こんばんは インスパイラル ブログです。本日の「フランス・シルモ展眼鏡三昧レポート」！は、昨日の「ラフォン工場見学②」に引き続き、工場内で見せていただいた作業工程やその様子でございます！昨日は、デザインを起こす工程から、フレームを削り出す工程までをお伝えいたしました！
コチラを！そして、今日は「磨き」から「完成」までの工程をご覧いただきたいと思います！
④削り出されたパーツは、「バレル研磨(ガラ入れ)」という工程に突入です！
バレル(樽のような)器具がいくつもあり、グルグルと回っています！
中を覗くと、こんな状態！
何やら、粒々の中にメガネのパーツらしきものが見えますね～！
実はコレ！木のチップの中にメガネのパーツを入れて、一緒に回転させることで、削ったまんまの状態のエッヂを落としたり、艶を出したりしているのです！
※研磨の程度によりガラ(中のチップ)は色々な種類があり、回転時間や速さ、場合によっては気温・湿度まで管理されていたりもします！
このバレル研磨で、完成品に近い艶やかで美しい状態にググッと近づきます！
その後、磨きが終わったパーツのチェック！
この検品作業が仕上がりまでの各工程で何度も繰り返され、「徹底した品質保持」がなされておりました！
⑥ヒンジの取り付け！
右の画像がヒンジ埋め込みマシーン！
ガシャコンガシャコンとスタンプに様に取り付けます！
⑦テンプルパーツも同様に！
研磨や検品！
そして、シューティングと言われる方法でテンプルに芯金を入れる工程を経て、
ヒンジパーツが取り付けられ、また一段と完成へと近づきます！
⑧その他にも、様々な行程があります！
今までは主にプラスチックフレームを扱った画像でしたが、メタルパーツも作られておりました！
溶接したり、
カラーリングをする作業なんかありましたね～！
(左は、メタルカラーのカラーサンプルです！)
これは、アクリルのデモレンズを削る機械！
超細かな工程を担う超ハイテクマシーンは、時計の産地でもあるお隣の国スイスの機械！
さらには、
こんな細かなパーツまで作られておりました～！
(ちなみに、これは新作サングラス「BERMUDES(ベルミュードゥ)」の珊瑚パーツですね！)
⑨最終検品！
組み上げられたメガネ(サングラス)は、この最終検品にて一本一本厳重にチェックされます！
⑩そして、出荷されていくのです！
多くの工程があり、それぞれのスペシャリストが丁寧に作り上げていくことで完成するメガネ！一本のメガネに込められた時間と技術と、そして多くの人達の想い！それを知った私は、前よりも心なしか眼鏡に重さを感じるようになりました！
それでは最後に、今回見学させていただいた「ティエリー社について」お話します！
『ティエリー社は1971年バレル研磨専門に創業した会社で、当時メガネデザインをスタートしたラフォンのプロトタイプの研磨を以来したのが、ラフォン社とティエリー社が取引きを始めたきっかけだそうです！はじめは太陽の光で作業していたそうで、当時の建物は窓も南向きに作られていたとか！
そして、当初はバレル研磨だけだった工場も、ラフォンからの要望に従って少しづつ部門を増設しながら事業を広げ、1978年にはラフォン社と正式な提携をしています！
ちなみに、この方が初代でフランスで木のチップを使う研磨を始めた最初の方なんだそうです！その手が、長きにわたり眼鏡に携わってきた歴史を物語っておりました！
そして今回ナビゲートしてくださったジョエル・ティエリーさんが、現在の２代目の社長でいらっしゃいます！言うまでもなく、ラフォンのコレクションづくりに欠かせない人物です！
現在工場は、「アセテート月/フロント35,000本分(切削、溶接、研削、金具溶接、研磨など)」「テンプル30,000組」「メタル月/20,000本分(ロー付け、研磨、コーティング・カラーなど)」、毎月45,000本平均のフレームを生産しています！
ラフォン社が6割を占めておりますが、他にも某有名ブランドのメガネ(サングラス)も作っています！』
ということで、ラフォンの工場見学ツアーのレポートでございました～！
最後は、「ラフォン工場編①」でもご紹介させていただいた皆様との記念撮影にてお別れです！
本当に楽しく、そしてとっても貴重な体験でございました！また、いつの日か行きたい！と強く思いました！
今回ご一緒させていただいた皆様！本当にありがとうございました～！
また、現在インスパイラルでは、全世界で絶賛されているイタリアの展示会で発表されたコレクションを中心に、ラフォンのメガネ＆サングラスをドド～ンとご覧いただける「ラフォンお披露目会♪」開催中です！ラフォンの素晴らしきコレクションを、是非ともご堪能くださいませ！
