夏、西表島のジャングルの中で、要注意生物の一つに挙げられるのが「ヤマンギ」です。「イワサキカレハ」という蛾の幼虫で、「山のとげ」の意を持つ名前の通り、毒毛を持つ危険生物です。体長は10㎝程で、木と同じ色をしているので、気づかずに触ってしまうことがあります。幼虫はよく見かけますが、成虫は見たことがなかったので、ネットで写真を探してみると、茶色のシブい蛾でした。生活史は、卵時代・一ヶ月、幼虫時代・九ヶ月、繭時代・二ヶ月、成虫時代一~二週間だそうです。成虫期は11月~1月なので、この冬は意識して探してみようと思います。
====== 西表島のぶず ======