目が点

８月２日

　いやあ、今日も暑かった。蝉の鳴き声に季節を感じながら汗をかく。まさに夏！

　そんな夏の暑さが一瞬でふっ飛ばされたのが夜の１０時前・・・

　９時過ぎ。僕が寮に戻ってきたら、食堂で後輩たちが固まってテレビを見ていた。彼らが見ていたのは今年何回目かになる世紀の一戦。画面を見やったら５ラウンド目が始まった所。どんな感じなのと後輩に聞いたら１ラウンドでいきなりダウンを取られたらしい。ふぅーん、やっぱ世界ランカー相手やったら厳しいわなあ・・・。相手の手が止まらない。うるさいジャブが亀田のガードを抜けて気持ちよく当たる。こーりゃあかん。相手の方が上やわ。ラウンドが進んでも展開は変わらない。盛り上がってこないなあ。だもんで、見ている途中からリングサイドの有名人に目が行く始末。

　で、よそ見をしている間に試合が終わる。

　判定。聞くまでもないな。そう思って椅子から立ち上がろうとした。すると二人目の判定がなぜか亀田。んっ？！どういうこっちゃ。直後リングアナが興奮気味に読み上げたのは浪速の闘犬だった。

　い～～～っ!!!

　そんなんできるんですか？

　思わず内場勝則!!!まあ、大人の世界だからなんでだろうとは思わないが、この試合が横浜アリーナじゃなくって後楽園ホールやったら間違いなく暴動になってるな。

ボクシングファンが悲しくなる試合をしてくれてどーも。

というのが僕の感想ですわ。