イラストは、職員に作ってもらった、肝臓の形をした木をイメージにイラストにしてもらったものです。肝臓は体の中に根を張って栄養を吸収していろんな働きをしている木に見立てられることから、このイラストを作ってもらいました。
今日は、回診をしていて、患者さんに言われた一言を紹介したいと思います。
インターフェロン中の患者さんで、体の調子が悪くなり入院、何でも一人で頑張らないと、張り詰めていた気持だったようです。調子を整えるために入院して、気持を持ち直してもらおうと入院を勧めてみたのです。
そしたら、インターフェロンをしてる仲間がいて、励ましてくれる。こんなにうれしいことはないと。良かったですねと話してきました。
当院で入院治療する肝臓病は、ウイルス肝炎がほとんどです。ウイルス肝炎は、いまだに社会の偏見があり、地方に行くほど、近所づきあいを断られたり、地元の病院にかかると病気がわかってしまうと、わざわざ札幌まで来る方がいる病気です。また、ウイルス性の肝炎は、肝癌や肝硬変で亡くなっていくということが約束されているかのような、時限爆弾のような病気という面がいまだにぬぐえません。それを少しでも減らせるよう、インターフェロン療法などの辛い治療を頑張って受けていかなければならない。それでも、ウイルスが消失した人はラッキーですが、消失しなければ、ずっと病院と関わる必要があります。
私の勤めている病院は肝臓の患者さんが9割以上を占める内科病院、いわゆる肝臓専門病院です。私が全国初の肝臓専門病院としてできた稲積公園病院に参加したのは1995年それから、10年以上がたちました。今は経営が代わって稲積記念病院となっていますが、肝臓専門病院として、患者さん方がお互いに励まし合って療養している姿をみると専門病院として継続できたことに感謝しています。同じ病気を治療を苦労や苦痛を共感できる仲間がいるということは、健康なときには全く理解できなかった、癒しの効果があります。そして、より良い生活を目指す気持につながります。
もちろん、悪くなっていく場合には自分がその時期に入ってきたなと覚悟を自然と受け止めていけるという面もあります。専門病院として一番良かったと思うのは本当に患者さん、スタッフが気持を一つにしていける環境が整いやすいと言うことでしょうか。専門病院でなければ、えられない満足感や癒しがあります。もちろん、専門であるが故にできないこともあります。患者さんのニーズに合わせて、病院を選べるためにも当院のような専門病院は、必ず必要だと自負しています。
まだまだ、医者も含めてスタッフも成長過程ではありますが、日本一の肝臓専門病院になるんだと気合いは誰にも負けないと思っています。今日はなんだか、語ってしまいました。また、明日からがんばりますー。
今日は、回診をしていて、患者さんに言われた一言を紹介したいと思います。
インターフェロン中の患者さんで、体の調子が悪くなり入院、何でも一人で頑張らないと、張り詰めていた気持だったようです。調子を整えるために入院して、気持を持ち直してもらおうと入院を勧めてみたのです。
そしたら、インターフェロンをしてる仲間がいて、励ましてくれる。こんなにうれしいことはないと。良かったですねと話してきました。
当院で入院治療する肝臓病は、ウイルス肝炎がほとんどです。ウイルス肝炎は、いまだに社会の偏見があり、地方に行くほど、近所づきあいを断られたり、地元の病院にかかると病気がわかってしまうと、わざわざ札幌まで来る方がいる病気です。また、ウイルス性の肝炎は、肝癌や肝硬変で亡くなっていくということが約束されているかのような、時限爆弾のような病気という面がいまだにぬぐえません。それを少しでも減らせるよう、インターフェロン療法などの辛い治療を頑張って受けていかなければならない。それでも、ウイルスが消失した人はラッキーですが、消失しなければ、ずっと病院と関わる必要があります。
私の勤めている病院は肝臓の患者さんが9割以上を占める内科病院、いわゆる肝臓専門病院です。私が全国初の肝臓専門病院としてできた稲積公園病院に参加したのは1995年それから、10年以上がたちました。今は経営が代わって稲積記念病院となっていますが、肝臓専門病院として、患者さん方がお互いに励まし合って療養している姿をみると専門病院として継続できたことに感謝しています。同じ病気を治療を苦労や苦痛を共感できる仲間がいるということは、健康なときには全く理解できなかった、癒しの効果があります。そして、より良い生活を目指す気持につながります。
もちろん、悪くなっていく場合には自分がその時期に入ってきたなと覚悟を自然と受け止めていけるという面もあります。専門病院として一番良かったと思うのは本当に患者さん、スタッフが気持を一つにしていける環境が整いやすいと言うことでしょうか。専門病院でなければ、えられない満足感や癒しがあります。もちろん、専門であるが故にできないこともあります。患者さんのニーズに合わせて、病院を選べるためにも当院のような専門病院は、必ず必要だと自負しています。
まだまだ、医者も含めてスタッフも成長過程ではありますが、日本一の肝臓専門病院になるんだと気合いは誰にも負けないと思っています。今日はなんだか、語ってしまいました。また、明日からがんばりますー。