奄美自然観察記

高のフィールドより

ハエがまとわり付いていた  コクラン

2016-05-21 23:45:08 | 植物




今日も朝から雨が降り続いたので、この間「ウォーキング観察会」の下見の時見たものです。森の中で咲いていたのは、ラン科のコクランです。花はユウコクランにそっくりですが、「ずい柱」と呼ばれる花の先端が緑色味を帯びて(ユウコクランは黒紫色)、葉は枚数が少なく、小さくこじんまりとしています。「花は、唇弁がめくれ上がり、ずい柱のほかに、背萼片(上萼片)とか側萼片、花萼片などと呼ばれる棒状の花弁が、湾曲して伸びています。よく観ると、花に不明なハエが止まっています。花粉の運び屋かも知れません。

10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きゅうだか、ひかんまらあむぃぬ降り続きょうたんかな、こねだ「ウォーキング観察会」ぬ下見ぬとぅき、にしゃんむんだりょっか。山ぬ中じ咲しゅたんや、ラン科ぬコクランだりょっと。花やユウコクランとぅむる似しゅんじゃが、「ずい柱」ちいゃっとぅん、花びらぬ先ぬ緑色ぶぇっとしゅてぃ(ユウコクランや黒紫色)、葉や枚数ぬいきらさしゅてぃ、いなさし、たなぐりっくゎしゅりょっと。花や、唇弁ぬまんぐとぅてぃ、ずい柱ぬほかに、背萼片(上萼片)ちんきゃ側萼片、花萼片ちんきゃ、いゃっとぅん棒にししゅん花びらぬ、なあり曲てぃぬどぅりょっと。ゆんまにいば、花ち名ぬ判らんハイぬ止まとりょうたが。花粉ば運びゅんハイかもわからんど。

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