それでは、また明日お会いしましょう！おやすみなさいませ～い！
コチラを！そして、今日は「磨き」から「完成」までの工程をご覧いただきたいと思います！④削り出されたパーツは、「バレル研磨(ガラ入れ)」という工程に突入です！
バレル(樽のような)器具がいくつもあり、グルグルと回っています！
中を覗くと、こんな状態！
何やら、粒々の中にメガネのパーツらしきものが見えますね～！
実はコレ！木のチップの中にメガネのパーツを入れて、一緒に回転させることで、削ったまんまの状態のエッヂを落としたり、艶を出したりしているのです！
※研磨の程度によりガラ(中のチップ)は色々な種類があり、回転時間や速さ、場合によっては気温・湿度まで管理されていたりもします！
このバレル研磨で、完成品に近い艶やかで美しい状態にググッと近づきます！
その後、磨きが終わったパーツのチェック！
この検品作業が仕上がりまでの各工程で何度も繰り返され、「徹底した品質保持」がなされておりました！
⑥ヒンジの取り付け！
右の画像がヒンジ埋め込みマシーン！
ガシャコンガシャコンとスタンプに様に取り付けます！
⑦テンプルパーツも同様に！
研磨や検品！
そして、シューティングと言われる方法でテンプルに芯金を入れる工程を経て、
ヒンジパーツが取り付けられ、また一段と完成へと近づきます！
⑧その他にも、様々な行程があります！
今までは主にプラスチックフレームを扱った画像でしたが、メタルパーツも作られておりました！
溶接したり、
カラーリングをする作業なんかありましたね～！
(左は、メタルカラーのカラーサンプルです！)
これは、アクリルのデモレンズを削る機械！
超細かな工程を担う超ハイテクマシーンは、時計の産地でもあるお隣の国スイスの機械！
さらには、
こんな細かなパーツまで作られておりました～！
(ちなみに、これは新作サングラス「BERMUDES(ベルミュードゥ)」の珊瑚パーツですね！)
⑨最終検品！
組み上げられたメガネ(サングラス)は、この最終検品にて一本一本厳重にチェックされます！
⑩そして、出荷されていくのです！
多くの工程があり、それぞれのスペシャリストが丁寧に作り上げていくことで完成するメガネ！一本のメガネに込められた時間と技術と、そして多くの人達の想い！それを知った私は、前よりも心なしか眼鏡に重さを感じるようになりました！
それでは最後に、今回見学させていただいた「ティエリー社について」お話します！
『ティエリー社は1971年バレル研磨専門に創業した会社で、当時メガネデザインをスタートしたラフォンのプロトタイプの研磨を以来したのが、ラフォン社とティエリー社が取引きを始めたきっかけだそうです！はじめは太陽の光で作業していたそうで、当時の建物は窓も南向きに作られていたとか！
そして、当初はバレル研磨だけだった工場も、ラフォンからの要望に従って少しづつ部門を増設しながら事業を広げ、1978年にはラフォン社と正式な提携をしています！
ちなみに、この方が初代でフランスで木のチップを使う研磨を始めた最初の方なんだそうです！その手が、長きにわたり眼鏡に携わってきた歴史を物語っておりました！
そして今回ナビゲートしてくださったジョエル・ティエリーさんが、現在の２代目の社長でいらっしゃいます！言うまでもなく、ラフォンのコレクションづくりに欠かせない人物です！
現在工場は、「アセテート月/フロント35,000本分(切削、溶接、研削、金具溶接、研磨など)」「テンプル30,000組」「メタル月/20,000本分(ロー付け、研磨、コーティング・カラーなど)」、毎月45,000本平均のフレームを生産しています！
ラフォン社が6割を占めておりますが、他にも某有名ブランドのメガネ(サングラス)も作っています！』
ということで、ラフォンの工場見学ツアーのレポートでございました～！
最後は、「ラフォン工場編①」でもご紹介させていただいた皆様との記念撮影にてお別れです！
本当に楽しく、そしてとっても貴重な体験でございました！また、いつの日か行きたい！と強く思いました！
今回ご一緒させていただいた皆様！本当にありがとうございました～！
また、現在インスパイラルでは、全世界で絶賛されているイタリアの展示会で発表されたコレクションを中心に、ラフォンのメガネ＆サングラスをドド～ンとご覧いただける「ラフォンお披露目会♪」開催中です！ラフォンの素晴らしきコレクションを、是非ともご堪能くださいませ！
それでは、また明日お会いしましょう！おやすみなさいませ～い！
