ボンジュール・ド・パリ 別館

「ボンジュール・ド・パリ」の写真館およびアーカイブです。

シュークリームが食べたくなりました。

2005-12-03 | Cuisine (ARCHIVE)

タイトルの通り、シュークリームがすごく食べたくなりました。

シュークリームの正式名称って、シュー・ア・ラ・クレーム。クリームが入ったキャベツというフランス語なんですよね、どうやら。

・・・のわりには、シュークリームって売っているのを見たことがありません。
今のところ、シュークリームと聞いて我々が想像するものを売っているのを見たのは、日本人がやってるお菓子屋さんか日本食材店のみ。
私が普通のお菓子屋さんで見かけるのは、エクレアかプロフィトロールです(どなたかシュークリームを売っている普通のお菓子屋さんを見かけたら教えてください)。

エクレアはご存じのように、細長い形でチョコレートかコーヒークリームがかかったもの。プロフィトロールとはプチシューが重なっていてツリー状になっていて、そこにチョコレートがかかったものです。カフェなどでデザートとして注文するプロフィトロールにはアイスクリームが入っていますが、お菓子屋さんに並べられているのには何が入っているのかは知りません。

というわけで、シュークリームが食べたくなると、とっても困るのです。

それでもここ5年間ほどはそれほどシュークリームが食べたいと思ったことはなかったので、無事に過ごしてきました。

が、ここにきてどうしても食べたくなり・・・。

作ることになりました。

私にしては珍しく、今日はもう買い物を済ませていたのに、いざ作ろうと思って見てみるとパラフィン紙がなかったので、またすぐに買い物に出るくらいの気合の入りよう。
普段ならまた出なきゃいけないと思うと面倒臭くなってあきらめるんですけどね・・・。シュークリームへの情熱は、これくらいのことじゃ冷めなかったわけです。

ただ、日本にいた頃は一時よくお菓子を作っていましたが、シュークリームとなると最後に作ったのはいったいいつのことか・・・。10年くらい経ってるような気もします。

シュークリームって作り方はとってもシンプルなんですが、生地の練り具合、オーブンの温度など、微妙な違いで膨らまない・・・などというとても悲しいことが起こります。果たしてうまく行くか、とっても不安でした。

生地を作って、いよいよ天板に絞り出す作業。
絞り袋の口金が小さかったので、大きめ大きめに絞りだしました。

そしていよいよオーブンへ。
ドキドキしながらオーブンの前で観察していましたが・・・。

・・・失敗。あまり膨らみませんでした。

たぶん絞り方が悪かったんだと思います。なんだか高さ3cmくらいのおせんべいになってしまいました。
ま、クリームを挟んで食べれば味に変わりはないんですけどね・・・。

生地が残っていたので、2回目にチャレンジ。

今度は少し小さめに絞り出して見ました。

すると・・・。

今度はなんとかうまく行きました♪

早速カスタードクリームを作ってティータイム。

でももう一つコツがつかみきれていないような気がするので、もう一回作ってみることにします。凝りだしたらやめられない・・・悪い癖です。