株式会社Interbau

札幌にて、ブランド家具/製作家具/カーテン/西洋漆喰を販売している会社の取締役が書く日記ブログ

田舎の実家にある何気ない椅子

2012-05-22 09:26:50 | 家具のうんちく

私の田舎は、前回にもお話ししましたが、赤平市にあります、2年前に内外装を自分でリフォームしました、部屋間の仕切り壁は全部取っ払いワンフロアーに、そこに以前から、持っていた好きな椅子を置き、眺めております。この椅子は、「ワシリー」と言うチェアで、空間に置くだけで、絵を壁に飾っているような役割を果たします。

マルセル・ブロイヤー(1902~1981)世界初のスチールパイプ椅子

バウハウス一期生ハンガリー出身の建築家・インテリアデザイナー。1902年ベックスに生まれる。
マルセル・ブロイヤーは1925年に世界最初のスチールパイプ椅子を制作。工業部材を用いた斬新な発想の作品を次々と世に送り出した。建築においてもモダニズム建築から彫塑的作品まで幅広い作品を制作。代表作はパリのユネスコ本部ビル、NYのホイットニー美術館などがある。1902年にハンガリーのペックスで生まれた彼は、最初はドイツやフランスの前衛的なデザインの世界から離れた位置にいた。しかし、雑誌などで前衛的な世界を知り、美術を学ぶ為にウィーンへ行き、そこで、ワイマールにバウハウスが設立されることを知り、1920年にそこへ移った。当時の家具工房のフォルムマスターであったグロピウスは彼の才能を見抜き、家具のデザインを勧めた。初期の作品には布張りの木製のもので「アフリカンチェア」がある。やがて、幾何学的で水平と垂直を意識したシンプルな形のデザインへ変わっていく 1925年に自転車のフレームからインスピレーションを得て、家具にスチールパイプを使いはじめる。1928年までデッサウのバウハウスで教えた後、3年間ベルリンで建築とインテリアデザインに取り組んだ。このころの作品に「デ・フランチェスコ・アパート」「ラウム邸」がある。1935年グロピウスと共にイギリスで2年間を過ごした彼は、F.R.S.Yorkeと共同で多くの建築に参加したり、プライウッドの曲げ木の家具のデザインをしている。 1968AIA金メダル受賞している。

                 

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地方出張のたのしみパート2

2012-05-21 16:37:35 | グルメ

先日帯広から引き揚げてきた張り替えの椅子の修理が完了しまして、このたび18日に納めに行ってきました。行きは午後から出発したので新得には2時過ぎに到着、帯広迄の裏道を、まずは腹ごしらえと思いながら走っていると、道横にマタマタ看板が、美味しそうな、感じなので寄り道してみよう・・・・時間が中途半端なので、心配して行くと3時までとの事、よかった~注文したそばは、私の定番で地鶏セイロ十割そばではあるが、歯ごたえがあり・・・美味しい・・・御主人が、食べている途中にうどの葉とタラの芽のてんぷらをどうぞと出してくれました。旬の山菜のてんぷら美味しく頂きました・・・・御馳走様でした。

 

 

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会社近くのそば家

2012-05-16 13:24:21 | グルメ

今日は、天気がぐずついて雨がパラパラと降ってきて・・・久しぶりにパーとランチにでも社員をひきつれて、私が見つけた、美味しいそば家があるので其処に行きました。ここのお店は、普通の住宅をお店に改装し山形県地方の板そばで太麺の十割そば(5㎜角位)と、二ハそばの細麺(普通の太さ)の2種類です以前に来た時は太麺を頂きましたので、今回は、細麺の「つけ鴨板そば」を注文しました。つけつたれは、ほんのりゆずの味がし・・・たれはやはり熱い方が・・・いい感じです・・・・・・御馳走様でした。

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地方出張のたのしみ

2012-05-14 13:53:36 | グルメ

先週帯広に行った「5月11日」は張り替えの椅子を積み、帰りは狩勝峠を通り、富良野経由で帰ろうとひたすら峠を目指すと、途中の新得町の町並みを過ぎしばらく国道を走ると、手打ちそばの看板が・・・・あ・~・~看板の誘惑にかられ、そばが好きな私は、思わずハンドルをきり、気が付くと、「そばレストラン 玄穣(げんじょう)」の入口に・・・・ここのお店は「一休」そば、いわいる つなぎ粉1:そば粉9の分量で、イッキュウと呼ぶのである、注文したそばは、「新得地鶏南蛮せいろそば」を注文しまして、冷たいそばを、熱い付けたれにつけて頂くそばです、たれの中に地鶏らしき肉が3つぐらい・・・・・・・御馳走様でした。

 お中が満腹になり、さあ・・ゆっくり走って行くかーと、気合いをいれひたすら峠に向けて走り出す、南富良野から国道38号線美人街道を東山地域を超えかなやま湖過ぎると、もう富良野は目の前と思っていると、なんと美しい風景が、目に入ってきて、思わずカメラを取り出し車の窓から手を延ばしパチリ・・・正面の山は北の峰連峰左右は桜の花が満開とは、こんな風景に会えるなんて、なんと運が良いのだろう・・・・・

 

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北欧のシンプルな椅子の張り替え

2012-05-14 13:15:10 | 家具のうんちく

先週の5月11日に帯広へ行って来ました、2007年10月に納品したアルテックの椅子の張り替え依頼があり、一旦引き取りに行きました、6脚入れたのですが、座のバンドが擦り切れているのは4脚なので、4脚だけの張り替えです。今回の張り替えは、フィンランドのメーカーが張ってきたバンドではなく、ナイロン製で強い国産のバンドをお勧めしました。新しいバンドの色は茶色のリクエストで雰囲気がガラリと変わるのではないかと思っております。この椅子は、フィンランドの 建築家であるアルヴァ・アアルトが妻アイノ・アアルトらとともに、1935年に設立したartek(アルテック)。北欧モダンを代表するフィンランドの家具ブランドです。コンセプトは、artekart(芸術)とtechnology(技術)の融合。「arttechnology」の融合により、モダン家具を追求するという先進的な試みを行ってきました。木材を近代的な素材として確立し、確かなフォルムと安定した品質で大量に供給できるようにしたartekの技術は現在も変わらずに引き継がれています。ひとつひとつが正確で芸術的なartek技術の功績は高く評価され、70年以上経った今でも世界中で多くの愛用者を獲得しています。素材を活かした温かく柔らかなフォルム。北欧フィンランドから届くartekの家具は、人と木の温もりを感じる、心の和むデザインです。

Alvar Aalto (アルヴァ・アアルト)

1898-1976年。
1898年フィンランド中西部のクオルタネにて生誕。
20世紀を代表するフィンランドの建築家で自然素材を近代建築へ巧妙に取り入れ、温もりのある作品で知られるモダニズム建築の巨匠です。人の生活を中心に考えられた建築・家具・照明器具・ガラス器など自然なフォルムでどんな空間でも調和するデザインで幅広く活躍しました。フィンランドをこよなく愛し、素材を活かした温かなオーガニックデザインで近代的感覚を取り入れた作品を数多く残し、世界のミュージアムにおいて永久貯蔵品と認定されている作品も多数。その後、一連のスツールを次々にデザインし、国内外に販売するため、1935年、アルヴァー・アアルトと妻のアイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス・グスタフ・ハールとで artek(アルテック)社を設立する。

Before

 After

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