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東京、ライブ、ロックンロール

ライブの記録等。フライングアップルです。

MINAMI WHEEL 2018 感想「『SSWで編曲が面白いと感じたことは少なくそれで気になる』というのは良い観点かもしれないね」by G

2018-10-13 11:00:00 | ライブ
MINAMI WHEEL 2018 感想です。

見たアーティスト

1日目:ChroniCloop→おいしくるメロンパン→アイスカルフ→全力人間ランド→the seadays※1→the tiny→hoval→みかんサイダー→少年がミルク→CAT ATE HOT DOGS※2→マイアミパーティ※3

2日目:ナナヲアカリ→KITANO REM※4→Easycome→the moter's booth→宵待→中村亮一※5→all about paradise→ペンギンラッシュ→有澤百華※5→弱虫倶楽部※6

3日目:King Gnu→集団行動→KITANO REM※7→eill→ドアノブロック→Shift Control→村瀬真弓→キイチビール&ザ・ホーリーティッツ→上杉昇

※はミナホ本編以外。
※1 MEGANE WHEEL 2018@PARIS MIKI アメリカ村店
※2 トリップの先に、@難波artyard
※3 16ビートで寝カセナイブ@南堀江knave
※4 新星堂難波店インストアライブ
※5 ミナミ吠える !! 2018@心斎橋Slow Bird
※6 夜のムーンライトカモメ倶楽部@南堀江knave
※7 POTESARA WHEEL 2018@心斎橋歌う魚


思ったよりたくさん派生イベントに行っているな…。
3年連続3回目の参加です。まず特に印象に残ったアーティストの感想を書いていきます。

※CAT ATE HOTDOGSとKITANO REMさんは下記のリンクから
MINAMI WHEEL 2018 派生イベント等で見たCAT ATE HOTDOGSとKITANO REM
(むしろこの二組の感想が今回のミナホのメインです。)



初日。
おいしくるメロンパンはドラムの原さんがすごく進化していて良かった。一音一音がはっきり聴こえたし、強調されてほしいとこはされてたし、ドラムの音で曲自体もよりクリアになった印象。
推し曲「命日」初見でしたがやはり好きです。


少年がミルクも初見。想像以上にロックでボーカルも動きが激しく声とギャップがあり良い感じ。カルチャー色もあり女性ファン多かったな。


2日目。
ナナヲアカリさん、ヤマモトショウさんの曲を歌う以前から気になってたけど初見。純粋にボーカリストとしての能力が滅茶苦茶高くてすごかった。歌も声量も想像以上、ギターもひくし、動き含めた表現力もすごいし、ただただすごい。曲も良いしVJやフリを含めたライブ構成もはまってるし、そら売れる




宵待も初見でしたがナイスグルーヴかっこよかった。おどれる。ギター中心に全員が気の利いた音を出してました。下北沢GARAGEで見たいな。







3日目。
King Gnuはもう言うことないですね。井口さんのバンドの曲の雰囲気をぶち壊していくMC大好きです。曲途中に「はい、みなさん左右に手をふってくださいー」ってヌーのどんな曲でも合わないでしょ(笑)でもそのギャップが好きです。
あーサ◯◯との大阪ツーマンたぶんキングヌーだよなー。はー。



集団行動はテレビジョンも聴けてご機嫌。箱が狭すぎでしたね。



ドアノブロックは大阪初ライブ(セクフラちゃんは大阪来るのも初)。大阪で見てもメロディも編曲も抜群に良い。絶対そこは伝わっていたと思います。MCもセクフラちゃんいつも通りの自由奔放さだったし、思ったより大阪に受け入れられてたと思います。もしかしたら東京よりリアクションが良かったかも。

場所が18時からパンゲアというこれ以上ない好条件というのもありましたが、初大阪でもお客さんたくさん。持っていったCDは完売していてこれはバンドの実力ですね。

出番前にコンドーム入りのフライヤー配ってて、それで来たという人もけっこういたのがMCでわかり、作戦がうまくいきましたね。たしかにコンドーム配ってるバンドはいないわ。来年は夜の三角公園で配っても良いかもしれませんね(良くないかも)。

出番前ドアノブとの写真ツイート上げていたこともあってか、知り合いも数人観てくれたのですがリアクション良くて嬉しかったです。うち一人はイベンターさんで「企画呼びたい」とも言ってくれたので次に繋がると良いですね。
ドアノブ大阪ホームの箱はどこになるのか。



