく様を見て
とりこになってしまった ということだから
出会ってからまだ１０年経っていない
でも、梅・日本水仙と並んで
私の好きな花ベストスリーの座を
あっさりと獲得してしまった
今年はつぼみが惜しくて
摘蕾できなかったので 花が小さいが
来年は思い切って １茎１蕾に摘蕾して
大輪の花を咲かせよう！
またまた 楽しみが増えて嬉しい
My small flower bed
とうとう
とうとう 咲きました 芍薬
この芍薬の苗は
向ヶ丘遊園という遊園地がなくなるときに
開かれていた 園芸展で買い求めたものです
ピンクと白の二株を買おうと、選んでいると、
妙齢のご婦人二人連れが
「あら、お若いのに芍薬はむりよぉ～」
「そうよ、肥料っくいで、全然咲かないのよ」
「私たち、ふたりともダメだったものね」
などなど
お店のオジサンの前で
延々咲かせるのは無理だから
およしなさい
というオバサマ方を振り切って
買い求めたものです。
その後、住んでいたマンションのご好意で
地植えにしていたのを
引っ越す時に掘り出すのがまた一苦労
山芋のごとく 深く深～く根が張っていて
私では掘り出すことができず
つれあいに掘って貰って
それでもかなり根を痛めてしまっての引越でした
それから２年
やっと やっと 咲いてくれました
夏の暑い中 花壇の土を５０センチ以上掘り
ゴロ石や配管のゴミやコンクリの破片などを取り除き
堆肥や腐葉土をすきこんで
丹精こめて土作りをした甲斐がありました。
あの時のオバサマ方～
芍薬 小ぶりですが きれいに咲きましたよ～
日陰でもしっかり咲きます都忘れ
古いタイプのオステオスペルマムなので
天気がいい昼間 開花し
夜と天気が悪いときは 花が閉じます
午後の一時しか日が当たらないので
花数は少ないですが
それでも がんばって咲いてくれてます
固い固いつぼみです
なかなか咲いてくれませんが
それでもすこしずつ ほころんでいるような…
このところ気温が低い天気の悪い日が
続いているせいでしょうか？
