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ニコンZ6Ⅲ触ってきました。

2024年06月21日 | 機材について
昨日、新宿御苑前で写真展見ていたのですが、ちょっと時間があったので、新宿のニコンプラザで新製品のz6Ⅲに触ってきました。

ミラーレスカメラ「Z6III」の発売に先駆け、ニコンプラザにてタッチ&トライおよび来場者限定キャンペーンを実施 | ニコンイメージング

会場は約10分交代で数人づつ入場するようで、10分ほど待つだけで触ることができました。

前機種のZ6Ⅱより55g増加して660gとやや重くなっていますが、これは許容範囲でしょう。Zfは24-120mmなど標準的なサイズのレンズを付けると、追加のグリップを付けないと持ちづらいと感じたのですが、Z6Ⅲは持ちやすいグリップがあり持ちにくさは感じません。上位機種のZ8は1回り大きくて910gありますから、持つとずっしり感があります。

ファインダーは明るいです。確かに逆光でシルエットになった被写体はきれいに表現されていました。ただここまで明るくしなくてもと感じました。まあ明るさは調整できますから明るいに越したことはないのかも知れません。
60コマ/秒設定で連写中のファインダーは途切れることなく、滑らかな表示でした。Z9のファインダーを見たときも驚きましたが、このファインダーにも驚かされました。

予想した通り、センサから画処理エンジンへの読み出しを高速化してきたわけですが、「部分積層型CMOSセンサー」はまったく予想外でした。産業用のセンサではしばらく前からソニーセンサーで使われた技術のようですが、全く知りませんでした。
業界最多有効1億2,768万画素の大型CMOSイメージセンサーを商品化
このIMX661の説明図では4つのチップをセンサの周辺に配置していますが、Z6Ⅲでは画面の上下に2つのチップが積層されているようです。もともとZ8等では高速処理が出来ていたわけで、センサ側さえ高速化できれば高速処理をおこなうことは実績があったわけで、「部分積層型CMOSセンサー」を採用することであまりコストをかけずに高速化が実現できたものと思われます。

$3500のZ8、$2500のZ6Ⅲ、$2000のZfとラインアップが揃ってきたので、次は$3000と$1500あたりだと思います。今回Z7Ⅲは発表されませんでしたが、出さない方が不思議です。Z6Ⅲのボディーを使い、6000万画素を積んだ画質重視のボディーは見てみたいものです。ソニーは8K対応の6000万画素センサをカタログで公開していますから、そのセンサの「部分積層型CMOSセンサー」版が採用されたとしても驚くことはありません。ソニーのカタログでは16ビットADも使えるようですから、フジフィルムの中判カメラ並み(幅では8mm短いだけ)のセンサと言えると思います。Zレンズの高解像性と相まって、大いにスチルカメラユーザーに受けると思うのですがどうなることでしょう。
$1500のカメラの候補としてはZfのセンサとEXPEED7を使ったZ5Ⅱが考えられますが、Z6ⅢからメカシャッターとEVFを除いたZ3?も考えられます。パナソニックのS9のニコン版ですね。ただZ6Ⅲのスペックから考えると、S9ほどいろいろな妥協はしなくて済むのではと思います。
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