キイチビール&ザ・ホーリーティッツ。過去2回の台風中止の鬱憤をぶつける熱のあるライブでした。やっぱりタフネスさんのベースラインおもしろいわ。なんか聴くと幸せになるというのが終演後のお客さんの雰囲気からも伝わってきますね。
想像以上に右肩上がりでお客さん増えている気がします。



バンド感想はここまで。
以下は全体所感。


ミナホの目的と前準備について。
ミナホは「好きなバンドが大阪でどんなライブをするのか見る」というのと「関東ではあまりライブをしていない良いバンドを見つける」というのが目的です。後者が主目的。

前回まではミナホ出演者を総チェックしていたのですが、それだけではもったいないと思い、ミナホ派生イベントや同日程で開催されるミナミでのライブも可能な限りチェックして、出演者の音源を一通り聴きました。
正直この予習はそうとうしんどい。200組はYouTube聴くので(過去に聴いたことあるものは飛ばすので全出演者は聴かないで済みます)。

でもこれをやることにより、タイムスケジュール立てやすいし当たりのバンド見つけやすいし、何より今回はCAT ATE HOTDOGSとKITANO REMさんという「次もライブ見たい」と思えるアーティストに出会えたので良かったです。




ミナホで新たに気に入るのは東京ではあまりライブをやってないバンドがほとんど。なのでミナホで好きになっても次見るまでが結構間があいてしまうんですよね。

なんとかならないものか。無理なのはわかっていうんですけど、ライブハウスのブッキング枠を1つだけ買い取って、アーティストを呼んでギャラを払うとかできないかな。自分で企画するよりは低リスクなので。

まあでもブッキングは誰でも良いわけではないのでライブハウスと相当な信頼関係がないとできないのはわかります。

今年ミナホ行って「関西バンドぜんぜんわかんないな」と改めて思いました。往復新幹線と一泊で1万円くらいならもっと行くんだけどな(無理)。いっそ大阪に一年くらい住みたいです。東京にいるよりは確率高く好きなバンド見つけられると思います。仕事東京だから無理だけど。




全体的なバンドの傾向。
以前に比べるとヤバTのような音楽を使って楽しいことをする(だからといって曲が悪いわけではない)関西バンドが減っている気がします。曲の良さで押してくるバンドが増えてるような。僕がそういうバンドをピックアップして見てるからなのかもしれませんが。岡崎体育ヤバTで極まったのかもしれませんね。新しい型ができると模倣する人ができて、やがて模倣ばかりになり廃れていく、オリジナルは残る。これもその流れかも。




ミナホの雰囲気。やはり違いました。ここにかける熱がふつうのサーキットとは違う。ライブも一般的なサーキットのライブとは違うものが多い。どちらもそれは関西バンドが作り出している部分が大きい。関西バンドのミナホへの熱はどこから来るものなんでしょうか。

「昔からやってて自分が好きなバンドもみんな出ててるから出たい。いつか一番大きなステージ(BIG CAT)に出たい」ということなんだと思いますが、理屈ではわかるけどなぜあそこまでの熱になるのか。

あとミナホは公募制で、バンドから主催のラジオ局FM802へ応募しそれに通れば出演できます。
「誰と仲良くしてれば出れるとか事務所に入ってれば出れる」という話ではないのである意味公平なんでしょう。だからこそ純粋に出たいという気持ちが強くなるのかもしれないですね。



目標としている熱意が関東のバンドとは全然違う気がします。
行ったことない人でミナホに興味ある人は来ることを全力で勧めます。ちょっと普通のサーキット出はないです。

またeo music tryもそんな雰囲気あるので、関西バンドの人に「ミナホとは」「eo MUSIC TRYとは」を聞いてみたいな。

逆に関東バンドは出るだけでそんなに箔がつくわけではないので(出演料3万かかるし)、なにか残さなきゃいけないのかもしれないですね。
次回の大阪ライブの開催へつなげる。ライブに来てくれるCDを買ってくれる関西のファンを増やせる成果が欲しいかも。


備忘。ごはん
1日目:THE COFFEE COFFEE COFFEE→じねん(寿司)→日本酒 bar hana
2日目:座銀(ラーメン)→甲賀流(たこ焼き)→チェーンの居酒屋
3日目:十八番(たこ焼き)→551(豚まん)→串カツ田中
4日目:千とせ べっかん(肉吸い)→551(豚まん)

どこもおいしいか、会話が楽しいか、そのどちらもかでいい感じでした。


写真はコンドームつきフライヤー

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