いのっちGM9

私が所属している「TEAM OLIVIER」で、なんちゃってGMをやってます。

近鉄

1999-09-03 22:34:35 | 野球
 今日は、衛星放送の「近鉄対西武」の試合を見る。
「いけぇー近鉄!!」。ダイエーのメガホンを持って応援!!

 ダイエーのためだけではありません。近鉄は、ダイエーの次にパリーグで好きなチームだから・・・。

 近鉄有利の展開だったのに・・・・11時過ぎまで試合は続き、結局は延長12回「10対10の引き分け」。

 明日はデーゲームらしい。プロ野球選手も大変だぁ。

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 私が近鉄が好きになったのは、1988年10月19日の出来事までさかのぼる。

 その年、常勝西武は1位でシーズンを終了しており、快進撃で追い上げる近鉄は残り2試合を残すのみ。

 日本シリーズまで日数が無く、その2試合はロッテ戦。ロッテとのダブルヘッター(1日に2試合)を2連勝すれば、近鉄は奇跡の逆転優勝を達成できる。1試合でも負けると、いや、1試合でも引き分けると、近鉄はその時点で優勝を逃してしまう。
近鉄にとっては、天国か地獄が決まる1日になった。

 第一試合。ダブルヘッターの場合は延長は無いので、9イニングで試合を決めなければならない。引き分けで終わりそうになったが、近鉄は勝ちに持ちこみ、なんとか優勝への望みをつなげた。

 第二試合、試合は延長となった。しかし、試合開始から3時間半を過ぎると、そのイニングで試合が終了となるその頃のパリーグのルール。ロッテも目の前での相手チームの優勝は見たくない。お互い熱の入った試合。
 その時であるロッテは、塁審の判定を不服とし、10分間の必要以上の抗議。無常にも、時間は刻々と過ぎて行く。
3時間半を経過し、近鉄の攻撃も終わる・・・。優勝がなくなって落ち込む近鉄ナイン。最後の守備へと向かう・・・。
 結局、その試合は引き分けに終わった。

 感動した。近鉄は負けなかった。でもペナントレースの敗者となってしまった近鉄。漫画や映画などで、これに似た物語はあったし、感動もした。
でも、この試合の感動には絶対勝てない。これは、実際に起こったノンフィクションの物語であるから。

追記:ロッテさん勘弁してくれ・・・。西武には弱いし、近鉄とホークスには強い。私にとって天敵!?
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ホークス試合無し、ライオンズ引き分けのためホークスのマジック再点灯ならず。