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RF75-300mmF5.6

2025年05月05日 | 機材について
キヤノンから新しい望遠ズームが発表になりました。

特長 RF75-300mm F4-5.6:レンズ交換式カメラ・レンズ

オンラインショップ価格で35,200円です。今使っているRF100-400mmF8が93500円なのでざっくり1/3という安価なレンズです。
1999年に発売された海外専用モデルEF75-300mmF5.6Ⅲと同じ光学系や駆動系を流用することで低価格を実現しているようです。そのためAF駆動はDCモータですし、手振れ補正機能もありません。

キヤノンはフィルムカメラのころから開発途上国の市場に合わせた、価格最優先のEOSを作っていました。
EOS 5000 - キヤノンカメラミュージアム
EF75-300mmF5.6Ⅲもこういった低価格機用の望遠レンズとして開発されたものでしょう。価格優先モデルの特徴として開発費削減のためでしょう、従来機種を極力流用しています。

こういったレンズがどれぐらい売れているかは判りませんが、まだEF75-300mmF5.6Ⅲが北米では販売されているところを見ると、ワールドワイドで考えるとまだ十分な市場があるものと思われます。
ただ判らないのは、なぜ日本市場でこういった商品を販売するかということです。EOSでは低価格機ではボディ内ISはおこなっていなく、レンズ側の補正機能によっています。RFレンズではほとんどのレンズで手振れ補正機能が組み込まれているので、問題は無いのですが、このような手振れ補正機能が無い望遠レンズでは当然手振れ補正がおこなわれません。
前期のようなレンズはEFレンズは国内では販売されることはありませんでした。それはここまで価格優先のモデルは日本市場にはそぐわないという判断があったのだと思います。

100-400mmF8はAFも高級ズームと同じナノUSMで爆速、テレコン対応で画質も良好、クローズアップも効き、コストパフォーマンスはすこぶる良好です。多くのユーザーはこちらを選んでおけば問題ないと思います。このレンズが高くて買えないが、望遠レンズは欲しい、写りはあまり気にしない。というユーザー向けでしょうか?あまり日本市場向けではないように思うのですが・・・




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