こんなことがありました。

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EOS M5 その2

2016年09月22日 | 機材について
EOSM5をシュールームで見てきました。ちょっと心配だったグリップ感ですが、EOSX7とはちょっと違いますが、同様に小指は余ってしまいますが、握りやすいグリップでした。ファインダーの見えも良好でした。
新レンズの18-150mmも高級感こそありませんが、高倍率ズームとしてはコンパクトで、AFのスピードも問題なさそうです。

意外だったのは、クロップ機能が無いこと。コンパクトカメラのデジタルズームと同じで基本的にはトリミングしているだけですが、一眼レフと違い、ミラーレスでは撮影時のファインダー画像も拡大されるので、使い勝手は普通の撮影と変わりません。他社のミラーレスではだいたいできるので、当然このカメラでもできると思っていたのですが、なぜかできません。再生した画像はカメラで自由にトリミングできます。
静音モードもありません。キヤノンの一眼では、ライブビューモード時のみ、先幕電子シャッターを使うモードがあって、レリーズ開始時は電子シャッターで、レリーズ終了時のみメカシャッターを閉じるモードを選択できます。この場合レリーズ開始時にメカ作動する部分がほとんどないので、メカブレを避けることができます。キヤノンのミラーレスはどうもこの先幕電子シャッターモードしか持っていないようです。メカシャッター後幕のみ。
つまりメカブレは最初から低減されたモードになっているわけです。他社ミラーレスだと、後幕も電子シャッターニするモードがあって、ほとんど音なしで撮影できるのですが、それは対応していないようです。

動画は撮らないので、実感はないのですが、動画系のスペックが弱いように思います。今までのMシリーズと違い一眼レフを使っていたユーザーも違和感なく使え、(特に高倍率ズーム付としては)一眼に比べコンパクトです。ではこれがKissの後継機かというと微妙な感じがします。
キヤノンの一眼レフは今年中級機からハイエンドまで、世代交代しました。個人的に注目しているのはF8対応AFです。まだ対応しているレンズが少ないようには思いますが、今後は増えてくると思います。
鳥や鉄道、スポーツ系は一眼、ファミリー、入門機はミラーレスといった住み分けをするのではないかと思うのですが、良く分かりません。まだEOSM5には出し惜しみ感があるのですが、これからも一眼のKissを出すのでしょうか?




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